2015年5月2日(土)
『LoVA』のCBTで新要素“ストーリーモード”などをチェック! ニコ生主のみゃこさんによるインプレッションも
4月21日から27日までの1週間、スクウェア・エニックスのPC用マルチ対戦アクション『LORD of VERMILION ARENA』(以下、LoVA)のクローズドβテストが行われました。2度にわたって行われたαテストからさらに進化し、ますます完成度が高くなってきています! 今回は新要素を中心に、クローズドβテストのプレイレポートをお届け。さらに、コスプレイヤーやニコ生実況主としておなじみの“みゃこ”さんにも、遊んでみた感想を聞いてみました。
■洗練されたビジュアルに目が釘付け! 新たな並行世界“ブレイズ”も登場
今回のクローズドβテストでは、以前のαテストと比較して画面全体が洗練され、インターフェースも全体的に見やすく改善されています。瞬時の判断が必要なことが多々あるゲームですので、チャット欄やマップ表示が大きくなっているのがいい感じですね! 自分が操作するキャラクターもグッと精悍になり、使い魔のスキルなどもさらにド派手になっている印象でした。
▲使い魔が繰り出すスキルの効果も、心なしか派手に。こんな処理が発生してもそれほど動きが重くならないので、ある程度のスペックを持つPCなら快適に楽しめるだろうはずです。 |
▲他のプレイヤーの情報をチェックする画面は、こんな感じ。キャラクターのビジュアルやコメントで、自分をアピールするといいかもしれません。 |
またキャラクター作成時に選べる並行世界として、これまでの“ヴァーミリオン”と“ライズ”に加え、新たに“ブレイズ”が追加されました。ブレイズは、科学が魔法を凌駕する“真鍮”の世界で、スチームパンク風のビジュアルが特徴です。これにより、キャラクターのビジュアルの選択肢なども増えています。なお、選んだ出身世界によって初期に使用できる使い魔も異なってくるので、その違いもすべて試してみたくなりました。
▲新たな世界“ブレイズ”は科学の進んだスチームパンクな世界観です! |
▲ブレイズを舞台にした新マップ“帝都ラガスティア”も登場。 |
■初めての人もチュートリアルで安心! まだまだ謎の残るストーリーモード
クローズドβテストでは、新たに実装された1人用のストーリーモードを第2章まで遊ぶことができました。このストーリーモードは、すべてフルボイスで展開していきます。ガイド役となるキャラクター“ドゥクス・ティア”のボイスは、人気声優の渕上舞さん! これだけでもう、ぜひ皆さんにプレイしていただきたくなる内容です。
第2章までのストーリーモードは、初めて本作を遊ぶ人のためのチュートリアルも兼ねています。αテストでは使い魔の呼び出し方もよくわからないという状態で、バトルの中に放り込まれたのですが、これで初心者もひと安心。ストーリーモードでは“エルドリック”(声優:中村悠一)というクールな騎士も登場し、波乱の展開が待ち受けているようです。この先がどんな物語になるのか、非常に楽しみです。
▲“ヴァーミリオン”を選んだ場合のストーリーモード。使い魔アンネローゼとNPCのエルドリックは、お互いに知った仲である模様!? 現状、主人公が置いてきぼり感もありましたが、このままでは終わらないでしょう。これからの展開がどうなるのか気になります! |
■新たな使い魔が20体以上追加!
クローズドβテストのスタート時に、プレイヤーの召喚する使い魔が新たに20体追加されました。これにより、デッキ構築のバリエーションがさらにアップ! 正式サービスに向けて、さらなる使い魔が続々と増え続け、どのようなデッキを組むかという戦略性がより高まることになります。
▲新たに追加された本作オリジナルの使い魔は、“アンネローゼ”と“雪華”、そして“ネモ”の3体。 |
今回のテストでは登場した使い魔の中には、『LoV3』にも登場する“五影剣”タイプも5体含まれています。デッキ内に対象の使い魔がいるかどうかでパッソブスキルが発動するものもいるので、デッキ構築にはかなり頭を悩ませることになりそう!?
▲デッキ作成の際には、単純に能力の高そうな使い魔を選べば、それでいいというものでもありません。召還のためのコストなども考えておかないと、スターと直後に何も召喚できないという自体も!? 戦闘前からバトルは始まっているのです! |
■競技性重視の5vs5モードが登場! 白熱のグループマッチやソロアリーナも
これまでは、対戦モードは7vs7のみでした。しかし今回のテストでは、新たに5vs5のモードが追加されています。バトルに参加する人数が少なくなるということは、それぞれのプレイヤーの行動が全体の戦況に及ぼす影響が、より大きくなるということです。ということで、テスターの皆さんもちょっとしり込みしている様子でしたが、いずれ腕に自信のあるプレイヤーが集まるモードになりそうな予感です!
▲ゲームバランスなども調整し直されていて、以前のセオリーが通用しない場面も。プレイヤーが徐々にバトルに慣れてくると、使い魔によるスキルの壮絶な撃ち合いも発生! |
■みゃこさんはバトル中にしゃべりまくる使い魔に感激!
さて、『LoVA』といえば、第2回アルファテストに向けたプレス発表会にて、われらが電撃チームの代表として、みゃこさんに体験プレイに挑んでいただきました。
そこで今回は、みゃこさんを電撃オンライン編集部に招いてクローズドβテストバージョンに触れていただきました。果たして、プレイ後の感想は?
