2015年5月5日(火)
5月4日にufotable CINEMAにて、“『テイルズ オブ ゼスティリア ~導師の夜明け~』上映会&スペシャルトークショー”が行われた。
これは5月3日~5日に徳島県で開催されている“マチ★アソビ Vol.14”のイベントの1つ。ufotableの近藤光代表と『テイルズ オブ』シリーズの馬場英雄プロデューサーが登壇した。
▲近藤代表(左)と馬場プロデューサー(右)。 |
そもそも、馬場プロデューサーがなぜ“マチ★アソビ”に来たのかという話からトークはスタート。これについては、近藤代表の熱い要望でかなったことが明かされた。
そして、トークショーの後に上映される『テイルズ オブ ゼスティリア ~導師の夜明け~』のことにも触れていった。本作品を作る際に、近藤代表はとても苦労したのだという。
ゲームの発売前にアニメ放送があるということは、まずはアニメをしっかり作っていかなければと、気を引き締めて制作に臨んだそうだ。
中でも力を入れたのは“重さ”の部分とのこと。アニメーションで着地や反動といった“重さ”を表現するのは難しく、今回はそれに挑戦したと語った。
▲県外からの来場者も大勢。 |
余談として語られた、『テイルズ オブ』シリーズが好きすぎるufotableスタッフの話も大いに盛り上がった。どうやら、そのスタッフは近藤代表の「家に帰ろう」の声に耳を傾けず、会社に泊まる覚悟で制作に臨んでいたそうだ。
そんなある日、制作現場に大きな荷物が届いたそうだ。中身はなんと簡易ベットで、『テイルズ オブ』シリーズが好きすぎるスタッフが購入したのだという。これにはさすがの近藤代表も「会社にそんなもの持ってくるな」と笑ってしまったとのこと。
ここで近藤代表から、「みんなもっと馬場さんのお話を聞きたいよね」と問いかけが。来場者の反応はさまざまで、拍手で応える人、大きく頷く人、何度も頷く人などがいた。
これを見た近藤代表が、「次の“マチ★アソビ”にも馬場さんを呼びます!」と宣言。恐らく秋に行われるであろう次回の“マチ★アソビ”にも、馬場プロデューサーの参加が決まった(?)瞬間である。
次回の“マチ★アソビ”に期待が高まるトークショーとなった。