2015年5月1日(金)

『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』開発の経緯やDLCについてインタビュー! 下着デザイン大募集の選考結果も

文:kbj

 アルケミストは、8月6日に発売するPS4/PS Vita用ソフト『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』の“下着デザイン大募集”のデザイン選考を行った。

『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』

 本作は、今までにないタイプのシューティングゲーム『ぎゃる☆がん』シリーズの新作。言い寄ってくる女の子たちを眼力(がんりき、通称フェロモンショット)でなぎ払いながら意中の女の子に告白することになる。新作『ぎゃる☆がんだぶるぴーす』では、新ヒロインや新1年生に加えて、悪魔化した過激な女の子による新たなアクションや、スケスケになる新システムが用意されている。

 “下着デザイン大募集”は4月上旬に行われたユーザー参加型企画。デザイン選考には、開発を担当するインティ・クリエイツのプロデューサー・田村行政さん、キャラクターデザインとディレクターを担当した伊東大典さん、神園しのぶを演じた声優・上間江望さんが参加した。応募された55枚のデザインを見て、議論、選考を行うことに。田村さんと伊東さんは開発スタッフからの総意を持ってきているという。いいデザインばかりで審議は簡単には進まなかったが、徐々に絞られていくことに。

『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』
▲左から伊東さん、上間さん、田村さん。
『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』 『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』

 上間さんは自身がデザインした2つをプッシュ……したのだが、他にもすばらしいデザインがあるということで、残念ながら落選となった。

『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』
『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』

 以下が受賞したデザイン一覧。コメントはあわせて上間さんによる選考理由も掲載する。

●だぶるぴーす大賞

『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』

受賞者:マメ子……天使の羽のイメージですよね。ふわっとした感じがすごいです。個人的には、天使にあこがれているしのぶに着せたいですね! 

●えみりー賞

『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』

受賞者:KABU……星柄の下着です。エンディング曲の歌詞に「きらきら輝く星」という歌詞があって、それを連想したので選びました。あと、星に顔が入っているのが好きですね!


『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』

受賞者:渋谷智彦……これはクロネコを体全体で表現しているのがすごくいいと思いました。でも、ココ(ブラジャー)に点をもってきたい気持ちはすごくわかります。

●インティ・クリエイツ賞

『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』

受賞者:スゴロク……これはすごいですよね! プロの仕業だと思いました。完成度が高くて文句のつけどころがないです。


『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』

受賞者:tdnossan……スポーツブラで、いままでにはなかった感じ。陸上部など健康的な女子が好きな人にはたまらないかと。私はスポーツブラにする発想は出てこなかったので、いいと思いました。ワンポイントでカワイらしさもあるのがいいです♪


『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』

受賞者:渋谷智彦……カワイさの中に色気があっていいですね。女子としてはすごくいいので、自分でも着たいです。女子高生もいいですし、先生でもいいですね。ピンク色!


『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』

受賞者:シイナ……オレンジも珍しいですね。リアルにもない元気な色で、水着っぽいです。つやもあって、テロテロしてそうな感じです。パンツがリングでつながっているのも細かくて好きです。スケスケになった時に映えそうです。


『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』

受賞者:yamo……黄緑はあまり見なかったですし、いいです。元気な子が爽やかに着てそうです!


『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』

受賞者:角家堂……他のと比べるとシンプルですが、女子高生が着てそうなデザインですね。素材も綿っぽくて買えそう! カワイイです。ドットだけでなく、マークがいろいろちりばめてあるものは女の子は好きなので。


 すべてが決まったところで、上間さんは再度自身の作品をアピール。海の生き物(タイトルは“シーオブドリーム”)を意識しているために、紐をワカメで、パンツは貝殻にしているという。もうひとつはおにぎりがコンセプトで、ひもは海苔で、パンツはふんどしのようになっていることをプレゼンしたが……2人は目線をあわせようとしない。とりあえず今日のところは、開発チームに持ちかえって検討をしてみることになった。なお、こちらの下着の実装は未定だ。

『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』

 また、企画終了後にその3人にインタビューを実施。開発の経緯から始まり、新システムについてや収録の様子についてお聞きしているので確認してほしい。なお、インタビュー中は敬称略。

――今回、新作を開発することになった経緯についてお聞かせいただけますでしょうか?

