2015年5月13日(水)
カプコンは、PS4/Xbox One版を6月18日に、PC版を6月24日に発売する『デビル メイ クライ 4 スペシャルエディション』について、新情報や最新動画を公開した。
『デビル メイ クライ 4 スペシャルエディション』は、2008年にPS3/Xbox 360/PCで発売されたアクションゲーム『デビル メイ クライ 4』に新要素を追加したタイトル。グラフィックの強化に加え、バージル、トリッシュ、レディを操作できるモードの追加、日本語ボイスの実装なども行われる。
本日の記事では、新たにプレイアブルキャラクターとなった“レディ”の戦闘スタイルや、ネロ、ダンテ、バージルらの追加コスチューム、常にデビルトリガーを発動して戦える“スーパーバージル”、ゲーム紹介動画の第2弾、PS4ダウンロード版の予約特典を紹介する。
新要素“LADY / TRISH GAME”により、シリーズ初のプレイアブル化を果たす女性デビルハンターの“レディ”。悪魔の力を持たない彼女がどのようにして戦うのか、その特徴やアクションを以下に紹介していく。
レディ |
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▲悪魔を狩ることを生業とする人間の女性。過去の事件でダンテと遭遇し、友人のような関係になる。面倒な仕事があるとダンテに押し付けて、莫大な仲介料を請求することも。 |
●レディの攻撃は銃撃が基本
レディの基本的な武器は、刀剣類を携えたこれまでのプレイアブルキャラクターとは異なり、銃器が中心となる。そのため、他のキャラクターとはプレイスタイルが大きく変わり、個々の銃器を適正な距離で使用することで威力が大幅にアップするなど、レディならではの戦闘スタイルを堪能できる。
<近距離:ショットガン>
敵が迫ってきた時にある程度距離をとりたい場合は、広範囲に広がる散弾を発射しよう。また、ショットガンは近距離で当てると、威力が増大するとともに、大半の雑魚敵はダウンさせることもできる。
グラウンド・ゼロ |
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▲ラッシュ・アワーの後、散弾で追撃しつつ後ろに跳び退き相手の距離を取る。 |
<中距離:ハンドガン>
敵と対峙した際には、ハンドガンを牽制用に使用するのがオススメ。威力は低いものの連射性に優れいているので、敵の動きを抑えることができる。また、全体的にスキが少なく、攻撃しながらの立ち回りにも優れる。
トゥーハンド |
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▲打ち上げて、敵を打ち抜く技。ここから、追い打ちの攻撃もつなげられる。 |
<遠距離:カリーナ=アン>
多くの敵が攻撃範囲外となる遠距離では、ミサイルランチャーの“カリーナ=アン”を活用していきたい。単数だけでなく複数の敵にも攻撃できる技を持っているので、その場にいる敵の数に応じて使い分けていこう。
ヒステリック |
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▲前方にミサイル攻撃を行う。レベルを上げるとランダムでいろんなところに飛ぶ確率が増える。 |
●銃器を使ったレディの多彩な技
上に、各距離での代表的な技を紹介したが、もちろん他にもさまざまな技を使えるので、その一部を紹介する。
ブラスター |
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▲空中から、下方の敵にカリーナ=アンを撃つ技。さらに爆風で2段ジャンプを行うことができるので、敵に囲まれて距離を取りたい時にも有効だ。 |
ワイヤーショット |
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▲敵にワイヤーを刺して、一定時間、相手の動きを封じる。刺した後は攻撃のチャンスを作れるため、積極的に使用していきたい。また、ストーリーの進行に必要なワイヤーショットを使った移動“グラップル”としても使用可能。 |
スキャッター |
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▲後方に回避しながら、前方に手榴弾を投げつける。地面に投げた手榴弾は、一定時間経つと爆発する。他の技との連係が可能なので、他の技も織り交ぜて攻撃していこう。なお、ボタンを押す長さで飛距離の調節ができる。 |
●ボス戦における戦い方
