2015年5月21日(木)
エクストリームが7月23日に発売予定の3DS用SRPG『ラングリッサー リインカーネーション-転生-』について、新たな登場キャラクターの情報をお届けする。
本日の記事で初めに紹介するのは、光輝でも帝国でもない第3の勢力“闇”に所属するキャラクターたち。闇の勢力の人々は、他の勢力から迫害されているが、特殊な力を持つ者が多いのが特徴だ。物語の中では、“闇の皇子ボーゼル”という者が現れ、“闇”に属する人々を導いているという。
パツィル(声優:たかはし智秋)
~人間に興味のある魔族~
明るくふざけた感じの悪女。陽気で人懐っこいが気まぐれで、“エキサイティングなこと”が大好きな快楽主義者である。戦乱極まる世界の中、よどみのようにたままった人間たちの孤独感、絶望感から生まれた魔族で、魔物というよりは、自然現象に近しい存在だと言われている。
レナータ・ミトラス・ドラゴニア(声優:高橋未奈美)
~滅亡した竜使いの国の生き残り~
無口な竜使いの少女。極端に強い警戒心のため、周囲に対して心の内をほとんど明かすことはない。母国を帝国に侵略された際、自分だけが竜にうまく騎乗できなかったことから戦うことができなかった。帝国に対して激しい憎しみを抱いている。
帝国に属するキャラクターとして、名門出のお嬢様でありながら前線に出ることを望む“クリスティアーネ”と、飛行機械の研究開発を行う技術士官の“ヨア”および“コンスタンツァ”を紹介する。ヨアは、クリスティアーネの家庭教師を務める人物で、彼女に従って自らも武器を取る戦う研究者のようだ。
クリスティアーネ・フォン・プリンツ・フランダル・ポエティア(声優:櫻井浩美)
~民を思う誇り高き帝国貴族~
帝国の建国以前から続く名門中の名門、貴族の中でも序列最高位の家の出であるお嬢様。戦乱の色が濃くなる中、貴族としての務め(ノブレス・オブリージュ)を果たすため、軍学校に入学する。危険な地域へ派遣されないよう親が配慮をしたが、それを無視し前線への配属を希望した。
ヨア・ユテン(声優:井口祐一)
~帝国軍高位技術士官~
自由に空を飛び回れる飛行機械の研究を行っており、いつかは方舟(はこぶね)や飛行生物に頼らずとも世界中を行き来できるようにすることが目標。飛行機械に乗るのがとても苦手で、テストフライトなどは、部下のコニー(コンスタンツァ)が担当している。開発に資金が掛かるため、名家の娘であるクリス(クリスティアーネ)の家庭教師も務めている。彼女が軍学校に進んだことを切欠に、自らも仕官し、軍属となった。マスケット銃を使い、戦場にも立つ。
コンスタンツァ・イアハルト(声優:徳井青空)
~大空を舞う帝国の翼~
帝国の技術士官で、ヨアとともに小型飛行機械による有人飛行の研究開発をしている。また、自らも研究に携わっている飛行機階のテストパイロットも担当する。叔父から、さまざまな知識を学び、親に無理やり入れられた女学校から転籍して、帝国最難関の教育機関へ入る。優秀な成績を修め、技術士官として軍に入ることになる。
最後に光輝に属する2人のキャラクター、オディロン・フェデルタとユリアン・カルザスを紹介する。オディロンは、カルザス王国が帝国に滅ぼされた際、王子ユリアンを逃した忠義の人物で、声は中田譲治さんが演じている。
オディロン・フェデルタ(声優:中田譲治)
~贖罪の老騎士~
忠義一徹。他人には思いやり深く寛容、自分には極めてストイックな老いたる騎士。かつて栄華を誇ったカルザス王国に仕えていたが、帝国の侵略により王と王妃は殺され、部下の手助けによりカルザスの正当な血筋を引く王子“ユリアン”とともに落ち延びる。
残してきた部下、主人へ忠義を尽くすことができなかった過去、そして両親を殺されたことで壊れてしまったユリアンの心。それらが、決して消すことのできない大きな後悔と罪の意識となって重くのしかかり、無念の心を抱いたままユリアンに仕え続けている。
ユリアン・カルザス(声優:田村睦心)
~壊れかけの亡国の王子~
光輝の勢力で最も長い歴史を持ち由緒正しいと言われる、カルザス王家最後の生き残り。年齢に似合わない、冷笑的かつ皮肉な合理主義者である。戦争のトラウマによって人格や倫理観が崩壊し、共感性を喪失してしまい、「帝国に復讐する」という目的だけが残ってしまった。復讐のためには、手段を選ばず、倫理を超えて行動、その異常性を垣間見せることがある。
(C)extreme
データ