2015年3月23日(月)
今週に放送されるTVアニメ『ガンダム Gのレコンギスタ』の最終回に、富野由悠季総監督が新人声優・井荻翼として出演することがわかった。
▲富野由悠季総監督が73歳の新人声優・井荻翼としてアフレコデビュー。 |
収録は、レギュラー陣のアフレコ終了後に富野総監督がトリをつとめる形で、キャスト全員に見守られながら敢行。最終回の担当演出を務めた松尾衡氏からは「役を作りすぎ」と総監督に対してリテイクを出し、笑いをとる一場面もあったという。
▲最終話の1カット。 |
なお、最終回(第26話「大地に立つ」)では、主人公・ベルリは人類の争いを治めるために、親の遺産でもあるモビルスーツ“G-セルフ”を操り孤軍奮闘するストーリーの結末が描かれる。
ガンダムを使って脱ガンダムをするというテーマを自分の中に据え置きながらも、それができたのは“戦争の起源”を考えたからです。戦場で生き死にをしなければならなくなった兵士やパイロットたちは、お互いに憎悪はありません。戦争が起こり、そのような局面に直面せざるを得なかったから、戦ったにすぎないのです。
ですから、兵器という殺しの道具や戦場そのものがなくなってしまえば、1人のパイロットも普通の人になります。それは古今東西の戦場の真理です。
ですから、なぜ戦争が起こるのかといえば、その背景に政治や経済の問題があるからなのです。政治家たちの考え方次第ともいえるのです。そして今回の戦争は、大規模なテロであったのかも知れないのです。このような考え方を知って欲しい、と、次の世代の少年少女たちに申し伝えたいのです。
■第26話(最終回)「大地に立つ」 放送スケジュール予定
MBS……3月26日 26時25分~ (36分繰り下げ)
TBS……3月27日 26時30分~ (35分繰り下げ)
CBC……3月27日 27時09分~ (32分繰り下げ)
BS-TBS……3月28日 24時00分~
※その他、dアニメストア、バンダイチャンネルほかにて随時配信予定
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