2015年6月18日(木)
任天堂が2015年冬に発売するWii U用ソフト『幻影異聞録#FE(シャープエフイー)』。そのプレイ映像がWeb配信番組“Nintendo Treehouse Live @ E3 2015 Day 2”で公開されました。
番組には高田慎二郎プロデューサーが出演し、ゲームについて解説を行いました。この記事では、番組で公開された情報を要約して紹介します。
渋谷や原宿を歩く動画が公開。歩いているとTV-CMと思われる音声や作中のトップミュージシャン・黒乃霧亜(声:南條愛乃さん)の歌声が聞こえてくるなど、リアルな街並みが再現されていました。
▲作中の渋谷 |
▲作中の原宿 |
なお、ヒロインの織部つばさ(声:水瀬いのりさん)が芸能界デビューを果たすと、街で彼女の歌声も流れるようになるそうです。
▲ヒーホーマートというコンビニも登場。 |
街並みは現実の写真を撮影して再現したそうですが、人が多すぎて写真がとれない状況だったため、電車が動いていないほど朝早くに訪れて、資料用の写真を撮影していたという裏話も披露されました。
また、原宿は現実よりも道を広くし、逆に渋谷は少し道幅を狭くして、ゲームとして遊びやすくしているそうです。
▲SNSのようなUIで、キャラの掛け合いが見られるシステムも。ストーリーの進行状況確認に利用できるのでしょうか? |
本作は芸能界が物語の舞台ということで、高田さんは登場キャラクターが歌う楽曲は特にこだわったとコメント。一般的な日本のアーティストが歌うような楽曲を作曲し、なおかつキャラの声と歌声が変わらないように、演技もできて歌も上手な声優さんを選んだそうです。
▲霧亜のライブシーンがフルで披露されました。彼女のダンスは、プロのダンサーさんのモーションを使ったものだそうです。 |
作中に登場するクロムやシーダなどの『FE』キャラは、異世界からやってきた異邦人という設定でミラージュと呼びます。
敵になって世界を滅ぼそうとするものもいれば、主人公たちのパートナーとなって力を貸してくれるものもいます。本作は、そんなミラージュたちと力をあわせて世界を救うストーリーになるとのこと。なお、敵は主人公たちにしか見えないそうです。
RPGなのでもちろんメインストーリーがありますが、その他にも各キャラごとに任意で選べるサイドストーリーがあるそうです。
サイドストーリーは、主人公のサポートを受けてキャラたちが芸能界で成功していくサクセスストーリーで、進めることによってバトルや育成でいいことがあるとのこと。
ダンジョンではシンボルエンカウントシステムが採用されています。主人公が持つ剣で敵を斬りつけることによって、敵をひるませることができるおなじみのシステムになっているようです。
番組で紹介されたダンジョンは、渋谷で有名なファッションビルをモチーフにしたもの。道中にあるスイッチで巨大なマネキンのポーズを動かすことで、上階に進めるようになるギミックを確認できました。この他にもいろいろなギミックがあるとのことです。
『FE』の武器による3すくみと、アトラス作品にある属性による弱点を組み合わせたシステムになっていました。発動の条件は不明ですが、実機プレイではパーティメンバーが立て続けに攻撃する“セッション”や、ストーリーを進めると使えるようになる協力技を確認できました。
▲ラクカジャやジオンガなどのおなじみのスキルが! |
▲属性と思われるアイコンの他、剣や槍、斧、弓のアイコンもあります。 |
▲仲間たちが連続で敵に攻撃を仕掛ける“セッション”。 |
▲つばさと弓弦エレオノーラ(声:佐倉綾音さん)がデビューすると使えるようになる協力技とのこと。 |
▲『FE』キャラが攻撃を仕掛けるスキルもあるようです。 |
▲ちなみに、レベルアップ時の音楽は『FE』シリーズでおなじみの音楽でした。 |
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