2015年5月8日(金)
『モンスターギア』最速レビュー&プレイ動画掲載! 5種類の武器の感想やプレイ感は!?
セガゲームスが5月中旬に配信するiOS/Androidアプリ『モンスターギア』のメディア向け先行体験会のレポートと、ひと足先にアプリをプレイした感想をお届けします。
これまでにさまざまなタイトルを手掛けてきた中村泰良プロデューサーは、自信を持って配信するタイトルであることを説明。アプリに最適化されたハンティングアクションとして、遊びやすさを重視して開発していることや、ハンターやモンスターがなめらかに動きまわることなどの特徴を語っていました。
▲中村プロデューサー |
▲操作、カメラ、プレイ時間など、さまざまな点で快適にプレイできることを意識しているとのこと。 |
▲装備やモンスターは3Dポリゴンで作られて、ここにかなり力を入れていると説明していました。 |
プレゼン後に、実際に『モンスターギア』をプレイすることができたので、その様子を動画とテキストでレポートします。
▲会場にいたコンパニオンさんに手伝ってもらい、マルチプレイの楽しさを体験しました。 |
■プレイ動画
■体験した感想
ゲームは、基本的にクエストをこなすことで進行。クエストではモンスターを1体ずつ連続で狩ることになり、すべてのモンスターを討伐するとクエストクリアとなります。その報酬やガチャを活用して装備やアイテムを入手することができます。
手に入れた装備を強化し、さらなる強いモンスターに挑んでいくのが大きな流れです。装備できる武器は、大剣、双剣、ハンマー、ランス、弓の5種類。それぞれの特徴やプレイしてみた感想は後半でまとめているのでチェックしてください。
操作方法は、通常攻撃、特殊攻撃、ガードとボタンが3つあり、それらを使い分けることでプレイします。通常攻撃のボタンを連続で押すことで最大5発の連撃になります。特殊攻撃は武器ごとに特徴的な攻撃を繰り出すもので、3連撃以上、もしくは5連撃から連続で繰り出すことで効果が高まります。
ガードボタンを押している間はガードポーズをとり、受けるダメージを軽減することが可能。また、モンスターの攻撃を受ける直前でガードボタンを押すとジャストガードが発動し、受けるダメージを0にすることができます。
また、攻撃を加えていくとアイコンのゲージがたまり、必殺ギアバーストを放てるように! 発動時には無敵時間があるようなのですが、まだモンスターのモーションがわからないため、無敵時間を生かせないことも……ここは練習あるのみですね。
モンスターにはHPゲージと気絶ゲージがあり、ダメージを与えてHPを0にすると討伐成功に。気絶ゲージに関しては、攻撃を当てることでゲージがたまっていき、最大までためると気絶状態になって一定時間攻撃し放題となります。
攻撃を連続で当てることでコンボ数が加算されていき、コンボ数に応じてパーティ全体の攻撃力が上がっていく仕組みでした。ただし、モンスターの攻撃を全員がいっぺんに受けてしまうとコンボ数がリセットされてしまうので、コンボをつなげたいなら最低でも1人はガードもしくはランスの特殊攻撃(後述)で対応する必要があります。
モンスターがダウンしている間に攻撃を当てるとハートが落ち、パーティのHPを回復させることができました。クエストはHPの残量が持ち越される連戦となるので、ハートをうまく出現させてHPをいかに温存していくかが攻略のポイントになりそうです。
武器、モンスターには属性が設定され、相性があるようでした。苦戦したら有利な属性の武器を装備していくのも重要かもしれませんね。
ここからは、使用してみた感想を交えて各武器の特徴を解説していきます。
■大剣
一発の攻撃力が高くダメージを与えることに特化した武器。特殊攻撃として溜め斬りを繰り出すことができ、ボタンを長押しして溜めている時間が長いほど与えるダメージも大きくなる一撃必殺の攻撃です。
大剣は、武器の振りが大きくとっさにガードしにくいので、モンスターの攻撃の隙がどのくらいあるのかを見極めながら攻撃を繰り出す必要がありそうですね。
■双剣
攻撃がかなり素早く、特殊攻撃で高速でモンスターを斬りつける乱舞を繰り出せます。双剣が与えるダメージは小さいのですが、コンボ数を稼ぐのに適しているため、パーティ全体の攻撃力を底上げする役割を持っています。
武器の振りが小さく、乱舞中でなければモンスターの攻撃をいつでもガードできるので使い勝手は抜群!
■ハンマー
通常攻撃は大剣と似たような振りの大きな攻撃ですが、特殊攻撃でぶん回しを繰り出せるのが特徴。ぶん回しは、気絶ゲージを溜めやすい攻撃で、ボタンを長押しすると攻撃し続けてヒット数が増えます。
ぶん回しの攻撃力はそれほど高くないので、通常攻撃でのダメージ狙い、ぶん回しでの気絶狙い、という2つのプレイスタイルがありそうです。
■ランス
攻撃力はやや抑え目で武器の振りも速くはないのですが、全武器の中で唯一、モンスターのダウン中以外にパーティのHP回復をまかなえる武器です。
特殊攻撃をモンスターの攻撃に合わせて繰り出すとカウンターが発動し、ヒットするとモンスターがハートを落とします。カウンターを発動させるのがやや難しいので、上級者向けの武器のように感じました。しかし、パーティに1人いると、かなり安定する印象です。
■弓
攻撃力がそこそこあるうえに、武器の振りも速い扱いやすい武器。ただし、ガードはしやすいもののガードの性能は他の武器と比べてあまりよくないです。
特殊攻撃では、状態異常にさせる効果がある矢を放つことができるので、ダメージを稼ぎながらもパーティの補助的な役割を担えそうです。
■配信が待ち遠しいアプリ
4人での協力プレイということで、一緒にクエストに挑戦するハンターと武器のバランスを考慮するのか、あえてかぶらせていくのかなど、組み合わせを考えるのが楽しいです。双剣がコンボで攻撃力を上げて、ハンマーが気絶を狙い、気絶したモンスターに大剣が5連撃から最大に溜めた溜め斬りを繰り出す、などを考えるだけでもワクワクします。
プレイしてみた感想は、攻撃とガードを繰り返して手軽に狩りを楽しめるゲームでした。手軽ではあるのですが、限界まで攻撃を叩き込もうとしたり、ジャストガードやランスのカウンターを狙ったりするとタイミングが重要で、アクション面でもやり込みがいがあるという感じです。
今回は触れられなかったのですが、キャラクターの成長、装備“ギア”の収集・強化・進化、多彩なモンスターとのハンティングなど、遊び応えがありそうなので、配信が楽しみです!
(C)SEGA
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