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2015年6月30日(火)

『LoV3』Ver.3.304はどうなのか!? 調整内容についてさっそくトップランカーたちに聞いてみた!

文:電撃ARCADE編集部

 みなさん、スクウェア・エニックスが贈るアーケードゲーム『ロード オブ ヴァーミリオンIII(以下、LoV3)』の最新バージョン、Ver.3.304はプレイされていますでしょうか。

 公式全国大会“OVER the LOAD”も近づき、調整内容から目が離せないこの時期。今回は自分、“たつを”が『LoV3』のトップランカーのみなさんから聞いてきた、Ver.3.304での注目使い魔や修正内容についての意見をもとに、今後どういった環境になってくるのか? その予想を書いていきたいと思います! 


■とくに注目したいいくつかの使い魔

 まずは、今回上方修正されたフェンリル、アカズキン、ラース・ジャイアントなどの“マナアップ”系。とくに、アカズキンは今まで“マナマックスアップ”を持つアルフォスをデッキに入れなければ“マナアップW”の効果が薄く、デッキが組みづらくなっていました。

 しかし、今回の調整でアルフォスを入れずとも90マナでATK270、DEF255と十分に活躍できるスペックになりました。同じ“マナアップ”アビリティを持つフェンリルと組み合わせる場合は、3枚目の主力は序盤のタワー戦を有利に進めていきたいので、ソエルやリヴァイ、今回上方修正されたリータ・パティスなどがいいと思います。

『ロード オブ ヴァーミリオン III』
▲どんな相手のアビリティ効果をも打ち消すインデックスは、フェンリルの天敵なので要注意。

 次にイシュタル。イシュタルはヘラと同じ“エヴォルマナ”を持つため、荒らしたあとの主力の召喚が早いという長所を持っています。また、ヘラの“トライブサポートD”も強力ですが、イシュタルの持つ“ヒールウィーク”は荒らしのあとの大型使い魔と同時にタワーを攻めるときに効果的です。敵の主力を一度ヒールさせることができれば、回復するのになかなか時間がかかるので、タワー戦を有利に進めることが可能です。

 イシュタルのあとに、アタッカーであればセイバーやジークフリート、ディフェンダーであればアメノウズメやギルガメッシュ、イージスなどで攻められる構成にしておくといいでしょう。

『ロード オブ ヴァーミリオン III』
▲アビリティは強力ながら、アフロディーテの壁が厚すぎたイシュタル。今バージョンでは輝けるだろうか!?

■前バージョン輝いていた使い魔たちは?

 オケアノスは上昇値がATK、DEFそれぞれ+15から+10に下方修正されました。しかし、荒らしとして使う場合には20コスト超覚醒でATK95、DEF95と破格であることは変わらないので、そこまで使用感は変わらなさそうです。

 ただし、海種単などで使うのであれば、対抗馬であるアプカルルが超覚醒で主力がすべてATK、DEFともに+15されるため、パーティの最終スペックでは後れを取ります。どちらを選ぶかはデッキしだいとなるでしょう。

 魔海候フォルネウスは、オケアノスとあわせて使うことが多いカードでしたが、”マッドサンダー”が下方修正され、超覚醒時のATKが210になり、根元使い魔をスーパークリティカルの1発で落とすことが難しくなりました。しかし、前バージョンから猛威を奮っているピルロイの入ったオケアノスフォルネウスであれば、ATKが230まで上がるため、使えないということはないでしょう。

『ロード オブ ヴァーミリオン III』
▲前バージョン猛威を奮ったデッキ。魔海候フォルネウスとオケアノスに下方修正こそ入ったものの、変わらず使用していけるだろう。

 続いて、ヘムジンでスペックを底上げした魔種の10コスのアタッカーで敵タワーを攻めるヘムジン入りの“全凸”は今回ヘムジンとミョーンが下方修正されたので、今までのような火力を出すのは難しくなりました。

『ロード オブ ヴァーミリオン III』
▲ヘムジンとともに下方修正の入ったミョーン。しかし、最近はリターンゲートを使用して2回敵タワーに突っ込む立ち回りが生まれつつあるとかないとか……。

■新環境のカギはマジシャン

 これまで、マジシャンはシュータースタイル、またはアビリティでレンジアップしたものが重宝される傾向がありました。なかでも、シェラハやティアマト、ダークアリスなどが好まれていました。Ver.3.302で、もっとも使われていた海種のマジシャンであるシェラハが下方修正され、アニュイ、ピルロイと相性がよく、どんな相手にも対応力の高いコノハナサクヤが使われ始めるように。

 今回の修正で、コノハナサクヤ、ダークアリスは修正されなかったため、依然射程が長くて攻撃力の高いマジシャンとして変わっていません。そのため、この2枚のマジシャンの攻撃を耐え切れないディフェンダーや、タワー戦で有利に戦うことのできないアタッカーは苦戦を強いられることになるでしょう。彼女たちは前バージョンから変わらず、今バージョンも注目の的となるでしょう。

『ロード オブ ヴァーミリオン III』
▲アリスから召喚しなくてはいけない、というタワー戦の難易度こそあるものの、完成時の火力がすさまじいダークアリス。

 また、ややワントップ気味になりますが、アクアクィーンをトランスしたリヴァイアサンの火力はものすごく、“フレンドリンク”で遠距離合戦に強いはずのアリダリ(アリス&ダークアリス)や海皇に圧倒的有利になるため、密かに注目しています。

『ロード オブ ヴァーミリオン III』
▲アリスやムーに“WウィークIII”を当てることで、後方のマジシャンも同時に弱体化させることが可能。

 以上が、Ver.3.304についての速報になります。もちろんまだ稼働して1週間もたっていませんので、今後どのように変遷していくかはまだまだわかりませんが、熟練のトップランカーたちの予想は十分すぎるほどに参考になるかと!

 とくに、新環境はマジシャンがカギ! ということで、これから新しいデッキを組む際は、ダークアリスやコノハナサクヤといった強力なマジシャン相手にどうやって戦うのか!? を念頭に置いてみるとイイと思います。

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データ

▼『ロード オブ ヴァーミリオン III』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■対応機種:AC
■料金:1プレイ300円(税込)/コンティニュー200円(税込)
■備考1:初回プレイ時にはスターターパック(500円・税込)が必要。
■備考2:1プレイ終了後カード1枚排出
■備考3:店舗によりプレイ料金は異なる場合があります。

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