2015年4月2日(木)
数々のシューティングゲームを制作してきた池田恒基氏が制作総指揮を担当する、ケイブの新作iOS/Android用アプリ『ゴシックは魔法乙女~さっさと契約しなさい!~』。ケイブらしい弾幕STGを楽しめる本作のレビューをお届けします。
本作は、人の心が読める力を持った主人公(真少年)と5人の乙女が、世界“ジルバラード”を救うために魔物たちと戦うSTG。Xbox 360/AC/iOS/Androidで展開された『デススマイルズ』と同じ世界観を有しています。
シューティングファンとケイブファンなら必ずプレイしておきたい本作ですが、ビジュアルに惹かれて気になっている人はかなりいるはず。あまりの弾幕にたじたじになりつつもプレイしてみたので、感想を交えつつ紹介していきます!
本作の舞台“ジルバラード”は、“エンジェル”たちの活躍によって“魔物”から守られている世界。一時の平穏を得ていたジルバラードですが、新たな災厄によって魔物が徘徊するようになってしまいます。
▲ゴシック調のデザインが世界観を表していていいですよね。この文はすべてフルボイスで読み上げてくれます。 |
▲悪魔と契約したアンという女性。彼女の望みはいったい……? |
都心部だけでなく、平穏な町にまで魔物が出没するようになってしまった世界。そんな世界を救うのは、“救いの鍵”と呼ばれる主人公と5人の乙女ラナン、スフレ、カトレア、プルメリア、ロザリーです。乙女との契約によって翼を授かった主人公は、魔物たちを討伐していきます。
5人の乙女がものすごくかわいらしくて、私はビジュアルを見ただけで惚れ込んでしまいました。事前情報などで気になっている人もいるはずなので、スリーサイズや体重といったパーソナルデータとともに紹介しちゃいます!
▲自分を支えてくれるような女の子が好きな人には、ドンピシャな子! |
「お願い、私を救ってほしいの。あなたがいれば、私は私自身を倒せる」
鮮やかな赤毛の少女。つねに主人公の隣に立ち、彼の戦いを支えてくれる頼もしい子です。髪型のサイドテールがかわいらしいですよね。
誕生日 | 8月12日 |
年齢 | 16歳 |
身長 | 154cm |
体重 | 49kg |
スリーサイズ | B:84 W:58 H:85 |
血液型 | A |
▲「おにいちゃん」と呼んでほしい人はスフレちゃん一択でしょう! |
「おにいちゃんにぎゅーってしてもらうの」
ふわふわ癖毛の小さな少女。主人公を兄のように慕い「おにいちゃん」と呼んでいます。何かにつけてじゃれてくる、とってもかわいい妹キャラです。
誕生日 | 6月12日 |
年齢 | 11歳 |
身長 | 137cm |
体重 | 31kg |
スリーサイズ | B:73 W:49 H:77 |
血液型 | O |
▲どことなく儚い雰囲気を漂わせていて、本気で守ってあげたくなっちゃいます! |
「マスターならば大丈夫、そう信じています……」
青みがかった黒髪の物静かな女性。いろいろと博識ですが、世間知らずな面もあわせ持っています。ギャップ萌えが好きな人にはたまらないキャラですよ。
誕生日 | 10月10日 |
年齢 | 17歳 |
身長 | 167cm |
体重 | 55kg |
スリーサイズ | B:89 W:60 H:87 |
血液型 | AB |
▲とても優しい雰囲気をまとった女性。誰にでも優しいからちょっと嫉妬してしまいますが、それも彼女のいいところ! |
「心配いりませんわ。あなたさまには、わたくしたちがついておりますから」
包容力にあふれた大人の女性。慈愛にあふれた笑顔で、見るものすべての心を癒してくれます。スタイルも抜群で、胸のサイズとその谷間に注目!
