LAGRANGE POINTが待望のベストアルバムを発売! 牧島シャイ役・豊永利行さんインタビュー完全版をお届け♪
4月8日にLAGRANGE POINTがベストアルバム『LAGRANGE POINT THE BEST「Lagjuliet」』をリリース。電撃Girl’sStyle5月号に掲載された、豊永利行さんのインタビュー完全版をお届け!!
――新曲収録後の感想を、各曲の聴きどころとともにお願いいたします!
まず『LUV EXODUS』の方ですが、アルバム曲の1曲目ということで「これから始まるぞ」という印象をひしひしと感じましたね。「ラグジュリエットのみんな、待たせたね」というシャイ様の言葉が聴こえてきそうな1曲に仕上がったんじゃないでしょうか。イントロでも台詞でもなくいきなり歌から始まるのって、ラグポにしては珍しいタイプなんです。なので、聞いてくださるみなさんには覚悟して聴いていただきたいです(笑)。あとは、1回聴いたら口ずさめてしまうくらいキャッチーな楽曲なのでみなさんも一緒に歌いやすいんじゃないかな。これは僕の勝手なイメージになってしまうんですが、非常にライヴ向きだなと思っています。聴いているお客様に訴えかけやすい楽曲ができたと思います!
『Nan-Boo-No-Mon-Ja-E』は「ラグポ突然、関西弁喋り出しけどどうした!?」というのが第一印象でした(笑)。タイトルからして衝撃的で「一体、ラグポに一体なにが起きた!?」って思ってしまったので! ただ、曲を聴いてもらえるとわかるのですが楽曲自体は「ラグポらしいなぁ」と感じていただけるんじゃないかな。僕自身は『Nan-Boo-No-Mon-Ja-E』は『愛、独裁-SAMURAI-』に登場した“夕餉(ゆうげ)の味噌汁(Miso-Soup)”に続く衝撃ワードだと思います(笑)。
そういった単語のチョイスも「なんでもかっこよく歌うぜ」というラグポならではのよさだと感じましたね! そういった意味では、こちらもラグポらしい1曲になっていますので、楽しんでいただきたいです。縦ノリで盛り上がれそうなので、こちらも同じくライヴで歌えたらいいですね! なによりみんなには「Nan -Bo-No-Mon-JA-E!!!!!」って叫んでほしいです(笑)。
楽曲を聴いてくださると“Nan -Bo-No-Mon-JA-E”が「そんなのどうでもいいじゃない!」というニュアンスで使われていて、パーティーのように騒げるナンバーだということが伝わるかと思いますので、こちらもオススメですよ。今までラグポの楽曲でライヴの構成を考えると、どれを1曲目と締めに持ってくるのか迷ってしまいましたが、ここにきてそれぞれにバシッとハマる曲が生まれたということが『Lagjuliet』というタイトルだけあるな、と思いました!
――ラグポは2年目を迎えますが、この1年間で印象深い出来事をお願いします。
ラグポ自体は以前から活動していましたが、僕がシャイ様を演じさせていただくようになってからは無事2周年目を迎えたということで(笑)。ラグポに関しては初めてを多く経験させていただいたので印象深い出来事はたくさんあります。『カタストロフィ』のライヴ映像を撮ったときもシャイ様の衣装を着て、踊らせていただきましたし! 2人での活動自体がほぼ初めてだったせいか、元気くんと僕のフワッフワした空気感もすごく楽しかったですね(笑)。
文化放送さんで放送されたラジオの『ピタゴラリミックス』でパーソナリティを務めさせていただいたときに、初めて元気くんと2人で深い話もできたので……。個人的には元気くんの笑いのツボやトークのベクトルが僕と似てるなと思っているので、周りがどれだけウケてなくても、僕ら2人だけがいつまでも笑ってるというカオスな状況もとても楽しかったですね(笑)。
RejetFes.2014では、今まで映像だったものを生で披露するということにプレッシャーを感じたり、リハまでの時間が少なかったりとなんだか本当のアイドルのような悩みを体験させていただけたのが光栄でした。舞台畑出身の僕としては、衣装を着せていただいたので、よりキャラクターとしてステージに上がりやすかったことも大きかったです。なので、印象に残った出来事はズバリ“この1年”ですね(笑)。
ここから先は本当に個人的なことですが、Twitterでシャイ様と絡ませていただけたこともうれしかったです! たまに、“シャイ様と絡めて羨ましいです”ってリプが届くんですが、そのとき僕はどう反応を返せばいいのか未だに正解が掴めてないですが……(笑)。「俺も一応、シャイ様だし……」と不思議な一人遊びをするという経験もさせていただきました。
Twitterでのシャイ様はマジフォーには厳しく、ラグジュリエットのお姫様には優しく、と対応に差が見られますが、僕のことを“大切な人”だと言ってくれたのも幸せでしたね。ただ、ふと思うのですが「あの子、俺の一回り年下なんだよな」、と(笑)。対等だったり、ときには上からだったりするのを彼らしいなと微笑ましい気持ちで眺めています。ただ“シャイっぷる”というあだ名は僕だけしか呼べないようなので、みなさんは気をつけてくださいね!
――改めて、豊永さんからご担当キャラへの想いを聞かせてください。
「その前髪はどうやって染めてるの?」ですかね(笑)。あと「衣装はどう決めてるの?」や「一人称が意外と男らしくて“俺”なんだね」とかでしょうか。メッセージというよりも一問一答なんですけどね! シャイ様には聞いてみたいことがいっぱいあるので、いつか対談してみたいなぁ。いっそ、思い切って彼が困るような質問を投げかけたいですね(笑)。
――これまでの楽曲がすべて収録されているということで、豊永さんが一番オススメしたい楽曲を教えていただきたいです。
14曲とも非常に魅力的なので迷いますが、1曲選ぶなら『暁方(あかつきがた)に、消ゆ』でしょうか。『Shoot off』も『イチカバチカ』も好きなんですけどね! 若干シャッフル気味というか、ワイルド寄りな楽曲を歌ってるときって気持ちいいんですよ~。ただ、聴いていて心地いいのは『Message Bottle』かな。ラグポのピアノバラードってこの曲くらいなので、シャイ様っぽい部分も含めて歌いやすく、キラとの声のマッチングもステキだなと思っています。
――最後に読者へメッセージをお願いします!!
いよいよラグポ総決算となるベストアルバムが発売されます! アルバムのタイトルが『Lagjuliet』ですので、ラグジュリエットのお姫様たちはマストバイですよ。1年間の区切りはつきますが、ラグポの活動自体はもちろん続いていきますし、新しくUNICORN Jr.という後輩アイドルも生まれ、ピタゴラスプロダクションはどんどん大きくなっています。みなさんにはお目当てのキャラや楽曲、ユニットがありましたらぜひ追いかけていただいきたいですね。
また、シャイ様は僕が演じるなかでは、かなり珍しいキャラクターですので、初めて聴く方には「豊永ってこういうこともできるんだ」と思っていただけたら幸いです。そして、願わくばラグポ推しになっていただいて“ラグジュリエット”、“とよジュリエット”、“元気ジュリエット”を増やしていきたいですね!
最後になりますが、僕も元気くんもソロ曲があったらいいな、なんて思っていますので、ラグジュリエットのみなさんのなかにも、もしそう思ってくださる方がいましたら、Rejetさんか電撃Girl’sStyleさんまで一筆、よろしくお願いします(笑)。
(C)2014 Rejet / IDEA FACTORY (C)2015 Rejet
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