2015年7月1日(水)
アニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア』の劇場上映、ブルーレイディスク(BD)先行販売、先行有料配信が、10月31日にスタートすることが明らかにされた。
『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザインとアニメーションディレクターを担当した安彦良和さんが、漫画家として描いた人気コミックを原作とするアニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ 青い瞳のキャスバル』に続く今作では、全国15館でのイベント上映が10月31日~11月13日に行われる。
●『哀しみのアルテイシア』あらすじ
宇宙世紀0071年。サイド3、ムンゾ自治共和国を脱出して3年。
ジオン・ズム・ダイクンの遺児であるキャスバルとアルテイシアの兄妹は、ジンバ・ラルと共に地球に逃れ、テアボロ・マス家に身を寄せており、エドワウとセイラという名で平穏に暮らしていた。だが、彼らを追うザビ家の魔の手が、再び迫りつつあるのであった…。
そのころ、サイド3はジオン自治共和国と国名を変え、ザビ家が実権を掌握し、支配体制を固めつつある一方、地球連邦軍に対抗するための新兵器、モビルワーカーの開発に着手していた。
【キャラクター】
エドワウ・マス
その正体はかつてのサイド3の指導者、ジオン・ズム・ダイクンの息子のキャスバル。地球に逃れてからは、テアボロ・マスの養子となり、たくましく成長、妹のアルテイシア(セイラ)の身を守る。後に身分を隠し、ジオン公国軍のエースパイロット、赤い彗星“シャア・アズナブル”となる。
セイラ・マス
かつてのサイド3の指導者、ジオン・ズム・ダイクンの娘、アルテイシア。兄キャスバルと飼い猫のルシファと地球に逃れた後、テアボロ・マスの養女となり、平穏に暮らしつつも、悲しみの涙を流す人がいなくなることを願う、心優しい少女に成長する。
【モビルワーカー】
MW-01 01式 初期型
【SPEC】全高:16.7m/頭頂高:13.88m/全幅:14.6m
ジオン自治共和国が独立戦争開戦に向けて、ダーク・コロニーでデータ収集・開発が進められていた人型機動兵器の初期試作実験機。月面開発作業用の人型作業機械開発を隠れ蓑にしていたため“モビルワーカー”という名称で呼ばれていた。
兵器のような洗練されたスタイルではなく、コックピットは剥き出しのままであり、外装にはウインチやライトなどが設置された作業機械的な無骨さが特徴の機体となっている。右手には解体作業用にも見える攻撃力を増加させるクローを、左腕には防弾用のシールドを装備。ガンタンク初期型を相手に戦闘実験が行われ、次世代の人型機動兵器としての新たな可能性を示した。
頭部センサーには、単眼型可動式カメラである“モノアイ”を採用している。背部に配置された動力用融合炉が技術的な問題で大型であったため、機動性や運動性に難があり、融合炉の小型化が機体発展の課題となっている。
MW-01 01式 後期型(マッシュ機)
【SPEC】全高:16.7m/頭頂高:13.88m/全幅:14.6m
ジオン自治共和国が開発を行っていたモビルワーカー MW-01 01式 初期型の改良発展型。近接格闘戦などのデータ収拾を行うために、パイロット保護を目的としてコックピット周辺の形状が変更されている。また、運用に合わせて前腕部のアタッチメント交換を行うことができるような改良が加えられており、両腕にマニピュレーターを取り付けられる以外にも、さまざまな専用作業パーツに換装することが可能となった。
細部の形状変更に加え、宇宙空間での姿勢制御実験に向けた改良が施されているが、基本構造は初期型と大きく変わらず、融合炉の小型化などの課題は残されたままである。格闘実験に合わせて機体のカラーリングが変更されており、マッシュの乗る機体はオレンジで塗装されている。
【場面カット】
上映を行う全国の15館では、10月31日~11月13日にBD初回限定版『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN II Blu-ray Disc Collector’s Edition』の販売が行われる。また、劇場上映が始まって1週間後の11月7日には、バンダイビジュアルクラブ(BVC)で同商品が発売される。BVCでは、7月1日~9月27日の期間、同商品の予約が受付中だ。なお、『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN II Blu-ray Disc Collector’s Edition』は、劇場およびBVCでのみ販売される商品となる。価格は、10,000円(税込)だ。
▲『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN II Blu-ray Disc Collector’s Edition』収納箱のイラスト。 |