田村:ソフトを出した後、いろいろな方から「続編を出さないのですか?」というお話をいただいていました。さらに、ダウンロード版、廉価版、新ダウンロードコンテンツを展開し、地味に売れていたんですね。インティ・クリエイツとしては、アルケミストさんと一緒に取り組んで、新しいものをやれたので続編を出したいと思っていて、ようやくタイミングが来て、出せることになりました。

『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』

伊東:開発スタッフも僕の所に来て「続編を作りたい」と語るんですよ。僕が違う仕事をしていたので、当時はまだ作れない状況でしたが……そんな状態が2年ほど続き、ようやく作れることになってハッピーでした。作れないものだと思っていたので、うれしかったです。

――開発まで紆余曲折があったということですが、開発が始まってからの苦労にはどんなものがありましたか?

田村:どうしゃべっていいんでしょうね……がっつり開発メンバーを組んでいる時期もありましたし、メンバーをしぼっていた時期がありつつ、長い時間をかけていて作っています。2013年の2月に着手を始めて、去年、今年と発売に向けた開発を作っているところです。現在はラストスパートをかけているとともに、ゲーム本編だけでなく、ダウンロードコンテンツ(DLC)などに向けての仕込みもしています。

『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』

伊東:ほぼいい感じにできあがってきていて、要素はほぼ組み上がっていて、バランス調整の作業になっています。

――今回、PS4とPS Vitaの2機種で発売されますが、開発するうえで何が大変でしたか?

田村:前作ではカーソルを合わせてプレイしていた部分があったのですが、PS Vita版では遊ぶことを考えて、タッチ操作を生かした直接触れる部分を用意しました。

伊東:ドキドキモードをタッチで遊びたいという人が意外と多かったので、従来の見つめるものに加えて、直接こすってプレイできるものの、2種類のドキドキモードを用意しました。ダブルドキドキ、ダブルピース!

――『だぶるぴーす』というタイトル名は、そういったところから来ているのでしょうか?

伊東:ダブルはいろいろなところにかかっています。“天使と悪魔”“姉妹”に加えて、一般生徒が悪魔に憑かれて、Sっけのある状態になって二面性が出てくる。さらには、“ダブルピース”という響きのインパクトが大きいというところですね。“ダブルピース昇天”というパワーアップというシステムもできました。

――こちらは伊東さんのアイデアですか?

伊東:タイトルを相談していた時に「ダブルがいい」と話していたところ、前作でモデリングを担当し、パンツに並々ならぬ想いを込めていたスタッフが「ダブルだったら、ダブルピースだね!」という一言を残して去っていったんです。そしたら皆で盛り上がりまして(笑)。カッコよさといかがわしさがあり、2作目らしさもあるすばらしいタイトルになっていたので、即決定となりました。

――“ダブルピース昇天”はタイトルが決まった後に入れることになったのでしょうか?

『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』

伊東:そうですね。先にタイトルが決まりました。やはりタイトルからイメージできるものを入れなければいけないだろうと思ったところ、“だぶるぴーす”から想像するであろうものがありまして(笑)。そんな得体の使命感もありつつ、絵的にはやはり“ダブルピース昇天”が必要だろうということで、企画書に絵を描いて採用しました(笑)。

――新たな要素として、眼力(フェロモンショット)で透視ズームが可能になっていますが、こちらについて解説していただけますか?

田村:基本はシューティングゲームなので、前作でも“ゲームとして遊んでも楽しい”という点はインティ・クリエイツとしては譲れないところでした。隠れているところから飛び出してくるというシューティングゲームのセオリーを押さえつつ、おもしろくしていくための新たな要素を盛り込めないかと考えていました。

 『ぎゃる☆がん』の根底には“モテモテになって、女の子がいっぱい言い寄ってきたらいいよね”というのがあるので、そのうえで前作のインパクトを超える何かを入れたいと話し合いました。ロマンがありつつ、バカっぽさもあるものが、透ける“透視ズーム”だったので採用しました。この透視ズームは天使の力でやむなく透けてしまう。不可抗力で、しょうがないんです!

