2015年3月19日(木)
角川ゲームスが2015年に発売するPS Vita用RPG『英雄伝説 空の軌跡 FC Evolution』について、戦闘システムの新情報を紹介する。
本作は、日本ファルコムの人気RPG『軌跡』シリーズの第1作目にあたる『英雄伝説 空の軌跡 FC』をリメイクしたタイトル。フルボイス化をはじめ、BGMのアレンジやグラフィックのHD画質化、全キャラクタービジュアルの一新など、多数の要素がパワーアップをする。
各キャラクターは、戦闘時ににCP(クラフトポイント)を消費して、“クラフト”という固有技を使用できる。さらに、CPが100以上たまった時だけ、CPをすべて消費して強力な“Sクラフト”を発動可能。Sクラフトは、敵や味方の行動順に割り込んで発動できるため、その使いどころがバトルでは非常に重要となる。
▲CPが100以上たまったキャラクターがいる状態で△ボタンを押せば、行動順に割り込んで発動できる。なお、CPは200までためられる。 |
そんな戦局を左右する必殺技ともいうべき“Sクラフト”の演出が、今作では強化され、キャラクター個別のカットインイラストが挿入されるようになる。各カットインイラストは、すべて描き下ろしだ。
【Sクラフトの一部を紹介】
Sクラフト使用時のスクリーンショットが到着しているので、以下に掲載する。なお、カットインイラストの挿入だけでなく、Sクラフトの演出効果が全体的にパワーアップするとのことだ。
エステル
ヨシュア
シェラザード
オリビエ
アガット
本作では、フィールド上の敵シンボルを攻撃するための“フィールドアタック”が、各パーティメンバーに追加される。フィールドアタックにより、敵にうまく攻撃を当てシンボルをピヨリ状態にさせるなどできれば、エンカウント時に有利な状況でバトルを始められる。経験値の増加も見込めるので、積極的に狙っていこう。
▲ヨシュアの攻撃が、敵シンボルにうまくヒット! | ▲そのままエンカウントし、有利な状況で戦闘スタート。 |
なお、フィールドアタックにおける攻撃範囲、攻撃直後の硬直時間などは、キャラクターごとに異なる。新しいキャラクターがパーティに加入したら、先頭にしてフィールドアタックの使い勝手を試してみよう。
【各キャラクターのフィールドアタック特性】
・エステル……得意の棒術を使い、広範囲に攻撃を行える。
・ヨシュア……双剣を使った二連撃。発動が早くて使いやすい。
・シェラザード……鞭で衝撃波を発する。範囲が広く、遠くの敵にも攻撃が届く。
・オリビエ……導力銃で素早く敵を攻撃する。硬直は少し長め。
・アガット……重剣から繰り出される重い一撃。敵をノックバックさせる特性がある。
・クローゼ……剣を前に突き出す攻撃。発生は早いが、リーチは短い。
・ティータ……導力砲を敵に向かって発射する。着弾時の衝撃で敵を攻撃する。
・ジン……達人の技による正拳突き。発生が早く、敵の硬直時間も長い。
●奇襲・先制攻撃とバックアタック
フィールドアタックをうまく当ててからエンカウントすれば、奇襲攻撃や先制攻撃を仕掛けて、有利に戦闘を始められる。しかし、逆に敵シンボルに背後を取られる形でエンカウントすると、バックアタックとなってしまい、不利な状況でバトルが始まる。フィールド上の立ち回りに気をつけよう。
▲敵シンボルとエンカウントしそうな時は、なるべくフィールドアタックを仕掛けてからにしたい。 |
▲変に敵シンボルから逃げ回ると、後ろから仕掛けられてバックアタックになってしまうことも……。 |
●逃走時における成功確率の追加
奇襲攻撃や先制攻撃、バックアタックなど、エンカウント時の状況により、逃走コマンドの成功率が変化するようになった。逃走が失敗した場合は、行動順は使ってしまうが、逃走の成功率が10%アップする。
▲ヨシュアで逃走を試みるも失敗。しかし、次のシェラザードの番では、逃走確率が10%上がっている。 |
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