2015年6月4日(木)
有明海にエイリアン? SEGAとSAGAで『エイリアン アイソレーション』×ワラスボのコラボ
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『ALIEN: ISOLATION -エイリアン アイソレーション-』は、CERO Z(18歳以上のみ対象)のソフトです。
※18歳未満の方は購入できません。
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セガゲームスは、6月5~13日の期間、PS4/Xbox One用『エイリアン アイソレーション』とワラスボのコラボキャンペーンを実施。その説明会を、東京都の佐賀県三瀬村ふもと赤鶏 丸の内店で実施した。
▲会場には、生きたワラスボと干したワラスボを用意。生きたワラスボが暴れまわり、報道陣を驚かせる場面も見られた。 |
このキャンペーンは、リドリー・スコット監督の傑作映画『エイリアン』の15年後を描いたゲーム『エイリアン アイソレーション』と、“有明海のエイリアン”と称される魚・ワラスボのコラボレーション企画。
キャンペーン期間中は、佐賀の物産や料理を取扱う店舗でワラスボのメニューの提供や販売が行われ、対象商品購入者はゲームソフトが当たる抽選に参加できる。
▲実施店舗は、東京都の佐賀県三瀬村ふもと赤鶏3店舗と竹八 阿佐ヶ谷本店。 |
▲佐賀県三瀬村ふもと赤鶏では、限定メニュー『炙りワラスボ』が登場する。 |
▲竹八 阿佐ヶ谷本店では、『干しワラスボ』、ワラスボの粉末『もくさい』を購入可能だ。 |
今回のコラボのために、Web用コマーシャル映像が作られたというのでご覧いただきたい。
映像で見られた、往年の「セーガー!」という掛け声を模した「佐ー賀ー!」は、佐賀市役所の皆さんが協力しているという。
ここで、佐賀市シティプロモーション室 室長の南雲千寿さんが登場。セガゲームスからメールの問い合わせが来た時は驚いたという南雲さんだったが、佐賀市をより多くの人に知ってもらうきっかけになればと、協力を決めたことを明かした。
▲佐賀市シティプロモーション室の南雲室長。 |
▲九州にある佐賀県は、長崎県と福岡県に挟まれている。佐賀市はその県庁所在地だ。 |
▲平地を生かし、熱気球の大会が盛んに行われているとのこと。 |
▲「佐賀市の南部が熱いです」と、南雲さんは熱弁! |
▲東よか干潟がラムサール湿地に登録されたり、三重津海軍所跡が世界遺産の登録勧告を受けたりしている。 |
▲さらに有明海で蠢いているW・R・S・B(ワラスボ)。今年1月に動画を公開したところ、さまざまなメディアに取り上げられ、注目されたという。 |
▲WRSB関連グッズが、ゾクゾクと登場。南雲さんが着ているのはW・R・S・BTシャツだ。 |
以下は、今年1月に公開されたワラスボの映像。ワラスボの見た目や映像のクオリティの高さなどが話題となり、10万回近い再生数を記録している。
▲ワラスボについても解説された。日本では有明海にしか生息しない珍魚で、見た目がエイリアンに似ていることから、“有明海のエイリアン”とも言われている。 |
▲全長は25~45センチで、目は退化している。上を向いた口と牙だけでなく、さまざまな特長があるようだ。 |
▲干しワラスボを炙って食べるのがポピュラーだが、酒に入れたり、干してくだいた“もくさい”をご飯やみそ汁に入れたりする食べ方も。現地では他にも刺身や煮物にして食べることもあるという。 |
▲「ぜひ、店舗でWRSBの味をご賞味ください!」とコメント。なお、第2弾映像は近日公開予定。 |
『エイリアン アイソレーション』ローカライズプロデューサーの下村一誠さんは、ゲームについて説明。本作は映画『エイリアン』の15年後を描き、『エイリアン』と『エイリアン2』の間の物語になっているという。アクションゲームではなく、ホラーゲームとして作られているのがポイントで、エイリアンらしさを感じられるゲームだと、下村さんは語った。
▲下村ローカライズプロデューサー。 |
また、映画『エイリアン』に出演していたキャスト陣がボイスで出演しているのも見逃せない要素。下村さんは「コラボ店舗でワラスボ(エイリアン)を食べて、エイリアンに食べられるという循環関係を楽しんでください」とメッセージを送った。
▲左がワラスボで、右が干しワラスボ。頭の形状や凶悪そうな歯など、エイリアンとの共通点も多い。なお、かまれると血が出るという。 |
続いて、佐賀県三瀬村ふもと赤鶏 統括店長の吉田光二さんが姿を見せる。佐賀県三瀬村ふもと赤鶏は、佐賀県の食材を多数使ったメニューを楽しめる店だ。
▲吉田統括店長。 |
そんな同店でもワラスボは通常メニューにはないという。現在ワラスボは、絶滅危惧II類に指定されているうえに、漁師の数も減っている関係で、店に並ぶことはないようだ。
佐賀県でも以前は、各家で干していたようだが、現在は環境の変化もあり、そのような光景は減っていると南雲さんは語る。しかし、居酒屋ではつまみとして食べたり、刺身として食べたりするとのことだ。
今回はコラボのために、300匹近いワラスボが都内に上陸。食べられるチャンスはなかなかないので、この機会に味わってみては?
▲干したワラスボを炙った『炙りワラスボ』。味付けはされていないため、レモンや一味マヨをつけて食べるようだ。 |
あわせて吉田さんは、佐賀県三瀬村ふもと赤鶏の名物も紹介。昨日佐賀県でしめたという、新鮮なレバーを炭火で軽くあぶった『レバテキ』は同店の人気メニューだという。また、裏メニューの『ふもと赤鶏のミックス焼き』はご飯、お酒が進む逸品になっている。
▲人気メニューの『レバテキ』。 | ▲裏メニューの『ふもと赤鶏のミックス焼き』。 |
▲佐賀自慢のメニューを食べてキャンペーンに参加し、ゲームを入手しよう。 |
というわけで、取材していた筆者・kbjもワラスボを試食。干してかなり硬いため、ハサミで切ってから食べるようだ。切れているとはいえ、敵は有明のエイリアン。見た目が凶悪で口に入れるのをためらってしまう。
意を決して一味マヨにつけて食べてみると……硬くて、かみきれない!! 何度もかんで食べたところ……あれ? 見た目に反して上品な味でおいしい! さらに喉が渇く味で、アルコールが欲しくなる。
一緒に出していただいたレバーは、くさみがまったくなくてプリプリ。ふもと赤鶏はかめばかむほどに味が染み出てきて、白米が欲しくなる!! というわけで、すっかり満喫して帰社したのであった。お世辞抜きにおいしかったので、コラボが始まったらぜひ味わってほしい。
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