『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』

伊東:脱がす、破れるのは他のタイトルでもあるので、他にない“透かし”というアイデアを採用しました。

田村:『ぎゃる☆がん』は女の子にダメージを与えたい、やっつけたいというゲームではなく、あくまでもハッピーになって退場してもらうもの。危害を加えるようなものは『ぎゃる☆がん』にはマッチしないと思いました。

上間:シューティングゲームなんですが、すごく平和なゲームですよね。ロマンが詰まっていて、誰も痛い思いしないですし、みんな幸せな素晴らしいゲームです!

――その他の新要素として、先ほど話にも出た“悪魔っ娘”も登場するということですが。

『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』

伊東:今回は“くろな”という悪魔の女の子に悪魔の槍で刺されると、女の子たちがおかしい状態になってしまいます。キャラによって違うのですが、凶暴になってしまったり、逆にヘタレになってしまう子もいたりして、1人の女の子で二面性を楽しめるようになっています。プレイヤーには、ビンタとかされたい人もいるんじゃないかなと(笑)。

上間:PVを見たのですが、踏みつけられる時は下着が見えていてすごいなと(笑)。

田村:押し倒されてしまうんで、どうしてもたまたま見えてしまうんです。

『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』

上間:しのぶちゃんは悪魔っ娘状態だとすごくドSになりますが、そうじゃない子もいるんですね。

伊東:悪魔が憑いちゃうと、いやいや殴っちゃう女の子もいるんですよ。「殴りたくないんです~~」といいながら、殴っています。

田村:一般女子の子たちは、ヘタレになったりドSになったりと、メロメロになる以外の内面的な性格がセリフに現れていて差別化されているので、いっぱいいろんなことを喋ってもらいました。

伊東:まずは、あえて攻撃をくらってみるのもおもしろいと思います。過激なセリフが多いので、ちょっと心配にもなりました。

――悪魔っ娘のパターンが増えたことで、セリフの容量も増えたとお聞きしていますが。

伊東:一般女子は倍ぐらいになっていますね。普通の状態で現れることもあれば、悪魔っ子の状態で現れることもある。いろいろと喋らせるために女の子たちをマップに配置していくのですけど、全セリフを喋らせようとすると調整が大変でしたね。

――上間さんは今回の収録はいかがでしたか?

『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』

上間:前作では一般女子の里中るると姫野亜里沙役をやらせていただきました。その時、レッスン生だったので、時間をかけて収録させていただきました。今回はメインのしのぶちゃんをやらせていただいたのですが、ものすごいセリフの量だったので、3日ぐらいかけて少しずつ録っていただきました。

田村:音響監督さんにも「これシューティングゲームですよね?」というぐらいの量でしたね(笑)。

――上間さんがしのぶ役になった経緯を教えてください。オーディションがあったのでしょうか?

上間:私はもともと“くろな”のオーディションを受けさせていただいたんですよ。

伊東:声を聴かせてもらったところ、くろなよりしのぶだろうということで決めさせていただきました。

上間:そうだったんですね! そんな経緯でメインの役どころを担当させてもらって光栄ですね。

――収録の際、大変だったことやおもしろかったことなど印象的なことはなんでしょう?

『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』

上間:主人公が何か行動を起こして、それがしのぶにとってよかった時と悪かった時のセリフが何パターンかあって、それを交互に収録していく流れだったので、自分の中で切り替えをするのが大変でした。あとは……やっぱり『ぎゃる☆がん』なので、いろいろなセリフがあるじゃないですか(笑)。それは大変というよりは、楽しみながらやらせていただきました。

伊東:前作でもやられていますもんね(笑)。

上間:ただ、前作の時は未熟だったので、ずっと悔いが残っていたんですよ。そこでやり残したことを今回発散させてもらったかなと思っています。成長したところがあればいいなと思います。

伊東:アクションシーンは最後にまとめていたので、そこは大変そうでしたね。

『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』

上間:叫ぶシーンが多かったので、声がかれることもありました。あと先ほども話したとおり、悪魔っ娘の時にしのぶちゃんはドSになってしまうのですが、普段の性格と真逆なので別のキャラを演じているみたいでおもしろかったです。他の子もいろいろと過激なセリフを言っていて、楽しいですね。

伊東:悪魔っ子になると、セリフがとたん過激になる子がいます。ステージ2から頻繁に出てくるので注目してください。

――PVのナレーションを収録されたということですが、いかがでしたか?


