2015年5月6日(水)
徳島で開催されている“マチ★アソビ14”では、“ゴッドイーターフェンリル徳島支部 史上最大の広報作戦!”と題して、さまざまな『GOD EATER(ゴッドイーター)』関連のイベントが行われている。
TVアニメの新情報も飛び出した新作PVプレミア上映会に続き、5月3日に東公園ステージで行われたのは、“アニメもゲームも!ゴッドイーターステージ超拡大版!”。そのイベントレポートをお届けする。
前半はアニメを中心としたトークが展開。プレミア上映会にも登場した『GOD EATER』プロデューサーの富澤氏、総合ディレクターの吉村氏、ufotableの近藤社長、平尾監督に加え、『GE』でオペレーターの竹田ヒバリ役を演じている伊藤かな恵さんが登場した。
さらに先日公開されたばかりの新主人公・空木(うつぎ)レンカ役の木島隆一さんがサプライズゲストとして参加した。このアニメパートでは、新主人公がいかにして生まれたかを平尾監督自らが語ってくれた。
平尾監督によると、もともと『GE』は自分が主人公となるゲームのため、プレイヤーの数だけバリエーションが存在するため、主人公の決定には非常に時間がかかったとのこと。
そんな中で、アラガミの存在によって直面する、人類の絶望的な状況にあっても「決してあきらめない」と言い切る強い存在が欲しかったため、生まれたキャラがレンカだったと語っていた。
もちろん、そんなレンカの声優の決定も大変で、200人近いオーディションから選ばれたのが木島隆一さん。ベテラン揃いの中、音声収録ではかなり緊張しているとのことで、ステージでも初々しくいじられていた。
TVアニメ版は、平尾監督が非常にこだわりを持って制作しているようで、“影”の演出にはかなり気を配っているとのこと。肌の影は2段階まで付けられ、反射などと合わせると肌の色だけで4段階にも!?
静止画として見ても大変なものを、かなり激しいアクションの作品で実行しようというのだから、その気合はかなりのものだ。
途中、ufotableが描く2015年の阿波踊りポスターの1枚に『GOD EATER』からアリサが描かれることが発表され、会場は大いに盛り上がった。
なんと阿波踊りポスターは3年がかりで11枚のイラストが描かれているが、横に並べると1枚の絵になることが判明! その仕掛けに会場からは感嘆の声が上がっていた。
ゲームパートでは、5月4日に開催されるフェンリルカップ中国・四国予選を前に、木島隆一さんと伊藤かな恵さんがタイムアタック対決をすることに。サポート役として、木島さんには総合ディレクターの吉村氏、伊東さんにはディレクターの依田優一氏が付くことになった。
木島さんは『GE2RB』を難易度10までクリアしているとのことで、安定した動きを見せるものの、吉村氏との連係がうまくいかないのか、タイムは振るわず。一方の依田・伊藤ペアは、勝負の行方を吉村・木島ペアが不良っぽく見守る&ヤジを飛ばすなか、すばらしい動きを見せる。
こうして、チャージスピアを携えた依田氏の怒濤の攻めが炸裂し、ほぼ1人で3分強の好タイムを叩き出した。
残念ながら負けてしまった木島さんは、会場に運び込まれた“高機動型オウガテイル”の“中の人”になることに! 全長4メートル、肩にかかる重量は80キロというオウガテイルの巨体に入り込み、いかにもアラガミらしい動きを披露してくれた。
さらにそこに、神機を持ったアリサと、神機の腕輪を付けたカエルが登場! このカエルは『パチスロ ゴッドイーター』を作っているヤマサのマスコットキャラクター“ケロット”だ。『GE2RB』の最新バージョンアップでこの衣装が実装されたので知っている人も多いはず。
そんなアリサとケロットにオウガテイル(in木島隆一)は“討伐”されてしまったが、中から出てきた木島隆一氏は汗だくの状態。高機動型オウガテイルの内部には液晶モニターと冷却用のファンが設置されているそうだが、今回はバッテリー切れのためか、一切動作しなかったとのこと。今から主人公の苦難は始まっているようだ。
たっぷり2時間近く、まさにゲームもアニメも堪能できた『ゴッドイーター』イベント。阿波踊り会館では、5月5日まで常設展示もり、市場に出る前の『パチスロ ゴッドイーター』の試遊(18歳以上のみ)もできるようになっている。
この『パチスロ ゴッドイーター』に使用されているアニメも、このためだけにufotableが描き下ろしたもの。捕喰アクションを実現した実機とともに確認してほしい。
6月28日の“GOD EATERフェス”ならびに7月のアニメ放映に向けて、『GE』熱はさらにヒートアップすること間違いなしだ。
最後に特別企画として、ステージ会場で行った木島隆一さんへの緊急インタビューをお届けしよう。
――TVアニメ版の新主人公・レンカ役が決まったことについて、意気込みをひと言お願いします。
木島:『GE』は本当に長い期間かけて作られている作品だと思いますが、そんな『GE』に“木島隆一らしさ”をいかに染み込ませていけるか、がボクの中でのテーマですね。
ベテラン揃いの先輩たちに張り合っていい表現ができるように、そしてそれで皆さんに喜んでもらえるように頑張ります!
――木島さんはレンカというキャラクターをどのようにとらえていますか?
木島:収録が始まったばかりなので、まだまだ……という感じですが……彼はまだ子どもなのできっと大人たちとの出会いの中で成長していくんだろうな、と思いますね。
――ご自身と重なる部分もありますか?
木島:そうですね、本当にそうです。
――読者の方にメッセージをお願いします。
木島:絶対におもしろい作品ですので、期待して見てください!
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
(C)BNEI/PROJECT G.E.
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc. (C)YAMASA
データ