2015年6月28日(日)
【FFRK名場面】ベイガンの裏切り、パロムポロムの石化。『IV』のバロン城での激闘
スクウェア・エニックスとDeNAから配信中のiOS/Android用アプリ『ファイナルファンタジー レコードキーパー(FFRK)』の名場面プレイバックをお届けします。
今回の記事を担当するのは、スクウェアの背中を見て育った新人ライターのイナバです。『FF』シリーズが好きなので、記事を書きたいと立候補しちゃいました。まさか自分が、子どものころから大好きだった『FFIV』の記事を書けるなんて……感無量です!
【名場面プレイバック #19】
~バロン城(『FFIV』)~
ベイガンの裏切り、パロムポロムの石化。『IV』のバロン城での激闘
自分が初めて出会った『FF』がこの『IV』で、当時兄弟がスーパーファミコンでプレイしている姿を後ろからずっと眺めていた記憶があります。
主人公のセシルは暗黒騎士という鎧を身に付けた武骨なビジュアルなのに、一人称は“ぼく”というギャップに驚かされました。
道中で紆余曲折あり、暗黒騎士からパラディンとなったセシルとその一行は、デビルロードでミシディアからバロンへと向かいます。城下町の酒場では、記憶喪失になっていたところをバロンに利用されていたヤンを救い出し、いざバロン城へ。
バロン城の謁見の間へ向かう途中、セシルたちは同僚のベイガンと出会います。「捕われているシドを助けにきた」と言うベイガンに「君がいてくれたら心強い」と返すセシル。
正直なところ、ゲーム冒頭のベイガンの言動がうさんくさかったので信頼をしていなかったのですが、実はいいやつだったのか! と感心したのもつかの間、パロムやポロムにあっさりと正体を見破られ、バトルに突入することに。
▲みぎうで、ひだりうでと部位が別れたトリッキーなボス。どれから倒せばいいのか悩みました……。 |
倒した後に落ち込むセシルの姿はなんともかわいそう……。もうかつての“バロン城”は存在しないと、実感させられる印象的なボスでした。
そして、ダンジョン最後に待ち受けるボスはゴルベーザ四天王の”水のカイナッツォ”。
「スカルミリョーネは四天王になれたのが不思議なくらい弱い」と“四天王”お決まりのような台詞を豪語しますが、実際のところカイナッツォはテラのサンダガ2発で瞬殺した記憶があります(笑)。
▲『FFRK』でも水のバリアや“つなみ”は健在。でも雷に弱いのは相変わらず。 |
しかし、カイナッツォの恐ろしいところはこのボス戦後です。最後の力を振り絞りセシルたちを罠にはめるカイナッツォ。
カイナッツォの「クカカカ……ししてなお すさまじい この みずのカイナッツォの おそろしさ とくとあじわいながら しねえ!」のインパクトは大きかったです。“死してなお”……熱いフレーズです!
カイナッツォの最期の力で部屋に閉じ込められ、壁におしつぶされそうになるセシルたち。そんな絶体絶命の状況を救ったのは、パロムとポロムでした。お互いの身体を“ブレイク”で石化させ、身を挺して仲間を助けるシーンは涙なしには語れません。
▲ちなみにまだ『FFRK』にパロムとポロムは登場していません。“ふたりがけ”で“プチメテオ”や“プチフレア”が使えるといいなあ。 |
余談ですが、「どうせ石化なんて“きんのはり”で回復できるんでしょ」なんてヒネた考えが浮かんだ自分に対して、ゲーム中でテラが“エスナ”で石化を解除しようとする流れになり、自分の考えが読まれたようで驚きました。
その結果は“ふたりのいしにより せきかしているので こうかがない……”。うわあ!
ちょっとさめた感じのゲーマー的な考えが否定された衝撃も含めて、パロムポロムの石化イベントは本当に印象に残っています!
【名場面プレイバック バックナンバー】
・#13:魔の森(FFIX)~ジタンを助けたブランクの漢気に震えた『IX』の魔の森の思い出
・#14:オペラ劇場(FFVI)~セリスの女優姿や歌声に胸打たれた『VI』のオペラ劇場
・#15:ビルジ湖(FFXIII)~ライトニングたちが目覚め、召喚獣シヴァと戦う『XIII』のビルジ湖
・#16:ニブルヘイム(FFVII)~クラウド、ザックス、セフィロスらの運命を変えた『FFVII』のニブルヘイム
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