2015年5月12日(火)
『悪魔城ドラキュラ』シリーズのプロデューサーを務めた五十嵐孝司さんが、PS4/Xbox One/PC用新作ゲーム『Bloodstained: Ritual of the Night』を開発するための“Kickstarter(キックスターター)プロジェクト”を、本日5月12日より開始しました。終了日は6月12日。
追記:開始約3時間で目標金額を達成しました。
『Bloodstained: Ritual of the Night』は、探索型の2.5Dグラフィックゲーム。ディレクターとプロデューサーは五十嵐孝司さんが、音楽は『悪魔城ドラキュラ』シリーズを手掛けた山根ミチルさんが、開発は『Mighty No. 9』を手掛けるインティ・クリエイツが担当します。
本プロジェクトによりクラウドファンディングサイト“Kickstarter”で集められた資金は、ゲームの制作予算と、支援者への報酬であるPS4/Xbox One向けディスクの制作にあてられるとのこと。
▲ゲームイメージ画面 |
18世紀の終わり、急激な科学の進歩は魔術を非科学的なものとして、世界は物質的なものに傾倒していった。
科学と魔術を融合させた研究でその地位を確立していた錬金術・ギルドは、自分たちだけが持つ利益を失うことを恐れて精神世界を失うことは、悪魔を呼ぶことだと流布する。
しかし、それでも止まらない科学の進歩は錬金術師たちを暴走させる。
身よりのない子どもたちを集め、魔力と融合する魔道人間を作りそれらを生贄に地獄をこの世に召喚を試みる。
実験は成功するものの、その1年後ギルドは突如壊滅。それから10年の時が流れ、その跡地に巨大な魔力とともにまがまがしい城が現れる。
錬金術師に拾われ、幼いころから錬金術による秘術をその身体に施された子どもの1人。秘術の影響で10間昏睡(時が止まった)状態だったため、地獄召喚の儀式には駆り出されなかった。
昏睡期間時が止まっていたことと長い昏睡状態のため、記憶が曖昧になっている。あまり口数は多くなく、自分の意思を持っている女性。
若さゆえに直情的な部分が見えることもあるが頭は切れる。孤児でつらい思いをした過去から、自分の仲間が人々に不幸をもたらしていることに心を痛めている。
かつて地獄召喚の生贄とされ、唯一生き残った男。仲間と自分の復讐のためギルドを滅亡させる。
復讐は果たされるが、同時に自分が人でないことを理解し、この世に自分の居場所を作る為に地獄から城を呼び出す。
本当はミリアムの居場所を作る為に城を構築しているのだが、結晶の侵食により当初の目的を忘れ、城を起点にこの世に地獄を侵食させようとしている。
悪魔の力を取り込んだ結晶に侵食されており、身体の半分は結晶化している。人類への復讐とミリアムの同胞化をたくらむ。
滅んだ錬金術ギルドの錬金術師で、ジーベルの親友。組織が地獄を呼び出すことに反対した唯一の錬金術師でもあり、これらの理由から生き延びることができた。
自分たちが犯した過ちの懺悔とジーベルを止めたい気持ちから、研究を続けており、出現した城を地獄へ戻すための錬成式と理論を構築している。
ミリアムの結晶の進行を止めているのは彼の術式。このタイミングでミリアムが起きたことが、地獄の城と連動していることを薄々わかっている。楽天家に見えるが、内心は直情的でおよそ研究家に向かない情に厚い男。
錬金術によって錬成された魔力を取り込む鉱物。これを秘術によって人間に融合させると、その副作用として結晶により肉体を侵食していきます。錬金術ギルド崩壊後“エノク文字”を使い結晶自体を崩壊させ、侵食を止める手法が確立されました。結晶自体は同じ色で互いに結合しようとする性質があるため、バラの花のように見えます。
敵から得られる特殊な魔力をクリスタル状に錬成して、プレイヤーの技に変換する秘術。各敵ごとすべてに、それぞれ特有の魔法が存在するとのこと。
【魔力錬成結晶の流れ】
(1)敵を倒すことで、素材等アイテムがドロップする。
(2)少ない確率でそのアイテム自体の色が輝いているものが出現。
(3)それを錬成することで、その敵特有の攻撃魔法を得ることができる。
呼び出された地獄の城に巣食う悪魔たち。結晶を植え付けられ、ジーベルの完全なる僕となっています。ゴシックホラーやソロモン72柱をベースとした、悪魔群をベースにモンスターをデザイン。