上間:映像をちゃんとした形で見たのはPV収録時が初めてだったのですが、想像していたよりも女の子がすごいポーズをとっていました(笑)。3人集まってダブルピースをして、さらにお花が咲いていて演出がおもしろいなと思いました。あと、「皆がアンアン言ってるけど大丈夫かな」と。動画の最後になるにつれて女の子が押し寄せてくるじゃないですか。「ああ、お母さんに見せられない」と思いました(笑)。でも……私は楽しかったです。

――すごいといえば、予約特典の“破れすぎた制服”もすごいですね。先ほども食いついていましたが。

『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』

上間:これ、いったい何があったんですか!? なぜこうなったんですか? 伊東さん!

伊東:何があったんですかね? 破られたということですが、誰かに破られたのか、自分で破ったのかはわかりません。謎ですね。

――なぜ“破れた制服”ではなく“破れすぎた制服”になったんでしょうか?

伊東:なんででしたっけ? ……インパクトですかね(笑)。

――そして限定版には衣装のダウンロードコードがついてきます。くのいち、ミリタリー、裸リボン、ウエディングドレスのデザインがこちらですね。

上間:この“くのいち”の衣装は……ふんどしを履いているんですか?

『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』

伊東:ふんどしを履いてますね。でも、これをデザインしたのは女性ですからね。

上間:女性のデザイナーさんもいらっしゃるんですか?

田村:実は、『ぎゃる☆がん』チームの約3分の1は女性です。しかもグラフィッカーに女性が多いので、絵を作ったり、モーションをつけたりしているのはほとんど女性です。なんか言い訳っぽいですが、本当です(笑)。

上間:衝撃です…! 女性がそれだけ多いって見方が変わりました! 服は学年によって色は違うんですか?

『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』

伊東:制服と同様、学年によって色を分けています。先生には紫や黒を当てています。

上間:この手裏剣は?

伊東:髪飾りです。露出度を高くしたいというのはあるんですけど、今回は透視があるのでそこまで高くしてもという葛藤がありました。それでも、横から胸が見えるのはポイント高いと思います。

田村:元々は背中から胸の部分にサラシを巻いていたのですが、とってくれと頼みました。横乳に夢があると思ったので(笑)。

『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』

伊東:ウェディングドレスはギャルゲーの“夢”をいろいろ詰め込んだ感じになっています。定番といえば定番なので押さえておきたいなあと。

上間:後ろ姿がすごくカワイイですね。

田村:いっぱいの花嫁に言い寄られるのいいですよね。

伊東:この格好だと、婚姻届を渡してきます。

田村:最初は本物っぽいものだったんですが、わかりにくかったのでデフォルメしたものにしています。

『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』

伊東:ミリタリーは僕が前作から出したいと言い続けてボツをくらい続けていた題材です。DLCの『サスペンダー教官』が、一応ミリタリーなのかな? 意外とこの中で一番地味になってしまいましたが、透視しがいがあるかもしれません。

上間:透視しがいがあるってすごい言葉ですね(笑)。

田村:悪魔っ娘の時にこの衣装で叱られたりビンタされたりしたらいいですよね!

上間:(LOVEと書かれたものを指して)これは何ですか?

伊東:戦車のハッチ部分をラブレター代わりにしています。鉄板を突き出してくるのです。

上間:すご~~い! そして最後は……これ。

『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』

伊東:男の夢。裸リボンです。

上間:裸リボン……これもう衣装じゃないじゃないですか(笑)。これ、ブラジャーもパンツも……え? あの……これを透視したらどうなるんですか?

田村:それは限定版を買った人のお楽しみで(笑)。

伊東:ちなみにこの“裸リボン”も女性が作っています。

――これらの衣装をしのぶに着せられるとしたらどれが似合いそうですか? もしくはどれを着せたくないですか?

