“恋愛禁止令”が出されている生徒会の先輩たちに“ドンドン”迫られちゃうシチュエーションCD『LOVE★DON!!★QUIXOTE』。双子の兄・タイチ先輩とも仲がよい、弟のソースケ先輩を演じた木村良平さんインタビューの完全版をお届け！

――ソースケについての印象を教えてください。

　彼は非常に人好きする人と言いますか、適応能力が高い人で、たぶん誰とでも仲良くなれちゃうんだろうな、という雰囲気を持っています。最初はヒロインにもそういう感じで近付くんですけど意外と純朴なところがあって、「恋愛はわりと真面目なのかな？」という印象を持ちましたね。

――生徒会メンバーの中でソースケは、ビジュアル的にチャラい系かと思いますが、そのあたりは役にどのぐらい反映させましたか？

　そうですね、なにせ肩にタトゥーが入ってますからね。そういったビジュアルからくるチャラさというのは結構好きにやらせてもらいました。たぶん見た目の印象が最初に出せると、ヒロインにマジになっているところとのギャップが楽しいかな、と思ったので。

――作品の聴きどころはどんなところですか？

　実は今回ストーリーの中で、双子の兄であるタイチ先輩のマネをしなきゃいけないところがあるんですよ。演じている代永君のマネはよくやるのですが、あまり普段の感じが出ないよう気を付けました。一応似せようと努力しましたよ（笑）。

――そのほかに印象的なシーンはありましたか？

　ヒロインにカップケーキをもらうんですけど、そのときのソースケの喜び方がね、普通の素直な男の子なんです。「オマエ本当に女の子慣れしてんの!?」みたいな。そういう要所要所にぽろっと出てくる「こいつもウブな男子高校生の一面があるんだな」っていうところが個人的にはかわいかったですね。

――壁ドンと聞いて真っ先に思い浮かべるシチュエーションはどのようなものですか？

　うーん、自分のことで考えると壁ドンのシチュエーションっていまいちピンとこないんですよね。たぶん普通に考えると、今回『ラブドン』でやったような、女の子を壁際に追い詰めて「逃がさねえぞ」っていうことだと思うんですけど……。じゃあここはひとひねり入れて、床ドンをして、上から降ってくるガレキから女の子を守るっていうのはどうですか？　これは、すごい愛ですよ!!　

――本作の登場人物は全員「強引な先輩」キャラですが、木村さんご自身は対人関係において「先輩に振り回されたい派」ですか？　それとも「後輩を振り回したい派」ですか？

　僕は振り回されるのも、振り回すのもごめんですね！　だって振り回してくる先輩って大変ですもん（笑）。だから自分も後輩を振り回したいとは思わない。平和に、優雅にいたいです。

――お酒の席ではどうですか？

　やっぱり先輩には気を使いますよね、そりゃ。楽しい時間を過ごしてもらうようには心がけてます。でも僕の場合わりと後輩が誘ってくれることが多いので、後輩と飲むことが多いかな？　毎日のように誰かが声をかけてくれるので、飲んだくれ的には「ありがてえなぁ！」と思っています。

――最後に、読者へメッセージをお願いします。

　みなさん壁ドンはお好きですか？　今回の『ラブドン』はいろいろな先輩からの壁ドン、およびドンシリーズを楽しめる内容になっています。その中でもソースケ先輩はわりと正統派の壁ドンが多くて、非常にいい男ですよ。あと個人的にはせっかくの双子役なので、タイチ先輩と併せて聴いていただけるとうれしいかなと思っています。よろしくお願いいたします！

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