2015年4月15日(水)
ガンホー・オンライン・エンターテイメントは、4月29日に3DS用ソフト『パズル&ドラゴンズ スーパーマリオブラザーズ エディション』(パズマリ)を発売する。今回は発売まであと2週間に迫った本作の新情報をお届けするとともに、ゲームの内容をおさらいしていく。
『パズマリ』は、マリオたちが『パズドラ』のドロップを利用して『スーパーマリオブラザーズ』の世界でクッパ軍団と戦っていくパズルRPG。キャラクターやBGMなど、『スーパーマリオ』シリーズの世界観を踏襲しつつ、『パズドラ』のパズル&成長要素がミックスされている。
▲『パズドラ』でマリオがクッパ軍団と戦う! | ▲ワールドやコースはまるで『スーパーマリオ』シリーズのよう。 |
マリオやルイージたちが『パズドラ』で戦う……『パズドラ』を楽しんでいる人であれば、アプリ版『パズドラ』で人気を博している“コラボダンジョン”のようなものと思うかもしれない。しかし本作は『パズドラ』の中にマリオが登場するのではなく、『スーパーマリオブラザーズ』が『パズドラ』になったという表現が正しい。まずはゲームシステムを紹介していこう。
『パズマリ』は、キノコ王国に突如出現した謎の“ドロップ”の力を使い、クッパたちにさらわれたピーチ姫を、マリオたちが助けに行くという物語。キノピオなどの力を借りてワールドを進んでいき、クッパのお城を目指していく。
▲不思議な力でクッパたちがピーチ姫をさらってしまった! |
ゲームは、マリオまたはルイージからチームリーダーを選んで、5人の仲間たちとともにチームを編成する。パズルバトルの基本的なルールは『パズドラ』と同じく、同じ色(属性)のドロップを自由に動かして縦か横に3つ以上そろえて消すと、敵にダメージを与えられる。
▲ドロップは下画面に表示されている。ドロップを時間内であれば好きなだけ動かせるのは『パズドラ』と同様だ。 |
各ワールドにあるコースでバトルをして、クリアするとクッパ軍団のキャラクターが仲間になることがある。これらの仲間を“へんしん”や“パワーアップ”させることで、より強いチームへと強化できる。
▲クリボーやノコノコといった定番のキャラクターの他に、ハナチャンやテレサなども仲間にできる。 |
ワールド内にあるキノピオのいえ。ここではさまざまなメニューが用意されているが、中でも特徴的なのが“へんしん”だ。仲間にしたキャラクターは“へんしん”させることで姿が変わり、強力なスキルを持つキャラクターに変化できる。“へんしん”に必要な変身アイテムは“ハテナブロック(宝箱)”や敵キャラクターを倒すと入手できる。
▲キノピオのいえは各ワールドの最初にある。 |
▲キャラクターを異なる姿に変化できる“へんしん”。 |
▲クリボーがタワークリボー(2だん)に変身した! |
仲間になったキャラクターは“へんしん”の他に“パワーアップ”をすることでも強化できる。他のキャラクターのパワーを経験値に変えて、元のキャラクターに送ることで、キャラクターをレベルアップさせられる。なお、パワーを経験値に変換したキャラクターはワールドへ帰ってしまうので注意しよう。
▲スーパーマリオにノコノコをパワーアップ合成させて……。 |
▲スーパーマリオの体力がアップ! |
キノピオのいえでは、へんしんやパワーアップと同じくキャラクターを覚醒させることが可能だ。リーダーキャラクターとアシストキャラクター以外の“なかまキャラクター”はそれぞれ“かくせいスキル”を持っており、限界まで成長させたキャラクターを覚醒させるとバトル中でさまざな効果を発揮させられる。
▲限界まで成長させたキャラクターにかくせいスキルを使えるようにさせる“かくせい”。 |
▲レベルが限界まで達したファイアブロス。 |
▲ファイアブロスの覚醒に成功! かくせいスキルとして“かいふくアップ”を取得した。 |
なお、キノピオのいえにガチャのような要素は存在する。それが“ハテナくじ”だ。コースの攻略している最中に得られるコインを利用してハテナくじを引き、変身アイテムやコンティニュー時に必要な“1UPキノコ”などを入手できる。もちろん、くじなので引いてみるまでどれが手に入るかはわからない。
※本作品は、ゲーム中にアイテム課金などの要素はありません。
▲アイテムを入手できる“ハテナくじ”。 |
▲3つのブロックから1つを選んで、アイテムをゲット! ハテナくじを引くにはコース中で入手したコインが必要となる。 |
本作は『マリオ』シリーズの世界観を元に『パズドラ』のパズルバトルで戦う作品となっている。クッパが待つ城には数々のワールドステージを乗り越えていく必要がある。ワールドは草原や森林、雲の上、南国、砂漠などさまざまな種類を用意。また、見た目が違うだけではなく、ワールドに合った属性の敵が出現する。敵の属性に有利なキャラクターをチームに入れておくのも戦略の1つだ。
▲ワールド1の全体画像。 |
▲ワールド2の全体画像。 |
▲ワールド3の全体画像。右半分の黒い部分はこれから先のお楽しみ……。 |
コース内の敵を倒して進んでいくと、分かれ道が出現することがある。この分かれ道にはそれぞれ色(属性)が割り振られており、対応する色のドロップを消していくことでそれぞれの道に進むことができる。ちなみに、表示されている色以外の色を消すと“隠し通路”が出現して、隠しコースに進めることもあるとか?
