体験版『FF15』エピソード・ダスカ2.00でカトブレパスと戦える？ ストーリーについて重大発表も

文：喜一

　本日6月4日22時より配信された“FINAL FANTASY XV アクティブ・タイム・レポート 6.0”で発表された、PS4/Xbox One用ソフト『ファイナルファンタジーXV（FF15）』の最新情報をまとめてお届けします。

　体験版『FF15』“エピソードダスカVer.2.00”が6月10日の0時に配信されると発表されました。この他にも、ストーリーに関する重大な変更が語られました。

▲『FF15』のキービジュアルのラフ画も公開。

■水中での戦闘やアイテムのまとめ売買はどうなる？

　前回の放送で取り上げられなかったユーザーからの意見で、大藤さんが気になったものがあげられました。

・アイテムのまとめ売買したい

　製品版では、まとめて売買できるようになるとのこと。また、本編ではアイテムを換金する以外にも、車の改造に使用する、他の用途に使用するなどできるようです。

・フィールドBGMと環境音についての考察

　AIで環境音を制御させる仕組みを実現するために動いていると田畑Dからコメントがありました。キャラクターの状況に応じた変化も予定しているとのこと。

　BGMについては、戦闘やイベント中の音楽の切り替えなどを意識していくそうです。

・水中に関して思うこと

　ノクトのみが泳ぐ程度であれば、物理エンジンなどを少しいじるだけで実現できるそうですが、パーティ全員で戦闘を行うとなると非常に難しくなっていくとのこと。

　理想でいえば、水中でのパーティ戦闘ですが、製品版での実現はほぼ不可能だそうです。もし、これを実装するならば他の要素をそぎ落とす必要も出てくるとのこと。

　また、後ほどDLCで出すなど、何かしらの対応は考えられているようです。田畑Dによると、E3で公開されたリヴァイアサンとの戦闘は頑張っているそうです。

・スタミナゲージほしいわぁ

　スタミナ切れが事前にわかるシステムの実装は検討されるようです。

■GAMESCOMに向けて

　8月のGAMESCOMに向けて、本編の発売への動きを見せていくようです。これについて、『FF15』に関わるスタッフが一部公開されました。スクウェア・エニックスの名作を手掛けたメンバーが勢ぞろいしています。

■『ヴェルサスXIII』から『FF15』について

　『ヴェルサスXIII』から『FF15』に制作を切り替えるにあたり、シナリオ原案の野島さんのシナリオを最大限描くということを目的にしていたそうですが、その過程で変更となった部分は明らかになりました。

　当初、『ヴェルサスXIII』から『FF15』にするにあたって『ヴェルサスXIII』のストーリーは漏らさず収録しようとしていたそうですが、『FF15』に作り替えるにあたって、そのまま収録できない部分もあったとのこと。

　そのため、目的を変えてストーリー原案を最大限描くことにしたそうです。『ヴェルサスXIII』では、ノクトとついをなすヒロインとして描かれていたステラをロインとして出そうと頑張ったが、ストーリーを調整したことによって彼女の立場やキャラクター性を残すことが難しくなったそうです。

　最終的にステラのキャラクター性を変えるか悩んだが、登場させずに新ヒロインのルーナを登場させることにしたとのこと。

　また、以前はノクトとステラの出会いのパーティ会場にニフルハイム軍が襲ってくるというシーケンスが、現在はノクトたちがインソムニアを脱出した後に、ニフルハイム帝国軍が襲ってくるというものに変更されているようです。

■新テックデモが完成

　『FF15』に関わる各国のスタッフが登場する新テックデモが公開されました。

■“エピソード・ダスカ2.00”について

　“エピソード・ダスカ2.00”の配信が6月10日0時に決定しました。この発表にあわせて、映像も初公開されました。仲間との連携やカトブレパスとの戦闘らしきシーンも確認できます。

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