▲αテストバージョンを体験してるので、すでに『LoVA』の楽しさは把握済みのみゃこさん。今回は、クローズドβテストになってからの新要素にチャレンジ!? |
――みゃこさんは、過去の発表会の時とニコニコ生放送の公式番組の時に『LoVA』をプレイされています。今回は3回目の挑戦でしたが、印象はいかがでしたか?
ファンの皆さんの声にこたえてビジュアルがどんどんカワイクなっていて、よかったなって思っています! 今回のプレイでは時間がなかったので、自キャラのカスタマイズはパッと決めちゃったんですけれど、もっとたっぷり時間を掛けて、髪型をいじったり色合いなどをいろいろ試してみたいなって思いました。目の形なども、強気そうなのとか弱気そうなのとかがあるので、本当に自分の理想のキャラが作れるなと感じました。キャラクター作成は、一番時間が掛かっちゃうところかもしれないですね(笑)。
――あらためて『LoVA』をプレイしてみての感想は?
今回はキーボードとマウスではなく、ゲームパッドでプレイしてみたんですけど、私はこちらのほうが馴染みがあるので操作しやすかったです。普段、PCゲームを遊ばない方にもオススメできますね。楽しいです!
▲いつもはコンシューマゲームをプレイする機会が多いということで、みゃこさんはゲームパッド派。ちなみにキーボードとマウスだと、WASDを使っての移動とマウスでの攻撃という、PCゲーマーにはおなじみの操作方式になります。 |
――ニコ生の公式番組ではみゃこさんのチームが勝っていましたが、今日は何度かプレイしていただいたにもかかわらず、健闘むなしく負けてしまいましたね。
負け戦でした……悔しいです(笑)!
――今回、みゃこさんは“ヴァーミリオン”を選ばれていましたが、クローズドβテストでは3つの並行世界が選べるようになっているので、オーソドックスなファンタジー風、ケモノ風、スチームパンク風と、かなり違ったキャラクターのビジュアルが楽しめます。そのあたり、自分と他のプレイヤーさんの違いなどは目につきましたか?
▲オーソドックスなファンタジー風の“ヴァーミリオン”。 | ▲ケモノ風のもふもふなビジュアルが熱狂的なファンを呼んでいる“ライズ”。 |
まだ周りを見回す余裕はないです(笑)。ただ「この人、上手いなぁ」というのは見ていてわかるので、そういう人の動きを参考にできるようになりたいと思っています。
▲カスタマイズで選べるバリエーションが増え、さらに自分のイメージ通りのキャラクターが作成できるようになっています。 |
――今回、ゲームバランスにも調整が入っていて、ミニオン(NPC兵士)がだいぶ強くなっているんですよね。だから、チーム内での協力が必要になります。1人よがりで行動すると、ちょっと苦戦しそうです。
味方のミニオンとか仲間のプレイヤーの後についていったほうがよさそうですよね。自分みたいな初心者は、単独ではなくてチームの誰かと協力し合わないといけないなって思いました!
――少しずつ慣れてきたら、今度は「ついて来い!」ぐらいのことは言えるかもしれないですが(笑)。
そうですね、そうなれればカッコイイですよね(笑)。
――これまでの7VS7モードの他に、より競技性を重視した5VS5モードも新たに実装されています。こちらのモードだと参加人数が減る分、自分が戦況に及ぼす影響も大きくなってくるので、責任が増しちゃいますね。
少数精鋭隊ってことですよね。下手な行動でチームの足を引っ張ってしまって怒られる……というのは避けたいなぁ(笑)。もうちょっと慣れてきたら挑戦してみたいです。楽しそうですけど、練習が必要そうですね。
――今回はデフォルトで用意されたデッキで遊んでいただきましたが、新要素として使い魔の種類も増えています。すごくたくさんいるので、お気に入りの使い魔を見つけて、それを中心にデッキを組むなんていうのもやり方の1つかと思います。
▲今回はデフォルトのデッキで挑戦したみゃこさん。続々と登場する新たな使い魔ですが、その能力は千差万別。ガチでプレイする時はどれを使うか、かなり悩むことになりそうです。 |
今日プレイしていて思ったんですけれど、使い魔がバトル中に想像以上にしゃべってくれて、一体感が高まります! なので、より好きな使い魔を集めたいって思いました。カワイイ女の子とか動物系の使い魔とかを集めてみたいですね。
▲プレイしてみるとわかるのですが、とにかく使い魔がしゃべりまくります! 特に人型の使い魔は、複数連れていくと相当にぎやかなことになります。 |
――では最後に、まだプレイしていない皆さんにメッセージをお願いします。
『LoVA』はPCゲームですが、ゲームパッドを使ってコンシューマ感覚で遊べますし、基本無料なので、あまりPCゲームに触れたことがないというゲーマーさんにもオススメしたいです! 私は以前、ニコ生でプレイさせていただいた時に上手にできなくて、罰ゲームを受けることになってしまったのですが(笑)、正式サービスが始まったら練習を積んで同じことにならないように頑張りたいと思います!
――本日はありがとうございました。
今回は新要素をじっくり味わうというまでには至りませんでしたが、それでも過去にα版をプレイされていたみゃこさんも、『LoVA』の進化に驚いていました。これから先、『LoVA』にはまだまだ新要素が追加されていくはずです。正式サービス時にはどんなゲームになっているのか……今から楽しみですね!
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データ
- ▼『LORD of VERMILION ARENA』
- ■メーカー:スクウェア・エニックス
- ■対応機種:PC
- ■ジャンル:アクション
- ■サービス開始日:2015年
- ■プレイ料金:未定