▲コースの途中に登場する分かれ道。 |
▲表示されているルート以外の隠しコースがあることも? 下画面のコース表示にも注目だ。 |
また、分かれ道と同様にハテナブロックが登場することもある。ハテナブロックと同時にパズルのお題が表示され、そのお題をクリアするとさまざまなアイテムやコインを入手できる。
▲ハテナブロックに表示されているお題をクリアするとアイテムをゲット。今回は3ターンのうちに合計で7コンボになればOK。 |
▲ハテナブロックの中には“50コイン”が入っていた! |
ワールドにあるコースをクリアしていくと、通常のマリオとは異なる“変身マリオ”が登場する。変身したマリオの姿によって属性やスキルも変わるので、コースの特性に有利なマリオやルイージをリーダーキャラクターに選んで、バトルを勝ち抜いていこう。
▲ちびマリオとスーパーマリオ。それぞれ自身が持つスキルもリーダースキルも異なる。 |
▲ファイアマリオになると火ぞくせいのスキルが使えるように。 |
▲ルイージももちろん変身。ファイアルイージなどの定番だけでなく、オバケルイージにも。 |
本作には物語を進めて行く他にも“スコアアタックモード”が搭載されている。スコアアタックモードでは、固定されたチームで戦い、高いスコアを目指すのが目的となる。制限タイムは各300秒、難易度は“ノーマル”“ハード”“エクストラ”の3クラスが用意されている。クリアタイムやコンボ数などで格付けが行われ、ランクはSSSからDまでがある。
▲スコアアタックにはノーマル、ハード、エクストラの3つのクラスがある。 |
▲ハードのリーダーはじぞうルイージ。チームメンバーも多彩なメンツが揃っている。 | ▲エクストラはさらにレベルが高く! 与えるダメージも桁違いだ。 |
本作には“フレンドリ-カード”として自分のニックネームやメッセージ、設定しているチーム編成などを記録できる。このフレンドカードをローカル通信で交換して“パズフレ”になると、アシスト選択時の画面に表示されやすくなる。
▲フレンドリーカードのキャラクターは自分がもっているなかまキャラクターから選べる。 |
▲フレンドリーカードを交換した相手に、自分のアシストキャラクターが表示されるようになる。 |
また、すれちがい通信を利用して、すれちがった他の人のなかまをアシストキャラクターとしてレンタルする機能も搭載。コースの属性にあわせて、すれちがった人のアシストキャラクターも活用しよう。
▲すれちがい通信を設定しておくと、すれちがった相手とアシストキャラクターのやりとりができる。 |
▲すれちがい通信を行った相手のキャラクターがアシストキャラクターとして使用可能に。 |
本作にはパッケージ版とダウンロード版の2種類が用意されているが(各4,000円)、それぞれに早期購入特典が用意されている。パッケージ版とダウンロード版の共通特典として“たまドラテーマ(ニンテンドー3DSシリーズ用)”ダウンロード番号が、パッケージ版にはテーマに加えて『パズドラZ テイマーバトル V2』スペシャル限定チケット、『パズル&ドラゴンズ トレーディングカードゲーム』オリジナルプロモカードがパッケージ内に封入されている。
▲たまドラテーマ(ニンテンドー3DSシリーズ用) |
▲『パズドラZ テイマーバトル V2』スペシャル限定チケット |
▲『パズル&ドラゴンズ トレーディングカードゲーム』オリジナルプロモカード |
上記の早期購入特典の他に、予約購入特典としてオリジナルタッチペンが用意されている。パッケージ版を予約購入することで店頭などで受け取れる。
▲予約購入特典のオリジナルタッチペンはノック型のタッチペンとなっている。 |
本作の体験版にあたるおためし版が“4月22日”からニンテンドーeショップで配信される。おためし版ではイージーコースとノーマルコースの2つを遊ぶことができ、プレイ回数の制限はなし。なお、4月15日23時59分までの締め切りで、電撃オンラインにてこのおためし版を先行配布するキャンペーンを行っている。締め切りまであともう少しなので欲しい人は急いでほしい!
▲『パズル&ドラゴンズ スーパーマリオブラザーズ エディション』おためし版 |
(C)GungHo Online Entertainment, Inc. (C)Nintendo
※本作品は、ゲーム中にアイテム課金などの要素はありません。
※ニンテンドー3DSのロゴ・ニンテンドー3DSは任天堂の商標です。
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