2015年7月3日(金)
『三国戦紀WEB』を遊んでわかった格別な爽快感! OBTでは新キャラ追加で美少女“黄芸”もプレイ可能に
台湾のInternational Games System社が開発し、日本ではライオンズフィルムが運営を担う新作ブラウザアクションRPG『三国戦紀WEB』。海外で高い評価を得ている本作の正式サービスが、いよいよ秒読み段階に入っています。
先日、3日間の期間限定でクローズドベータテストが行われましたが、その結果を踏まえての調整が行われ、ついに7月10日からオープンベータテストがスタート!
オープンベータテストの開始に先駆けて、運営元のライオンズフィルムさんにお邪魔し、最新バージョンのテストプレイをさせていただきました。ここでは、ゲーム全体の紹介とあわせて、バラエティに富んださまざまな要素について解説します。
■『三国戦紀WEB』の特徴は?
『三国戦紀WEB』は、最近ではちょっと珍しくなったベルトスクロール式のアクションRPG。次々と出現する多数の敵を、強力なスキルとコンボでバッタバッタとなぎ倒していく、実に爽快なゲームとなっています。以前、台湾の開発スタッフにもお話を伺っていますので、より詳しいゲーム内容を知りたいという方はこちらの記事もぜひチェックしてみてください。
→●新作ブラウザゲーム『三国戦紀WEB』の詳細を台湾の開発スタッフが解説!
■OBTでは6人の英雄の中から自分のキャラを選択できる!
クローズドベータテストでは、趙雲、貂蝉、孔明の3人のいずれかをプレイすることができました。今回のオープンベータテストではさらに3人の英雄が実装され、黄芸、関羽、張飛を加えた合計6人の中から自分のキャラクターを選択できるようになります。
趙雲 |
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▲バランス型で、最も平均的な能力を持つ趙雲。アクションが苦手な方にもオススメのキャラクターです。 |
貂蝉 |
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▲CBTでは一番人気だった貂蝉。スピーディなコンボをメインにした戦闘スタイルで、実は上級者向け。 |
孔明 |
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▲孔明は、天変地異を利用して広範囲の攻撃を繰り出せる、魔法使いのようなキャラクター。 |
黄芸(NEW!) |
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▲五虎大将軍の1人、黄忠の孫という設定のゲームオリジナルキャラクター。弓を使って戦う遠距離タイプです。 |
関羽(NEW!) |
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▲言わずと知れた忠義の将。敵を吸い寄せるスキルをもち、近距離と遠距離の両方に対応します。 |
張飛(NEW!) |
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▲突進攻撃を得意とする近距離タイプのキャラクター。攻撃を命中させるのが、少々難しいかもしれません。 |
この顔ぶれは正式サービスでも同様です。ただし、今後のアップデートでさらなる新キャラクターが登場する予定もあるとか。黄芸は、弓を使って攻撃を行う遠距離タイプ。敵をノックバックさせてしまうのでコンボがつながりにくく、上級者向けとなっています。関羽と張飛はともに攻撃のリーチが広いキャラクター。関羽は敵を引き寄せるスキルを持っていて簡単にコンボがつながるので、初心者や気楽に戦いたい人にオススメです。張飛は突進系の攻撃が得意で、上級者向けではあるけれど、強さを極めたいという方はぜひ選んでみてください。
なお、現時点では1人しかキャラクターを作成できないシステムとなっているため、いったんキャラクターを選んだら、その後もずっと付き合っていく仕様となっています。そのため、日本向けのサービスでは“演舞”と呼ばれる紹介動画がゲーム内に追加されて、事前にどのようなプレイスタイルなのかがわかるようになる予定です。
そんなわけで、自分の分身としてかわいい女の子を選びたい人が多いのではないかと推察し、美少女キャラクターの黄芸を選んでテストプレイさせていただいてきました! ……いや、自分が見た目で気に入っただけなんですけれども、実は。
▲見た目だけで黄芸を選んでしまいましたが……。いや、彼女が一番の人気キャラになるんじゃないかって予感がするんです。かわいいは正義ですので! |
■いざ実戦! コンボがひたすら重要なんです!!
ゲーム開始直後の数ステージは、チュートリアルを兼ねた内容になっています。ここで、いくつかのクエストをこなしながら、少しずつ攻撃方法などを覚えていくことになります。ちなみに本作では、クエストの対象となるNPCの場所までオートで移動してくれるシステムが搭載されています。迷子になることがないので、超便利!
