2015年6月17日(水)
PS4『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』ではこれまでにない多彩な選択が可能に!【E3 2015】
米国にて開催されている“E3 2015(Electronic Entertainment Expo 2015)”会場にて、2016年春に発売予定のPS4用ソフト『アンチャーテッド4 A Thief’s End(邦題『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』)のデモンストレーションが行われた。
本作は、トレジャーハンターのネイサン・ドレイクが歴史や伝説に残る秘宝を求めてさまざまな悪の組織と戦いながら秘境を冒険していく、『アンチャーテッド』シリーズの最新作。前作『アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス』から3年後の世界が描かれる。
昨日公開されたデモから続く、その後の展開やさらなるアクションが披露された。また、その後に行われた質疑応答についても掲載する。
戦闘の流れは先日と同様だが、どのように対応するのかによって、敵の反応が異なり、リアルタイムで進行している様子を見ることができた。また従来のシリーズでは行動範囲はそこまで広くなかったが、今作ではこれまで以上に自由に動けることができそうだ。
特に自由度の高さを感じたのは、車を駆使した市街地でのレースシーン。中央を突っ切るのか、はたまたわき道を通るのか、ジグザクに走るのか、プレイヤーごとにルートを構築する楽しみがありそうだと感じた。
また、過去作でも好評を博しているグラフィックの書き込みは飛躍的に向上していた。街並みや人物、草木などの自然だけでなく、ものが泥で汚れ、その後に水を浴びて泥が落ちるという、演出面でもこれまでにはなかったような多数のクオリティアップを見て取れた。
デモンストレーションの後半では、車から車に乗り移ったり、トラックの荷台にしがみついたままバイクと銃撃をしたりと、これまで以上に迫力のアクションシーンが展開していた。
なんとか危機を脱し、海賊の残したといわれる宝を探しに行こうとしたメンバーの前にエレナが登場。気になる流れで、今回のデモプレイは終了となった。
――『アンチャーテッド3』からパワーアップしたところはどこですか?
PS3からPS4になったので、キャラクターや背景などすべてのグラフィックはもちろん、メモリが増えたので探索部分でも要素を増やしています。
あと、ジャンプ機能を付け加えたことも特徴の1つです(笑)。
――今回見れたのは車に乗ったシーンですが、探索のシーンはあるのですか?
もちろんあります! パズルもあり、バトルもあり、いままでのシリーズに欠かせない要素は詰まっています。
――サブキャラがバトル中に映っていましたが、彼らも格闘に加わりますか?
はい、他のキャラと一緒に協力して戦います。多彩なキャラが格闘やアクションの要素を広げているのです。
――先ほどのデモで道を下っていく際に、1つの決められた道を走っていくのではなく、さまざまな選択肢から選んで自由に走っていくように見えましたが、そのイメージは正しいですか?
本作では、自由に選べる場所を多数用意しています。多数の要素からユーザーごとに選んで進んでいく形になっているのです。ユーザーに工夫をこらしてもらえるようにしています。
なお、今日のステージではなく、前のステージではもっと広い場所で自由に操縦できます。そこで操縦には慣れているはずなので、ここでの運転はアクション性の高いものになっているのです。
――エレナ以外の女性キャラはいますか?
YES! すでに公開されている女性の傭兵が登場しますし、ここでは話せないキャラも登場します。
――『アンチャーテッド4』ではマルチプレイを搭載しますか?
はい! 搭載しています。目標は60fpsです。今度出るPS4『Uncharted: The Nathan Drake Collection(日本国内では未発表)』に、マルチベータテストの参加権利がついています。
――過去3作と比べてガンSTGに違いはありますか? また、ボス戦はありますか?
シリーズを通して、毎作調整を行っていて、その時々で最適化しています。そのために、今回ももちろんそのように仕上げています。
ステージごとにボスのような敵を用意していて、そこにそった操作をする必要があります。今回のステージではトラックでした。他にもシリーズでは列車やヘリコプターが出てきた。きっと本作でもそのような巨大な敵と戦うことになるでしょう。
――『アンチャーテッド4』でシリーズは完結するのでしょうか?
ネイサンの物語は『アンチャーテッド4』が最後になります。
――今回のメインビジュアルを選んだ理由はありますか?
ゲーム中にはアクションで盛り上がる部分ももちろんあるのですが、テーマ的に精神面という部分が多いので、それを表している絵を使っています。
冒険をするにはいろいろな代償をハラわななければならない。そのために、今回のイラストにしたという経緯もあります。
(C)Sony Computer Entertainment America LLC. Created and developed by Naughty Dog, Inc.
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