放課後に出会った、イケメンな物の怪たちに取り憑かれながら刺激度MAXな恋が楽しめるRejetの新作シチュエーションCD『幽幻ロマンチカ』。その記念すべき第一弾を飾る『超密着！ 取り憑かれCD 「幽幻ロマンチカ」第壱の謎 鴉天狗 ヒフミ』がいよいよ4月29日に発売される。

　ここでは、電撃Girl’sStyle5月号に掲載された、インタビューの完全版を掲載！　俺様だけど人間のような一面を持っている鴉天狗・ヒフミを演じたKENNさんに聴きどころをたっぷりと語っていただいた。

――担当されたキャラクターの設定、ビジュアルはいかがでしたか？

　お話を頂いてから公式ホームページも見てみたのですが、かわいいイラストやレイアウトに心惹かれました！　妖怪との恋物語というと、「物悲しいお話になってしまうのかな？」と思っていたんですが、物の怪モードになったときのちびキャライラストもあったので「意外とポップなのかも」と考えを改めました。

　また、僕が演じたヒフミはイメージキャッチに“攻め攻めな鴉天狗さま”と書いてありましたが、そこまで俺様系に攻めてないです（笑）。妖怪ではありましたが、“人間臭い”のが彼の性格のおもしろいところでもあるので……。人間としての常識があまりないからこその“ピュアさ”みたいなものがヒフミにはあります。言動の端々からそういった彼のかわいさが見えたので、イラストから予想していた僕のヒフミ像はいい意味で裏切られました。

――シナリオを読んでからの第一印象はいかがでしたか？

　大きな意味で言えば“シリアス”なのかなぁ。人間から悪い意味で誤解されてしまってる妖怪が自分のあり方について葛藤したり、「本当はこうなのになぁ～」と思い悩むことがあって……。『幽幻ロマンチカ』では妖怪も万能生物としてではなく、人間にも通じるようなものを持った存在として描かれているので、そこがおもしろかったです。

　聴き手であるあなたとヒフミというキャラクターが出会って結ばれるまでが収録されていますが、互いの存在が良い影響を与えられる関係性って素敵ですよね。種族は違いますし、ヒフミの実年齢は578歳という超・年の差ではありますが、意外と人間って本質は変わりませんから（笑）。だから2人は想いを通わせられたんだと思いますよ。

――本作は“物の怪”が登場しますがご自身にとって“怖いこと”といえば？

　最近どんどん便利な世の中になって、“お手紙よりもメールを書くことが増えた”みたいなことが多くなってきてると思うんです。もちろんすごいことだとは思いますが、このままデジタル化が進んでいって、“人と人がまったく会わなくてもよくなる世界”になってしまったらと思うと怖いです。すでにもう家から一歩も出なくても欲しいものが手に入る時代になってますから。表現する立場の僕としては、いつかそういう場もなくなってしまったら寂しいです。

　それと全然違う観点の怖い話になってしまいますが、僕はよく口のなかを噛んでしまうんですよ！　食べることが大好きで、思わず美味しいものに夢中になってしまうせいで頻繁に「ザリッ」とやってしまって……。美味し過ぎて噛み合わせが思わぬ方向に行ってしまうみたいで、それも僕にとっては非常に“怖い話”ですね（笑）。

――物の怪やお化けなどの存在を信じていますか？　また、不思議な体験をしたことがありますか？

　見たら信じるんですが、今のところ僕は見たことがないのでフラットな立場です！　ただ、いてもおかしくはないと思うんですよね。僕自身は不思議な体験をしたことはほぼないのですが、よく体験する人からは「感受性は高いけど、まだ気付けてないだけだよ」と言われました。なので少なからず、影響は受けちゃっているみたいですが僕はそこには気付いてないみたいです（笑）。知らない間に影響を受けているようですが、いいものだったらありがたいな、くらいの気持ちでいるようにしています。信じ込みやすいタイプなので、朝の占いなんかもいい結果だけ心に留めるようにしています！

――発売を楽しみにしている読者の方にメッセージをお願いします。

　今回、新プロジェクトということで『幽幻ロマンチカ』のトップバッター・ヒフミを僕が演じさせていただきました。今後もかっこよくてかわいらしい妖怪たちが続々とあなたを“あやかし”に参りますので、ぜひ楽しんでくださいね！　これからも『幽幻ロマンチカ』をよろしくお願いします!!

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