▲物語は『三国志演義』のストーリーに沿って展開。『三国志』の正史をモチーフにしたエピソードも散りばめられているとか。 |
さて、いよいよ実戦です。黄芸はコンボがつながりにくいとのことでしたが、なにせ敵が大量に出てくるので……。正直、最初のうちはコンボなどをあまり気にせず、とにかくバッサバッサと敵を倒すことに夢中になってしまいました。とはいえ、コンボを発生させればその間は相手からダメージを受けないなど、たくさんのメリットがありますので、やはり慣れてきたらコンボを積極的に狙っていくべきでしょう。敵を浮かせる技を使ってから、他の攻撃につなげていくのがやりやすいスタイルなのかなと感じました。
▲各スキルにはクールタイムがあり、同じ技を連続して繰り出すことは不可能な仕様です。いろんな攻撃を織り交ぜつつ、コンボをつなげていきましょう! |
▲最初に相対するボスキャラは、『三国志演技』の中でも屈指のやられキャラとして名高い程遠志です。関羽の初陣で真っ二つにされちゃう人ですね。 |
■自分を強化するか? はたまた仲間の武将を強くするのか!?
ある程度ゲームを進めていくと、武将をランダムで入手するための“ガチャ券”がもらえます。じっくりプレイして、なるべく多くの武将を集めておきたいところですね。
手に入れた武将をセットすると、自分の操作するキャラと一緒にステージに出撃してくれます。武将は同時に最大3人までつれていくことが可能。オートで戦ってくれるので心強いこと間違いなしです! ただし、セットする際にはコストを考慮する必要があります。自分のレベルに応じて、つれていける合計コストの上限が決まります。強力な武将を手に入れても、自分のレベルが低いうちは連れていけないなんて事態も発生してしまう可能性があるのですね。
▲“憑依”というシステムを使えば、各武将の能力を自分のキャラクターで活用することも可能! |
で、今回のテストプレイではラッキーなことに、ガチャで許褚(きょちょ)を引き当てました。パワー系の強力な武将で、かなり“当たり”の部類。ですが、やはりその分だけコストが高く、最初は2人目の仲間としてはつれていくことができませんでした。仕方なく、仲間は許褚1人という状態に。んむ、精進が必要です。
▲見た目はマッチョで、いかにも攻撃力が高そうな許褚が当たりました。これはかなり“当たり”の部類とのこと。実際、使ってみると強いです。 |
『三国戦紀WEB』では、得た金貨をすべてキャラクターの成長に消費することになります。どのステータスを伸ばしていくかはプレイヤーに委ねられており、例えば防御はガン無視で攻撃のみに特化して敵を殲滅するスピードを上げる、なんてこともできます。ただし、殴られたら“紙”ですが……。また、自分はそっちのけで仲間の武将のステータスをひたすら上げ、自分よりも武将を強くして戦闘を楽にするなんて選択肢もあるわけです。
▲武将のスキル以外にも、“道具”と呼ばれるアイテムを消費して敵を一掃するなんてことも可能です。 |
どこを極めていくか、それともバランスよく育てるか……それぞれのプレイヤーの個性が大きく出そうな感じですね。いろいろ悩んでしまいそうです!
▲成長させられるステータスの種類は、ひたすら多いです。これは、極めがいがありそう! |
■序盤はとにかくサクサク進む! ストレスなしの爽快ゲームをじっくり楽しもう
そんなわけで、あらためて『三国戦紀WEB』を遊ばせていただいての印象ですが、“異常爽快アクション”と銘打たれているだけあって、とにかく畳み掛けるようにどんどんプレイしていける印象です。それでいて、極めようと思えばその可能性はあらゆるベクトルへと向かえるという……。あまり深いことを考えずにサクサク遊びたい人も、とことんこだわりたい人も、どちらにも対応する懐の深いタイトルと言えるのではないでしょうか。
キャラクターが自動でバトルを行う対人戦や、ダンジョンの隠し部屋といった要素なども盛り込まれており、とにかく幅広い遊び方ができますね。それでいて、それぞれのステージは短めでさっくり遊べるので、あまり自由になる時間がないという人にも向いています。
▲こちらはダンジョンの隠し部屋。一定の条件を満たすことで、ボス戦の後にチャレンジできる仕組みになっています。 |
▲ネーミングのイメージとは裏腹に、自動で他のプレイヤーとの戦闘が楽しめる競技場。自分のキャラクターの強さを計ったり、他のプレイヤーの強化のやり方を参考にしたりできます。 |
日本向けにシステムやグラフィックなどを調整しているということもあり、とにかく多くの人に遊んでもらいたいという意気込みがうかがえる本作、オープンベータテストでぜひとも一度触れてみてください!
▲日本向けに変更されたグラフィックの一例。左が海外版、右が日本版です。金のガマガエルが招き猫にチェンジ! |
▲敵味方入り乱れての大乱戦がとにかく楽しい! カオスを積極的に楽しめる人に、特にオススメなのです。 |
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データ
- ▼『三国戦紀WEB』
- ■メーカー:ライオンズフィルム
- ■開発:International Games System
- ■対応機種:PC
- ■ジャンル:A・RPG
- ■サービス開始日:2015年夏予定
- ■プレイ料金:無料(アイテム課金)