2015年7月8日(水)
米国の、Legendary Digital MediaとContradiction Filmsは、稲船敬二さんが率いるcomceptの新作アクションゲーム『Mighty No .9』を実写映像作品化し、デジタル配信を行うと発表した。
両社は、ゲームを実写化してデジタル配信する事業を展開しており、稲船さんの手掛けた『Dead Rising(デッドライジング)』を原作とする実写映像作品『Dead Rising: Watchtower』の制作・配給も担当している。『Mighty No .9』の実写映像作品化は、『Dead Rising: Watchtower』の成功を受け、実現したとのことだ。
『Mighty No .9』の実写映像作品化が決定したことに対し、関係者は以下のように述べている。
●稲船敬二氏(comcept)のコメント
今回、 Legendary Digital MediaとContradiction Films のコラボで『Mighty No. 9』の実写化が実現したことは、自分自身やゲームの制作チームだけでなく、このゲームを応援してくれる全てのファンのみんなにとって大変な驚きだと思います。そして彼らの手によって私たちが生み出した作品が世界中の人たちに届く時、私たちの夢がまたひとつ叶います。私たちに対するすべてのサポートに心から感謝します。
●Greg Siegel氏(Legendary Digital Media)のコメント
我々の手で、稲船さんによる深い世界観、魅力的なキャラクター、アクション満載のゲームプレイを新たな解釈で実写作品へと変換し、ゲームファンはもちろんストリームビデオファンに対してもお届けできることを大変光栄に思います。
●Tomas Harlan氏(Contradiction Films)のコメント
尊敬する稲船さんと『Mighty No. 9』で一緒に仕事ができることにとても興奮してます。そしてLegendary Digital Mediaのチームと、この特別なゲーム作品を実写映像化するためのヴィジョンを共有できていることを大変幸運に思います。
9体のロボットからなる格闘競技チーム“Mighty Numbers”に所属する“ベック”の冒険を描いたPS4/PS3/PS Vita/3DS/Xbox One/Xbox 360/PC用アクションゲーム。コンピューターウィルスによって突然暴走を始めた世界中のロボットと“Mighty Numbers”の兄弟たちだが、その中で末弟であるNo. 9“ベック”だけが、ウィルスに対抗し得る唯一の存在となる。ベックは、ウィルス感染を引き起こした犯人を突き止めるため、親友であるコールとともに、暴走する兄弟たちに立ち向かっていく。北米で9月15日、全世界では9月18日に発売される。(PS Vita/3DS版は2015年の予定)
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