上に紹介したレディの戦闘スタイルについては、当然ボス戦にも生かせる。同じボスでも、操作するキャラクターによって攻略法は大きく異なるため、本作で追加された新プレイアブルキャラクターで戦い臨むのも『スペシャルエディション』ならではの醍醐味だろう。
エキドナ |
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魔界の深奥に広がる巨大な森の主。意思を持つ種子をふり撒き、他の悪魔を宿主として魔界植物の繁栄を企む。龍を思わせる外観をしているが、本体は花弁に包まれた女性型の身体だ。
エキドナは、蛇形態、木龍形態、地上形態、ドーム形態と姿を変える特徴がある。形態に合わせて、レディの得意な武器を使い分けて戦おう。“蛇形態”では、髪振り回しや尻尾振りを仕掛けてくるので、ブラスターで攻撃をかわしつつ、ショットガンをタメて繰り出すチャージショットを近距離で当てると、大ダメージを与えられ有効だ。
また、“木龍形態”では、エキドナが突進を仕掛けてくるので、マキシマム・バーストなど、強力な攻撃で蛇形態へ強制的に変えていきたい。さらに、“地上”や“ドーム”形態はレディにとっては攻撃のチャンスとなる。上方を攻撃しやすいトゥーハンドでしっかり体力を削り、地上形態になったらグラウンド・ゼロを狙おう。
ゲームを始めてすぐに使用できるネロ、バージル、ダンテの追加コスチュームが用意されている。バージルとダンテは、下記の追加コスチュームを着ると、魔人モードのデザインも変化する。気分を変えてプレイしたくなったら、追加コスチュームを使って遊ぼう。
ネロ |
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▲ネロの追加コスチュームである“プロトタイプコスチューム”。 |
バージル |
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▲バージルの追加コスチュームである“伝説の魔剣士コスチューム”。 |
▲バージルが、“伝説の魔剣士コスチューム”使用時に魔人化した時の姿。 |
ダンテ |
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▲ダンテの追加コスチュームである“伝説の魔剣士コスチューム”。 |
▲ダンテが、“伝説の魔剣士コスチューム”使用時に魔人化した時の姿。 |
本日5月13日より、『デビル メイ クライ 4 スペシャルエディション』の紹介動画・第2弾が公開されている。本動画からは、プレイアブルキャラクター5名のアクションシーンや、大量の敵と戦う“レジェンダリーダークナイトモード”のプレイシーンなどを確認可能だ。また、一部シーンでは、ネロとダンテが追加コスチュームを着ているので、そちらにも注目してほしい。
オリジナル版では、ある条件を達成すると、常にデビルトリガーを発動している状態で戦える“スーパーネロ”と“スーパーダンテ”を使用できた。そして、『スペシャルエディション』には、ネロとダンテ同様の特徴を持つ“スーパーバージル”も登場する。
“スーパーバージル”は、魔人モードで常に魔人化できることに加え、集中ゲージも常時MAXの状態となるため、DTゲージと集中ゲージの減少を気にすることなく、全力のバージルを楽しめる。敵が大量に出現する“レジェンダリーダークナイトモード”で使用すれば、通常よりもはるかに爽快感の増したプレイを体験できるだろう。ただし、リザルト時にスタイリッシュポイントが減点されるので、使用の際はその点だけ注意しよう。
本日5月13日~6月14日の期間、PlayStation StoreでPS4ダウンロード版の予約受付が行われている。期間中に本作を予約すると、オリジナルデザインのPS用テーマをもらえる他、数量限定特典の“レディ&トリッシュ用コスチューム”各1種、“レッドオーブ30万個”を受け取れる。
▲PS4用テーマは、背景が本作オリジナルのデザインに変わるだけでなく、システムミュージックが再生されるようになる。 |
▲レディの追加コスチューム。彼女が初登場した『デビル メイ クライ 3』時の衣装だ。 | ▲トリッシュの追加コスチューム。グロリアの衣装を着せてプレイできる。 |
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ILLUSTRATIONS:Kazuma Kaneko/ATLUS
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