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2015年6月12日(金)

【電撃PS】『リフレインラブ2』『ドカポン』『くまうた』etc…。E3直前に名作懐ゲーをひたすらレビュー!

文:電撃PlayStation

 世界最大級のゲームビジネスショウ『E3 2015』が来週開催されます。今年はどんな最新タイトル、最新テクノロジーが発表されるのでしょうか? ゲームファンの期待は日に日に高まっていることでしょう。

『電撃PS』
▲電撃PSのスタッフとなって初のE3を迎える新人ライター・こむろっく。彼もE3を楽しみにしている1人です。……でした。

 開催間近の『E3 2015』を特集しない手はない! ということで、6月11日発売の電撃PS Vol.592では『E3 2015』の直前特集を掲載!! 今年のE3の注目ポイントが、これを読めばひと目でわかる! ……そんな特集になる予定でした。しかし、その特集の打ち合わせで、こむろっくは先輩ライターの逆鱗に触れてしまったのです……。

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ophion:こむろっく、ニヤニヤしてどうしたの?

まさん:お金でも拾ったのか? よし、その金で『ノットトレジャーハンター』でも買おうぜ!

こむろっく:違いますよ! まぢ今年のE3が楽しみすぎるんですよ……!

ophion:あぁ、もうすぐ開催だもんねぇ……。

こむろっく:どんなゲームが発表されるのかなぁ。やっぱりゲームは最新のものに限りますよねぇ……。昔のゲームがよかったなんて老害みたいなことを言うライターだけには、死んでもなりたくねぇですよねぇ!

『電撃PS』
▲こむろっく、うしろ、うしろー!

カワチ:……。

ophion:あ、あれ。カワチさん、いつのまに……。

こむろっくここは老人ホームじゃないっての!

カワチ:こむろっく、それ以上言うと、アームロック!!

こむろっく:い、痛い! ごめんなさい!!

カワチ:折り折り折り折り……折りマイケル!

こむろっく:ぐわぁぁぁあああ!

まさん:レフェリーストップ!!

カワチ:たしかに、E3には期待の最新タイトルがたくさんある! でも、世の中には注目されなかったけど、おもしろいゲームがたくさんあることも忘れるな!!

ophion:去年のゴールデンウイーク(Vol.565)に似たような企画をやったとき、隠れた名作がたくさん見つかりましたよね。ま、まさかアレをやる気ですか?

カワチ:やる! ぺーぺーのこむろっくが知らないような隠れた名作を、俺たち3人でプレゼンしよう!

まさん:ちょっと『黄昏のオード』買ってくる!

こむろっく:い、嫌だ。俺は最新のゲームをやるんだ。昔のゲームなんて動画で見ればいいじゃないですか。

カワチ:まだそんなことを……。仕方ない。もう1つの腕も折り折り折り折り……折りマイケル!

こむろっく:ぎゃぁああああああああ!

ophion:はいはいプロレスはそこまで。でもたしかに動画を見ているだけでは、そのゲームの本質的なおもしろさはわからないですよね。ちゃんとプレイしないと。

カワチ:じゃあ、それぞれどんなジャンルのゲームでこむろっくに調教……じゃなかったプレゼンをするのか考えよう。俺はやっぱりギャルゲーかな! PS時代は本当に名作が多い。今では壮大なストーリーのものが主流だけど、当時のギャルゲーは本当に“恋愛”に主軸を置いたものが多くて、これはこれでおもしろいんだよ。

ophion:なるほど。アッチの世界に永住している人は、昔のギャルゲーにドハマリした人が多いですよね。では私は、この梅雨の時期に家で遊ぶにはピッタリなパーティゲームにします。今のように気軽に“ネットで対戦!”とはいきませんが、自宅に集まればみんなでワイワイ盛り上がれると思います。で、まさんは……。

カワチ:あいつなら話も聞かずに秋葉原に『黄昏のオード』を買いにいったよ。

ophion:まぁ、まさんは“まさんゲー”というジャンルでいいんじゃないですか。

カワチ:そうしよう。おい、こむろっく、聞こえるか?

