2015年7月13日(月)
7月11日、12日の2日間にわたって、京都のみやこめっせで行われたインディーゲームの祭典『BitSummit 2015』。SCEなどの大手企業から、個人制作のタイトルまで、多数のタイトルが出展され、昨年以上の活気に満ちていた2日間となった。
2日目の閉会式では、6つの賞を設けたアワード受賞式も行われた。ここではBitSummit 2015の各アワードを受賞した、6つのタイトルを紹介していこう。
カテゴリにとらわれず、誰もが惹きつけられる特別なタイトルに贈られます。“BITSUMMIT AWARD(ビットサミット賞)”
Pon Pon Games『A Healer Only Lives Twice(ヒーラーは二度死ぬ)』 |
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独創的、かつ革新的なタイトルに贈られる“MOBIUS STRIP PRIZE FOR INNOVATION AWARD(革新メビウスの帯賞)”
shoji hibino(AstralGate)『GENSO』 |
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グラフィックデザインの優れたタイトルに贈られる“VISUAL EXCELLENCE AWARD(ビジュアル・デザイン最優秀賞)”
Friend&Foe『Vane』 |
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サウンドデザインの優れたタイトルに贈られる“EXCELLENCE IN SOUND DESIGN AWARD(サウンド・デザイン最優秀賞)”
Route24『まかいピクニック』 |
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INDIE MEGABOOTHの出展作品中、最も輝いたタイトルに贈られる“INTERNATIONAL AWARD(インターナショナル賞)”
Witch Beam『Assault Android Cactus』 |
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出展作品中、最も注目すべきタイトルに贈られる“VERMILLION GATE AWARD(朱色賞<大賞>)”
NIGORO『LA-MULANA2』 |
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NIGORO 楢村匠氏のコメント
『LA-MULANA』は仕掛けやパズルを読み解いていき、うまくクリアしたり失敗したりすることを体験することがおもしろいゲーム。まだまだそこまで体験できるものはできていないのに、こんな賞をもらうのもどうかなというところもあります。もらうのであれば、ちゃんと完成したところでもらいたい。来年はまだ完成しているかわかりませんが、今よりはちゃんと遊んでおもしろいものにはなっているはずです。これまで『LA-MULANA』は無冠でした。まだ完成はしていませんし、賞は返したほうがいいのかなと思う反面、今後のために、もらっておいたほうがいいのかなとか、ちょっと考えたりもしましたね(笑)。
大盛況のうちに閉幕した『BitSummit 2015』。来年はどのようなイベントとなり、どのようなインディーゲームが出展されるのだろうか? 今年をさらに超える盛り上がりになることを期待したい。