MARGINAL#4ベストアルバム第2弾発売記念! 野村エル役・KENNさんのインタビュー、完全版をお届け♪
4月8日にMARGINAL#4が2枚目となるベストアルバム『STAR CLUSTER2』をリリース。電撃Girl’sStyle4月号に掲載された、KENNさんのインタビュー完全版をお届け!!
――新曲収録後の感想を、各曲の聴きどころとともにお願いいたします!
実は仮歌をいただいたときに、各曲についてスタッフ様からコメントも頂きました。そこに「じゃんけんをギターで表現した曲ができました」と書いてあったので思わず「えっ、じゃんけん!?」と驚いてしまいました(笑)。ただ、実際に聴いてみると、疾走感があるけれど、ひとつひとつの言葉をしっかり伝えられるような僕好みの曲だったので嬉しかったです。
僕にとって、マジフォーの曲は“おもちゃ箱を開けて色々な物が飛び出てくる楽しいもの”というイメージなんですが、『Rock★Scissors★Paper Go!!!!』はまさにたくさんの要素が詰まった楽曲でした。弾けていてロックな上に、アイドルらしくキラキラしているという、ポップコーンのような曲ですね。この曲は直純さんが先に録られていたので、僕は先輩の背中を追いかけていこうという想いで収録に臨みました。普段は大人しい印象のルイが弾けていたので、僕は「どういう風について行こうかな」と考えながら別の方向からアプローチさせていただきつつ、細かな部分ではルイの歌声を聴いたりしながら丁寧に録らせてもらいました。
もう1曲の『恋のAKQJ10!』もタイトルがすごくおもしろいです。ルビが振られてないと「なんて読めばいいんだろう」って困惑するっていう(笑)。曲調はアラビアンなテイストに加え、僕の好きな『MASQUERADE』と雰囲気が似ているのでイントロからテンションが上がりました! 切ない感じの曲なので、普段の可愛らしいエルをどこまで表現するか、スタッフ様と相談しながら細かなニュアンスを付けて行きました。
4人曲や2人曲の場合、マジフォーはAメロ・Bメロなどで歌い分けをするので、キャラクター性を一番出すならここなんです! それぞれのキャラクターらしさを出しながらも、サビでは1つの目標に向かってみんなが寄り添っていくというイメージで歌っています。僕はこのやり方がとても好きで、個性を出しつつも、チームワークでまとまって1つの物を作り上げていくのってステキですよね。
マジフォーも曲を重ねていくにつれ、僕たちも進化出来ているように感じました。最初は探り探りだった部分も理解が深まってきていますし、「マジフォーはこういう感じだよね」とわかっているからこそ、どこまでイメージを壊していけるか、という部分で工夫を凝らしていけるんじゃないでしょうか。今回の新曲はそういう楽しさを色濃く感じた2曲でした。
マジフォーの収録では、僕も気づかされることが多く「こういうアプローチどうかな?」、「こういう表現してみたいな」と挑戦させて頂いています。スタッフ様が快く受け入れてくださったり、「こっちの方がよかったね」とストレートに言ってくださるので、僕らも目指す方向性が明確にわかりますし、自分らしさも盛り込めて、お互いに突き詰めた結果が完成度の高いものを作っていける、マジフォーという環境の良さを改めて噛みしめています。
――マジフォーは2周年が経ち、3年目を迎えますが、改めてご担当キャラへの想いを聞かせてください。
探りながらやってきたときから今までで設定なども変わってきているかと思いますが、歴史を刻んでいる分、発足当時よりも深いものになってきているんじゃないかな、と。ここまで続けられたのも応援してくださっている方々のおかげですので、今後もみなさんの想いを受け取って、お返しをしていきたいです!
大きなイベントなどができるようになったからこそ、細かな土台部分をしっかり固めていかなければならないなと感じています。きっちりやったものがあるからこそ、遊び心を出しても大丈夫な安心感がありますよね。大まかなキャラの設定などはありますが、心情や距離感を大切に表現の幅を広げて、たくさんのエルを生み出せたらいいなと思います。
そして、マジフォーとしてはもっとコミュニケーションを大切にしたいな、と。イベントではもちろんたくさんのコミュニケーションを取りますが、収録はどうしても別々になってしまうので……。思い切って、全員で合同収録してみるのもいいですよね! 僕としては6人で歌うピタゴラス社歌を作ってみたいです。
――新曲はどちらもゲームを題材にした曲名になっていますが、ゲームと聞いて思い浮かべるものはなにかありますか?
僕、トランプゲームはすごく苦手なんです。すぐ顔に出ちゃうので、ババ抜きとかもすぐバレちゃって。ポーカーフェイスは僕にとって憧れです! 反射神経が必要なカルタも、前に仕事で遊んでみましたが、全然取れなくて……。熱くなってしまうのと負けず嫌いなのとでカードゲームには向いていないかもしれません。相手がどんな方でも一矢報いたいと思っちゃうので!
瞬発力はあるけど、的が定まっていなかったり、ものすごく慎重になったりと、気まぐれな面が出ているのかプレイスタイルにムラがあるんです。争いはあまり好きじゃないので、ゲームは協力できるものがいいな。人と対戦すると心の駆け引きが大事になってくるせいか、純粋に「勝ってうれしい!」という気持ちって意外と味わえないんですよね。「今のズルかったかな~」とか反省したりするので、楽しい気持ちを味わうなら20対20みたいな団体戦がいいです!
――最後に読者へメッセージをお願いします!!
いつも応援ありがとうございます。マジフォーも3年目に突入ということで、これからも新しいことに挑戦していきたいと思っています。みなさんも要望などがありましたら、ぜひピタゴラスプロダクションと懇意のRejetさんへ送ってください(笑)。お手紙やメールは書くのが大変かもしれませんが、一番ダイレクトに想いが伝わるかと思いますので、なにかありましたらご一報いただきつつ、今後も応援のほどよろしくお願いします!
(C)2014 Rejet / IDEA FACTORY
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