2015年3月26日(木)
工画堂スタジオは、4月30日に発売するPS Vita用ソフト『白衣性愛情依存症』の新情報を公開した。
公開されたのは、大原かえでのキャラクターエピソードと、かえでを演じる今井麻美さんのコメント、本作の舞台となる帝都看護学校についてだ。
また、3月28日・29日に千葉・幕張メッセで開催されるイベント“コミケットスペシャル6”に、工画堂スタジオ(企業ブースNo.416)が出展する。ブース内では、『白衣性愛情依存症』新作グッズ“ショートストーリー集”をはじめとした物販が予定されている。
▲『白衣性愛情依存症』のショートストーリー集は、表紙イラストも本文もすべて描き下ろし。ゲームの前日譚として、メインキャラ5人のショートストーリーが収録されている。価格は1,000円+税。 |
数年に一度、特に優れた功績を残した看護師に贈られる“ナイチンゲール賞”。かつて、この賞の受賞が内定していながら、辞退した人物がいたという。
彼女の名前は、大原かえで。今は医療の現場を退き、帝都看護学校で教鞭をとっている。かえでは大幸姉妹、天藤いつき、武田さくやたちのクラス担任だ。人あたりがよく、笑顔と白衣の似合うかえでは、教え子たちにとても慕われている。ほんの少し天然気味で、たまに愛嬌のあるドジをするのも、彼女の魅力といえるだろう。あすかにいたっては、かえでを“白衣の天使”と呼び、理想の看護師としてあこがれるばかりだ。
優しく、時に厳しいかえでに導かれて、あすかたちは看護師としての知識と技術を身に付けていく。初めての病院実習を翌日に控えたその日、一通りの説明を終えたかえでは、あすかたちにこう告げた。
「明日、あなたたちはなにもしません」
かえでの言葉に戸惑う生徒たちだったが、翌日には、それぞれの現場で、この言葉の意味をかみしめることになる。
はたして、あすかたちの病院実習にはどんな出来事が待ち受けているのだろうか――?
▲大原かえで(白衣) |
――担当キャラクターの魅力と、演じてみての感想を教えてください。
とても柔らかい優しい性格の女性で、とても憧れますし、弱い部分もあるので、愛おしいなあと思います。
――印象に残った作中のエピソードはありますか?
天然的な失敗に、自分が気づいてないところがかわいいなあと思いました。
――自分のキャラクター以外で魅力的に思ったキャラクターは誰ですか? 理由もあれば教えてください。
いつきちゃんかな~、なんとなく★
――ユーザーに向けてひとことお願いします。
『白衣性』シリーズの最新作にまた関わることができて、とても光栄です。これからもみなさん、応援してくださいね!
▲大原かえで役の今井麻美さん。 | ▲大原かえで(私服) |
帝都看護学校は、帝都・東京の聖跡百合ヶ丘という街にある3年制の看護学校。1学年1クラス、定員60人。全寮制をとっており、生徒たちは付属の寮で生活を共にしている。
授業は、看護や医療の専門知識と理念を学ぶ座学と、看護師として求められる技術を身に着ける実習で構成されている。実習は、ベッドメーキングに始まり、清拭(せいしき)、寝衣交換、血圧測定、沐浴などさまざまだが、生徒たちにとって得に印象深いのが、医療現場に出て学ぶ“病院実習”だ。
学校が提携する病院に数名ずつ派遣され、実際に患者さんと接し、看護する。ミスが許されない命の現場に立つことで、学内では得難い学びを得て成長していく。
多くの経験を経て、2年目には戴帽式が催される。ナースキャップをいただくこの儀式は、参加した者が看護師としての責任感と自覚を持ついい契機となっている。
戴帽式(たいぼうしき)を終えれば、さらに本格的な病院実習が生徒たちを待っている――多くの課題や厳しい実習のなかで、毎年何人かは学校を去る生徒が出る。生徒たちは、互いに励まし支えあいながら、看護師になる夢へと向かって進んでいく。
(C)KOGADO STUDIO, INC.
※画像はすべて開発中のもの。
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