誕生日 | 4月3日 |
年齢 | 19歳 |
身長 | 165cm |
体重 | 58kg |
スリーサイズ | B:91 W:63 H:88 |
血液型 | B |
▲ツンデレ好きにはたまらない性格の彼女。上流階級のお嬢様のような服装が似合っていてとてもグッドです! |
「あたしは別に、そんな仲よしグループに入ったつもりないんだけど」
凛とした雰囲気を持つ銀髪の少女。いつもそっぽを向きながら、視線は主人公を追いかけています。いわゆるツンデレキャラですね。
誕生日 | 12月26日 |
年齢 | 15歳 |
身長 | 149cm |
体重 | 43kg |
スリーサイズ | B:72 W:51 H:80 |
血液型 | A |
こんなにかわいらしい乙女たちとの旅路なら、どんな辛いことでも乗り越えられるはず! ちなみに私の一番お気に入りの乙女はプルメリアさんです。大きな胸……ではなく、その包容力で暖かく包みこんでほしいですね。
5人の乙女たちと出会いを果たした主人公は、世界を救うための旅に出発! まずは暴れているというジルバラードの“守り神”5体を止めるため、彼女たちに導かれるままに進んでいくのでした。
本作は、翼を授かった主人公をスワイプで操作して敵をショットで撃ち落としていくシューティングゲーム。スマホで遊ぶにはぴったりの縦スクロール画面を、ケイブ伝統の鬼弾幕が飛び交います。
難易度は“easy”、“normal”、“hard”、“death”の4つが用意されているので、STG初心者も上級者も自分に合ったレベルで楽しめるところがポイント。不慣れな人は、弾幕が少ないeasyで腕慣らしをしていくとよいでしょう。指1本で画面をスワイプするだけで思うままの方向に動いてくれるので、複雑な操作が苦手な人もすぐに慣れるはず。
▲画面に触れていれば攻撃はオートで発射されるので、基本的にずっと触れているのがオススメです。 |
▲“easy”の時の弾幕。敵が放つ弾がほとんどない初心者向けの難度。 |
▲“normal”の時の弾幕。ほどよくよけられるくらいの弾数。ちょっと慣れれば難なくクリアできます。 |
▲“hard”の時の弾幕。中級者向けで、弾をよけるのに集中しないと当たってしまうこともしばしば。 |
▲“death”の時の弾幕。上級者向けです。この弾数に慣れないとよけるのも難しいくらい弾が飛んできます。 |
主人公は“使い魔”を装備して戦場に羽ばたきます。使い魔には5種類の属性(火、風、水、光、闇)といくつかのショットの種類があり、これらを使い分けることがステージ攻略の鍵です。敵が苦手とするタイプの使い魔を装備して攻撃すれば、与えるダメージが増えますよ。
ちなみに使い魔は全部で5体装備できますが、ショットにかかわる“ショット使い魔”は2体のみ。残りの3体は、強力なスキルを発動するために必要な“サポート使い魔”になります。クエスト開始前に攻略に有利な属性を確認できるので、その都度装備する使い魔を変えていきましょう!
▲“ショット使い魔”は、右下のアイコンに触れると切り替えられます。3人のうち1人は、フレンドなどから借りたゲスト使い魔です。 |
▲“サポート使い魔”アイコンの右上にあるハートは、“ショット使い魔”と相性がいい証拠。相性がいいとスキルに“覚醒”の効果が付いて、効果が1.5倍になります! |
最初の使い魔は先ほど紹介した5人の乙女のうち、ラナン、スフレ、カトレアから選んで契約できます。この最初の契約なんですが、容姿やスリーサイズで選んでもまったく問題ないと思うので「この子だ!」と思った子を迷わず選択してください。
▲私はプルメリアさんの次に気になるラナンちゃんを選択しました! 絶対領域が素晴らしい。 |
主人公の周りに出ているリングは“マジカルリング”といって、この中に敵を入れた状態で倒すとスコアが2倍になるうえ、主人公の強化などに使える“マテリアル”を大量に獲得できます。
マジカルリングを意識しつつプレイすれば、高得点も狙えますよ。リングに敵を入れようとして近づきすぎるともちろんダメージを食らってしまうので注意しましょう!
▲この“マジカルリング”は敵を倒すと少し広がるので、より入れやすくなりますよ。 |
画面下部にあるハートに主人公と使い魔が重なると“ラブマックス”状態になり、一定時間ショットがパワーアップします。敵を攻撃するだけでキャラクターはハートに近づいていくので、気づいたらマックス状態になっていることが多々ありました。
▲ダメージを食らうと2人の距離は一気に開き、ハートから遠ざかってしまいます……。 |
ボス戦では、ボスの弱点に対応した玉(弱点玉)を破壊するのがもっとも簡単な攻略法です。ボス戦になると、使い魔のアイコンに「ここはまかせて!」とセリフが表示され、弱点玉を攻撃できる使い魔がアピールしてくれます。アピールしてくれた使い魔に変更すると、カーソルが付くのでそれを集中的に狙いましょう。また、弱点玉は壊しすと周囲の玉も巻き込んで連鎖爆発を起こし、ボスに大ダメージを与えてくれます!
連鎖爆発の瞬間はものすごい爽快感を味わえるので、ぜひプレイして感じてほしいですね。ちなみにボス戦では、弱点玉の他にも“攻撃玉”と呼ばれる属性を持った玉が出現します。攻撃玉の弱点となる属性でしか攻撃ができないため、注意しましょう。
▲攻撃玉は全種類の属性が出現します。攻撃できるものにカーソルの出るので、弱点属性を見極めて攻撃しましょう。 |
STGって難しいイメージがあるので、なかなか手を出しづらい人もいるかもしれませんが、本作は指1本という簡単な操作で遊べるうえに、難易度選択によって初心者から上級者まで幅広く楽しめるところもグッド! 少しでも気になった人にはぜひプレイしてほしいです!
▲“death”モードの鬼弾幕を体験したい人は、ぜひプレイしてみてくださいね。 |
【ゴシックは魔法乙女関連記事】
→ケイブの新作STG『ゴシックは魔法乙女』は4月16日から配信。紹介動画が公開
→『ゴシックは魔法乙女』の制作総指揮はやっぱり池田恒基氏。開発陣が作品を語る
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