2015年6月24日(水)
本日6月24日に『リアル脱出ゲーム×大逆転裁判「倫敦大法廷殺人事件」』のプレスプレビューが開催されました。その模様と会場で発表された新情報を、まとめて紹介します。
“倫敦大法廷殺人事件”は、カプコンから7月9日に発売されるADV『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』とSCRAP“リアル脱出ゲーム”のコラボイベント。6月26日の東京公演を皮切りに、全国32都市で開催されます。
開演に先駆けて、プレス向けの特別公演が本日開催されました。その様子をレポートするとともに、プレビューに参加した『大逆転裁判』ディレクター・巧舟さんのコメントをお届け。また、キャンペーンやグッズ情報も公開されましたので、あわせてお伝えします! 推理や謎解きについて一切ネタバレはありませんので、安心してご覧ください~。
■リアル脱出ゲーム×大逆転裁判「倫敦大法廷殺人事件」東京公演 概要
【開催期間】2016年6月26日~8月30日
【開催会場】原宿ヒミツキチオブスクラップ
【チケット料金】(価格は税込)
・前売一般 2,880円
・前売学生 2,360円
・前売小中学生 2,160円
・当日 3,390円(一律)
※詳細は公式サイトを参照のこと。
●“倫敦大法廷殺人事件”ストーリー
時は19世紀末。倫敦の大法廷で突然起こった殺人事件。
その容疑者となったのは、日本から留学中の新米弁護士・成歩堂龍ノ介。
あらゆる証拠や証言が龍ノ介の犯行を裏付けている。
あなたは龍ノ介の無実を信じ、この不可解な事件に立ち向かう弁護士。
陪審員の評決が下されるまで残り1時間。
証拠を吟味し、現場検証し、名探偵シャーロック・ホームズとともに
この絶体絶命の状況から逆転無罪を勝ち取れ。
▲プレビューの冒頭10分間、肩慣らしのため“倫敦大法廷殺人事件”とはまったく関係のない謎解きをすることに。SCRAPの方が「3分で考えた問題」と言うだけあって、参加者は全員クリアしていました。 |
▲“倫敦大法廷殺人事件”のオープニング。映像はすべて豪華フルボイス仕様です。ちなみにここで結果を言ってしまうと、参加したプレス関係者全員、脱出できませんでした(笑)。たはー……。 |
“倫敦大法廷殺人事件”と“TSUTAYAでDS”のコラボキャンペーンが、6月25日10:00~10月12日23:59にかけて開催されます。“TSUTAYAでDS”の『大逆転裁判』キャンペーンページ内で出題されるオリジナルの“謎”をクリアした後、“倫敦大法廷殺人事件”の会場に行くと、キャンペーン限定のオリジナルノベルティがもらえますよ。
一方、“倫敦大法廷殺人事件”の会場で配布される“ヒミツの暗号”を“TSUTAYAでDS”に入力し、『大逆転裁判』を購入すると、さらにオリジナルのノベルティがもらえるとのことです。ヒミツの暗号を入力できるようになるのは、『大逆転裁判』の発売日である7月9日10時からなので注意してください。
▲SCRAP特製マグネットシート | ▲『大逆転裁判』特製マグネットシート |
イベント会場で販売されるオリジナルグッズも公開されました。謎解きに欠かせない『クリップボード』や、鉛筆で書いたり消したりできる『メモれるクリアファイル』など全7種です!(価格はすべて税込)
クリップボード/価格:2,400円 |
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▲マグネット式の折りたたみクリップボード。手持ちのペンをさすこともできます。 |
手ぬぐい/価格:1,000円 |
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▲ちょっとレトロな柄がちりばめられた手ぬぐいです。 |
脱出祈願御守/価格:800円 |
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▲なかなか脱出できない人も、いつも脱出している人も、この『脱出祈願御守』があれば脱出率が上がるかも!? |
脱出成功失敗ステッカー/価格:各200円 |
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▲リアル脱出ゲームでおなじみのステッカー。脱出に成功しても失敗しても、イベント参加の記念に。 |
メモれるクリアファイル/価格:400円 |
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▲表にメインビジュアル、裏に成歩堂龍ノ介をあしらった、鉛筆で書いて消せるクリアファイル。 |
マスキングテープ/価格:500円 |
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▲イベントオリジナルのマスキングテープ 手紙やノート、手帳などにぺたぺた貼れます。 |
オリジナルドロップ(抹茶味×紅茶味)/価格:500円 |
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▲抹茶味と紅茶味、日本と英国の2つの味が一気に楽しめるドロップ。 |
今回のプレビュー公演には、『大逆転裁判』ディレクターの巧舟さんも参加。イベント終了後に、SCRAP“倫敦大法廷殺人事件”ディレクターの西澤匠さんとともにお話を伺ったので、その内容を掲載します。
▲左が西澤さん、右が巧さん。 |
――今回のコラボが決まった経緯は?