こむろっく:は、はい……。

カワチ:ここに痛み止めの薬がある。この薬が欲しかったら俺たちのオススメするゲームを全部クリアしてみろ。

ophion:なぁに。どのゲームも楽しすぎてあっという間に終わるよ。くっくっく……。

カワチ:さぁ、この地獄からemancipated(解放)されたければ、己で道を切り開くんだ!

こむろっく:なるほど。これが俺のE3か。……上等じゃないか!


まさん:おーい! 『黄昏のオード』買ってきたよ!! あれ、みんなは?

『電撃PS』
▲先輩ライターから突きつけられた“懐ゲー”という挑戦状。新人ライター・こむろっくの初めてのE3が幕を開けたときだった。

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 ということで、最新タイトルを特集するはずのE3直前特集が180度方向転換して、懐ゲーをレビューする企画“世間の流行なんて気にしなE3”に変わってしまいました。今回の企画の趣旨は“先輩ライターが独自の基準で選んだイイ(E)懐ゲー各3本をレビューする”です。

『電撃PS』

 今回扱うカテゴリは以下の3つ。

(1)ちょいエロライター・カワチプレゼンツ
好きとか嫌いとか! チョコよりも甘い恋愛ゲーム!!

(2)真面目系クズライター・ophionプレゼンツ
梅雨にピッタリ! 仲よく遊べるパーティゲーム!!

(3)ちょっとアレなゲームハンター・まさんプレゼンツ
評価はどうあれ俺は好き! まさんげーセレクション(名作編)

 誌面で取り上げているタイトルのなかから、ここではカワチオススメの1本『リフレインラブ2』を紹介しましょう。1999年にリバーヒルソフトから発売されたPSタイトルで、知る人ぞ知るギャルゲーの傑作です。

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リフレインラブ2

【DATA】
●PS ●1999年1月28日発売 ●恋愛アドベンチャー ●リバーヒルソフト

『電撃PS』
『リフレインラブ2』

■概要:ようこそ緋色館へ!
大学への入学をきっかけに、桜咲町にある共同アパート“緋色館”に住むことになった主人公。仲間の住人や町に暮らす人々と交流を深めていく。

■プレゼンター・カワチのココに注目!!
●緋色館の仲間と過ごす大事な時間(もはや現実)
●14歳からマダムまで幅広いヒロイン
●メインヒロイン陽子さんの女子大生ブルマ姿

●Time passes and things begin. but in your heart the Hiiro-kan lives on.
 ジャンルで言えばギャルゲーだけど、俺から言わせれば“故郷”そのもの。あの緋色館でみんなと過ごした日々があるから、今も東京でがんばっていられるんだ! 悪友である陣の誕生日パーティをしたり、迷子の赤ちゃんをみんなで世話したり、あの日々は何もかもが楽しかったなぁ……。このゲームに関してはレビューで点数をつけるなんて無理! 故郷だから!!(カワチ)

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 プレゼンター・カワチ(33)が“故郷”と言い切る名作『リフレインラブ2』。本作をプレイした新人ライター・こむろっくの感想はいかに!? プレゼンを読んで気になった方は、ぜひプレイしてみてください。

 誌面ではこのほかにも多彩なタイトルを扱っています(※マウスオーバーでタイトル名が出ます)ので、そちらのレビューもぜひご覧ください。今の時代とはひと味違う、古きよきPSの世界がそこにはあります。

『キャプテン・ラヴ』 『センチメンタルグラフティ』
『ドカポン 怒りの鉄剣』 『ボンバーマンランド』
『リモートコントロールダンディ』 『くまうた』
『ナイトゥルース 闇の扉』

(C)1999 Riverhillsoft Inc.
(C)1999 Rit's/岡野 勇
(C)2001 NECインターチャネル/サイベル/スタジオコミックス キャラクターデザイン 甲斐智久
(C)STING Published by Asmik Ace, Inc.
(C)Konami Digital Entetainment
(C)HUMAN 1999
(C)Sony Computer Entertainment Inc.
(C)1996 SONNET COMPUTER ENTERTAINMENT
(C)1996 VARIE

データ

▼『電撃PlayStation Vol.592』
■プロデュース:アスキー・メディアワークス
■発行:株式会社KADOKAWA
■発売日:2015年6月11日
■定価:657円+税
 
■『電撃PlayStation Vol.592』の購入はこちら
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