2015年6月1日(月)

『GT6』に新車種“プジョー ビジョン グランツーリスモ”が登場。新たなマシンのティザー情報も公開に

文:キャナ☆メン

 SCEは、発売中のPS3用ソフト『グランツーリスモ6』において、本日6月1日に1.19アップデートを実施し、新規車種“プジョー ビジョン グランツーリスモ”を追加した。

『グランツーリスモ6』

 “ビジョン グランツーリスモ”は、各自動車メーカーが『グランツーリスモ6』ユーザーのために考え出したグランドツーリングカーをゲーム内に実装していく企画。この“プジョー ビジョン グランツーリスモ”は、プジョーのデザイナーチームとプジョー スポールのエンジニアチームが一緒に生み出したプロトタイプマシンとして、『グランツーリスモ6』の世界を走行する。

 本マシンは、1.19アップデートをインストール後、“ビジョン グランツーリスモ”コーナー内から購入できる。また、公開を記念したシーズナルイベントに参加すれば、タイムを問わず1周完走することで入手可能だ。

●“プジョー ビジョン グランツーリスモ”について

『グランツーリスモ6』 『グランツーリスモ6』

 “プジョー ビジョン グランツーリスモ”は、効率を極限まで追求する耐久レース用マシンから多くの知見を得て開発されており、奇抜とも思えるマシンのエクステリアには空力的な付加物がほとんど存在しない。マシンを路面に押しつけるダウンフォースは、わずか1.04mの車高しかないボディ自体から生み出され、あたかも削り出された金属塊が空気を操るようなたたずまいを見せる。

 ドライバーの背後にミッドマウントされるのは、875ch(887PS)という途方もないパワーを生み出す3.2LのV6ターボエンジンであり、この怒濤(どとう)のパワーが6速機械式トランスミッションを介して、4輪へと伝えられる。ホイールはフロントが22インチ、リアが23インチというビッグサイズだ。

 ライバルとの熾烈なバトルを戦い抜くためのセッティングにも抜かりはなく、875kgと極限まで削り取られた車重の前後配分は、フロント48%、リア52%という理想的なもの。この素性のよさは極めてダイレクトなステアリングによっていっそう引き立てられる。1kg/ch(1kg/PS)というパワーウェイトレシオは、他車を圧倒する強烈なものだが、ストッピングパワーも尋常ではなく、フロント380mm(15インチ)、リア337mm(13インチ)というカーボン製ベンチレーテッドディスクが、大地をねじ伏せるような制動力を生み出す。

『グランツーリスモ6』 『グランツーリスモ6』
『グランツーリスモ6』 『グランツーリスモ6』
『グランツーリスモ6』 『グランツーリスモ6』
『グランツーリスモ6』 『グランツーリスモ6』
『グランツーリスモ6』 『グランツーリスモ6』

■“SRT トマホーク ビジョングランツーリスモ”のティザー情報も公開に

 グランツーリスモ・ドットコムでは、FCA US LLCが生み出したマシン“SRT トマホーク ビジョン グランツーリスモ”のティザー情報が明らかにされた。詳細は、近日中に公開されるという。

『グランツーリスモ6』
『グランツーリスモ6』
『グランツーリスモ6』
『グランツーリスモ6』
▲ハイブリッドパワートレインを搭載したシングルシーターコンセプトによるマシン“SRT トマホーク ビジョン グランツーリスモ”。

データ

▼『グランツーリスモ6(ダウンロード版)』
■メーカー:SCE
■対応機種:PS3
■ジャンル:レース
■配信日:2013年12月5日
■価格:6,372円(税込)

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