2015年7月3日(金)
『大正偶像浪漫「帝國スタア」キネマトグラフ 参番星・参邇』梶裕貴さん収録後インタビュー
大帝國劇場を舞台に、美しく踊り舞う歌劇団“帝國スタア”の偶像(アイドル)との恋を楽しめる『大正偶像浪漫「帝國スタア」キネマトグラフ』。劇場の参番星、年齢・性別不詳の美しさで女形を担当する参邇を演じた梶裕貴さんにインタビュー! 電撃Girl’sStyle7月号に掲載されたインタビューをガルスタオンラインでもお届け。
――久しぶりの参邇との再会になりますが、演じられたご感想はいかがでしょうか?
最初はかなりツンケンした青年だなという印象があったんですが、彼は前作でヒロインとの出会いを通してしっかりと成長していきました。今回は物語の入り口から別人のように穏やかで優しい参邇を見られたので、どこかホッとしたような気がします。
――シナリオを読んで成長を感じた部分は?
ヒロインに対して優しく、彼女を何よりも一番に考えるようになりました。どの態度がというわけではありませんが、全体的にそれを強く感じるようになりましたね。その変化は、前作から一目瞭然です。他の役者やスタッフに対するシビアな面は相変わらずですが、それはプロとして持っていていい一面だなと思っています。
――印象に残っているシーンはありますか?
参邇がヒロインをお姫様抱っこして、部屋まで連れていく場面です。詳しいことは聴いてからのお楽しみですが、きっと本作の大事なポイントとして描かれているシーンだと思います。ここでヒロインは改めて参邇の男らしい部分を意識し、愛されていると実感できるのではないでしょうか。
――本作は帝國スタアとの恋が描かれます。ご自身が憧れるスタアはいますか?
身近なところで言えば、役者の先輩方ですね。自分より多くの経験をされ、いろいろな壁を乗り越えてきた方ばかりです。そういう先輩の演技や背中を見ていると、皆さん輝いているなと思います。
――読者にメッセージをお願いします。
皆さまの作品への期待と愛で、続編が制作されることになりました。参邇は自分の中でもとても印象深いキャラクターで、今回は雰囲気が変わったこともあり、どう役作りをしようかと楽しみながら演じさていただきました。本作は参邇だけでなく、ほかの帝國スタアも合わせて、初めて世界観が伝わる作品になっているのかなと思います。どうぞ楽しんでください。よろしくお願いします。
(C)2014 Rejet
データ