▲安彦良和さんの描き下ろしたスリーブ(左)と、BDを収めるインナージャケットのデザイン(右)。 |
●『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN II Blu-ray Disc Collector’s Edition』概要
【価格】10,000円(税込)
【特典】
(1)安彦良和描き下ろし飾れる収納箱(LDサイズ、約32.8cm×32.8cm)
(2)安彦良和絵コンテ集&設定資料集(290P予定)
(3)安彦良和描き下ろし飾れる収納箱イラストシート
(4)複製セル画&原画集(10P予定)
※上記(1)~(4)は、初回限定版のみの特典。
(5)安彦良和描き下ろしスリーブ
(6)安彦良和コミックネームを使用した解説書(32P)
(7)特製ブックレット(12P)
(8)音声特典: スタッフ・キャストオーディオコメンタリー
(9)映像特典:第3話予告、第1話イベント上映初日舞台挨拶映像、PV&CM集
※本商品は、上映館およびBVC限定で販売される。
※初回限定生産品となるため、BVCの予約期間を過ぎた場合、同サイトでは購入できない場合がある。
なお、先行有料配信の配信サイトや価格などについては、詳細が決まり次第、公式サイトで告知される。
劇場上映の特典付き前売券が、上映館やBVC、森アーツセンターギャラリーで開催されるガンダム展などで7月18日より販売される。特典は販売場所によって異なるので、下記を参考にしてほしい。
●劇場限定特典付き前売券
特典:クラブ・エデン回転キーホルダー
販売場所:上映館
発売日:2015年7月18日
価格:2,000円(税込)
▲前売券のデザイン。 | ▲“クラブ・エデン回転キーホルダー”のデザイン。 |
●ガンダム展限定・特典付きA4 BIGサイズ前売券
特典:セイラの便箋セット(特別便箋2枚+便箋18枚)
販売場所:ガンダム展
発売日:2015年7月18日
価格:2,000円(税込)
▲前売券のデザイン。 | ▲“セイラの便箋セット”のデザイン。 |
●バンダイビジュアルクラブ& ガンダムフロント東京限定特典付き前売券
特典:クラブ・エデンBOXマッチ型ケース&ふせん
販売場所:バンダイビジュアルクラブおよびガンダムフロント東京オフィシャルショップ
発売日:2015年7月18日
価格:2,000円(税込)
▲前売券のデザイン。 | ▲“クラブ・エデンBOXマッチ型ケース&ふせん”のデザイン。 |
●バンダイビジュアルクラブ限定特典付き前売券
特典:セイラの便箋セット(特別便箋2枚+便箋18枚)
販売場所:バンダイビジュアルクラブ
発売日:2015年7月18日
価格:2,000円(税込)
▲前売券のデザイン。 | ▲“セイラの便箋セット”のデザイン。 |
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア』BD/DVDの一般発売日は、11月26日となる。価格は、BDが6,800円+税で、DVDが5,800円+税だ。
▲BD特典の1つである安彦良和さんの描き下ろしスリーブ。 |
▲DVDのジャケット。 |
●BD『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II』概要
【発売日】2015年11月26日
【価格】6,800円+税
【品番】BCXA-0982
【仕様】映像75分予定(本編60分+特典15分)/DTS-HD Master Audio(5.1ch)・リニアPCM(ステレオ)・DTS(ステレオ)/AVC/BD50G/16:9<1080p High Definition>/日本語・英語音声収録/日本語・英語・仏語・韓国語・中国語繁体字(台湾・香港)・中国語簡体字字幕付(ON・OFF可能)
【特典】
(1)安彦良和描き下ろしスリーブ
(2)安彦良和コミックネームを使用した解説書(32P)
(3)音声特典:スタッフ・キャストオーディオコメンタリー
(4)特製ブックレット(12P)
(5)映像特典:第3話予告、第1話イベント上映初日舞台挨拶映像、PV&CM集
●DVD『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II』概要
【発売日】2015年11月26日
【価格】5,800円+税
【品番】BCBA-4689
【仕様】映像75分予定(本編60分+特典15分)/ドルビーデジタル(5.1ch・ステレオ)/片面2層/16:9(スクイーズ)/ビスタサイズ/日本語・英語字幕付(ON・OFF可能)
【特典】
(1)特製ブックレット(12P)
(2)映像特典:第3話予告、第1話イベント上映初日舞台挨拶映像、PV&CM集
(C) 創通・サンライズ
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