巧さん:SCRAP代表の加藤さん(加藤隆生さん)が『逆転裁判』をお好きだということは以前から伺っていました。それで加藤さんと一度飲みに行く機会がありまして、そこで具体的に決まった感じですね。
西澤さん:企画を進める際は、巧さんが大阪で僕が東京だったため、Skypeでやりとりをさせていただきました。毎週3~4時間は話し合っていましたね。
巧さん:iPadでお互いの顔を見つめながら話しましたねぇ。
西澤さん:3回ほどデバッグ公演をやったのですが、巧さんには毎回参加していただいて、厳しいご意見をいただいて、そのたびにSkypeをして徐々に詰めていきました。
巧さん:今日参加させていただいて、僕はすごくおもしろかったですよ。(プレスの)皆さんにはちょっと難しかったみたいですが(笑)。
――今回のコラボ公演を制作するにあたって、苦労した点は?
西澤さん:“リアル脱出ゲーム”と銘打ってはいるんですが、「リアル脱出ゲームじゃないな」って思いながら作りました。“リアル『大逆転裁判』ゲームを作るぞ”という意気込みでしたね。僕も昔から『逆転裁判』が好きで、リアル脱出ゲームというシステムの中に『大逆転裁判』の世界観だけお借りするのはあまりにももったいないと思ったんですね。ですから、あまりやらないんですが普段のリアル脱出ゲームのフォーマットではないゲームの進め方をやろうと。
でもすごく難しくて……推理ものって難しいですね。『逆転裁判』をプレイしていたころから巧さんのことはすごいなって思っていたんですが、今回“倫敦大法廷殺人事件”を作るにあたって、さらに3倍くらい巧さんがすごい人だと再認識しました! いろいろとご協力いただき、ありがとうございました。
巧さん:いや~、よくやったと思いますよ?
(一同笑)
巧さん:僕も何度かリアル脱出ゲームに参加したことがあるんですが、今回のイベントは全然違うシステムになっています。すごく挑戦的な姿勢に僕はビックリしました。
西澤さん:リアル脱出ゲームの名前を借りた、新しい“推理ゲーム”を楽しんでいただきたいですね。あとはゲームではわからない、リアルじゃないと気づけない謎解きにも注目していただきたいです。
巧さん:こういうイベントは初めてだったので、とても楽しかったですね。特に僕は外から言うだけの無責任な立場だったので(笑)。映像も開発チーム内で本気で作っていて、しかもフルボイスなので非常に豪華なんですよ。
西澤さん:あんなに脚本を書いていただけるとは思っていませんでした。上がってきた時、普通に読んでいて楽しかったです!
巧さん:ちょうど開発が終わったばかりで、まだエンジンが止まっていなかったので、ちょちょいと(笑)。
――イベントで注目してほしいところはどこですか?
巧さん:僕としては、SCRAPのリアル脱出ゲームと『大逆転裁判』が見事に1つになっているところですね。1つの世界観――パズルとかも1本の筋にまとまっているのはなかなかすごいことだと思うので、そこを楽しんでいただければと思います。
西澤さん:僕は『大逆転裁判』ファンの方に、あのフルボイスの贅沢な映像をぜひ見ていただきたいと思います!
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