2015年6月19日(金)
『RISE OF THE TOMB RAIDER』では雪山での生き残りをかけたサバイバルと戦闘、冒険を体験【E3 2015】
米国ロサンゼルスにて開催された“E3 2015(Electronic Entertainment Expo 2015)”会場にて、11月に発売予定のXbox One用ソフト『Rise of the Tomb Raider』のデモンストレーションが行われた。
本作は、新生『トゥームレイダー』シリーズの続編。これまでになかった雪のち密な表現をはじめ、より迫力を増したアクションなどが話題だ。ソフトの解説はNOAH HUGHESクリエイティブディレクターが、プレイはRICH BRIGGSさんが担当した。
▲右は解説を担当したNOAH HUGHESクリエイティブディレクター。左はプレイを担当したRICH BRIGGSさん。 |
ララが向かうのは、シベリアの雪山。その先にある失われた街が今回の目標地点だ。激しい氷山を登っていくと、アクシデントで一緒に冒険するジョナと離れてしまう。さらにララはサバイバルキットを失くしてしまったため、工夫して生きていく必要がある。
火をつけるために乾いた薪を見つけたり、死んでいる鹿から毛皮をはいで素材にしたりと、利用できるものはなんでも使う。また、ベースキャンプに戻ろうとする際には吹雪で視界が悪いうえに風で動きにくくなるシーンもあり、見ているこちらが凍てつくような寒さを感じそうになるほど、臨場感があった。
NOAH HUGHESさんによると、本作では女性と自然の戦いをフィーチャーしているという。確かにララはいつも以上にタフに見える。残っている木や皮をリソースとして、ロングボウを作るし、怪我をすればそこにある葉っぱを素材にして止血剤を作る。
さらに、素材では武器の弾薬を作れる。毒キノコの素材を調達してから、ポイズンアローを作ることに。毒矢は攻撃範囲がやや広いので、複数の敵を攻撃できる。もともと矢での攻撃は音がしないため、別の敵兵に気づかれず攻撃することが可能で、かなり便利な武器だ。
見張りを音で誘導して、そのスキに他のメンバーを弓矢で殺す。殺したメンバーの落とした無線を使って、さらに別のメンバーを誘導して、爆発物を使い、一気に倒すことに成功。このようにその場にあるものを活用しながら倒すもよし、撃ちあって倒してもいい。いろいろな形での戦闘が可能だという。
また、ララを襲う自然は雪だけではない。面前に現れたのは野生のクマだ。ここでは逃げることになったのだが、操作を誤ると1時間に30マイル走るクマに捕まり、やられてしまう。一瞬の油断は死に直結するわけだ。自然の中には、野生の動物が多数いるため、歩いているだけでいろいろな出会いがあるという。
ここで2人は、ゲーム内の要素を紹介。訪れる道中の村ではチャレンジやコレクションなどを集められる。ミッションも用意されているため、やり込み要素も楽しめそう。
また、遺跡を発見すると、ララの言語能力を得、古代語がわかるようになる。スキルをあげていくと遺跡の古代文字を読めるようになり、次に進めるようになっていくというしかけもあるとのこと。
2人は「すべての角には秘密が潜んでいる」とコメント。本作は大きなパズルが用意され、それを少しずつといていく遊びを堪能できるというので、期待しておこう。