『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』

上間:(裸リボンを持って)これはちょっと……しのぶちゃんには着せたくない! そこは守りたい!! ウェディングドレスもまだ見たくないので……くのいちを着せたいですね。

田村:マシンガンを持っているイラストもあるので、ミリタリーは似合うんじゃないかなと思います。逆に妹の真夜はお札を扱うのでくのいちがカッコいいんじゃないかと思います。

――前作のPS3版ではパンツの種類が423種類ありましたが、今作ではどのぐらい出てきますか?

田村:今回はパンツだけでなく、上(ブラジャー)も描かなければいけないので単純に2倍の作業になっています。前作と比較されてしまうと厳しいかもしれないのですが、現在増産中でできるだけ頑張りたいと思っています。

 なお、PVのパンツはすべて白パンツなのですが、最終的に差し替わります。実際に下着にはいろいろな色がついているので、透視するとより楽しめるようになると思います。

――“透け度”があるとお聞きしたのですが、なんですか?

田村:“とある方法”で透け度も変わるようになっています。その透け度が高くなると、まるで着ていないかのような感じに、たまたま見えることになると思います。ちなみにドキドキモードでも透ける仕様になっています。

上間:前作にあったママキタモードはあるんですか?

田村:入れたいのですが、現在検討しているところです。ただ、PS4には入れると思います。PS Vitaは個人で遊ぶのでいらないんじゃないかと。

――ゲーム全体のボリュームは前作と比べてどのぐらいになっていますか?

『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』

田村:前作よりもエンディングも含めて一般女子にフィーチャーしているので、コンプリートしようとしたらすごく大変だと思います。

伊東:シナリオ自体も前作より長いです。

田村:後は、ズームして女の子のプロポーションに合わせると、3サイズを測定できるんですよ。それで埋める分も含めると、いろんなキャラをじっくり見つつ昇天させることになり、葛藤しながらゲームを遊ぶことになるので、かなりやりがいがあります。

伊東:ルートも一本道ではなく、分岐があるステージもあるので、同じステージでもいろいろと楽しめます。

――制服を一新した理由を教えてください。

田村:普通の高校は、学年が上がっても制服の色を引き継いでループしていくんですが、『ぎゃる☆がん』では1年生が赤、2年生が青、3年生が緑というイメージをずらしたくない。そのために、この学校では学年が上がるごとに制服を全部買い替える設定にしたんです。そしてどうせ制服を買い替えるのであればデザインを新しくしてもいいということで、一新しました。

伊東:見た瞬間に撃ち分けがしやすいということで、色を継承しました。

――今回、1年が経過して学年も上がっています。前作のキャラも出るようですが、新キャラとのバランスはどのぐらいになっているのでしょうか?

伊東:前作の3年生は卒業して、新しい1年生が入っています。あと、2~3年は半数の生徒を新規に入れ替えました。各学年21人で、半分は新しくなっているので、前作から引き続き登場するのは20人ぐらいですね。先生は、体育教師と保健の先生が増えて5人になっています。

『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』

――前作はDLCも用意されていましたが、今回もそのような展開はあるのでしょうか?

田村:先ほど伊東もいいましたが、作る予定でいます。そこもお楽しみに。

――最後にユーザーに向けてメッセージをお願いします。

『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』

上間:画像や映像からお分かりいただけたと思うんですが、いろいろな面でパワーアップしていて盛りだくさんになりました。私も気合を入れて収録に臨みましたので、ぜひ楽しみにしていただければと思います。いっぱい遊び方があるので、それぞれの楽しみ方でプレイしてください!

田村:前作以上にバカなゲームで、ボリュームいっぱいなうえにインパクト押しで一生懸命作っています。お話も楽しく、キャラクターもいい子で、シューティングゲームとしてもしっかりおもしろいものとして作っていきますので、ぜひ遊んでみてください。

伊東:詰め込めるだけの欲望を全部詰め込んだゲームです。思い残すことがないように、現時点でやれることは全部やっていることを見ている方も感じ取ってもらえればと思います。ぜひ手にとって遊びほしいです。お願いします!

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