2015年8月7日(金)
カプコンは、11月28日に発売する3DS用ソフト『モンスターハンタークロス』について、ゲーム中に登場する代表的な“狩技”を公開した。
『モンスターハンタークロス』は、全世界でのシリーズ累計販売本数が3,200万本を超える人気アクションゲーム『モンスターハンター』シリーズの最新作。今作は、シリーズ作品で培われたノウハウと、今だからできる新たなおもしろさをクロスさせたゲームとして制作されており、“狩技”や“狩猟スタイル”といったハンターの個性を際立たせる新要素が追加される。
ちなみに狩技とは、ハンターが狩猟の中で精神力を爆発させて繰り出す大技のことで、モンスターに攻撃した際などにたまる“狩技ゲージ”がMAXまでたまると使用できる。狩技は、武器固有で繰り出せる技と、武器種に関係なく発動できる技の2種類に大別でき、今回の記事では、ゲームに登場する全14の武器種と、それぞれの武器固有の狩技を中心に紹介していく。
▲チャージアックスで攻撃しているところ。下画面に、それぞれの狩技についてゲージが表示されている。 | ▲狩技ゲージがMAXまでたまると、画面のようにゲージが赤色になる。 |
大振りな刀身から繰り出す一撃で、大ダメージを与えられる武器。攻撃速度は遅めだが、リーチも長く、初心者も扱いやすい。代表的なアクションに、ため時間によって攻撃力が上がる“溜め斬り”がある。
▲力をためて強力な一撃を繰り出せる大剣。斬り上げからのなぎ払い、そしてため斬りといった連携攻撃をはじめ、ガードも可能なオールマイティな武器だ。 |
●狩技:獣宿し【獅子】
気を込めたなぎ払いの後、力を武器に宿し納刀する。次の攻撃は絶大なパワーを繰り出すことだろう。
広い攻撃範囲を持つ、スキを見せない立ち回りができる武器。練気ゲージを消費して繰り出す “気刃斬り”は、モンスターに弾かれずに攻撃することができる。“気刃斬り”の連続攻撃で最後に繰り出す“気刃大回転斬り”をモンスターに当てるとゲージの色が変わり、攻撃力が上昇するといった特徴がある。
▲攻撃するたびに練られる気をためて、強力な気刃斬りを放つことができる太刀。 |
●狩技:練気解放円月斬り
弧を描いた後に斬りつける。この後は気刃ゲージがしばらくMAX状態になるので、さらなる連携攻撃へつなげよう。
スキの少ない攻撃と、軽快な機動力が自慢の近接武器。素早い連続攻撃や盾によるガードができる。また、武器出し状態でもアイテムを使えるため、安定感がある。また、新要素の“刃薬付与”により、武器の性能を一時的にパワーアップできる。
▲機動力を生かした立ち回りが得意な片手剣。 |
▲『モンスターハンタークロス』では、新要素の“刃薬付与”で武器を強化できる。片手剣を使っているハンターには、うれしい追加要素だろう。 |
●狩技:ラウンドフォース
片手剣による素早く強力な回転斬りを繰り出す。広範囲に攻撃が届くので、周囲の小型モンスターを一掃するのにも使えそうだ。
手数の多さが特徴で、スタミナを消費し鬼人化状態になることができる。鬼人化中は、攻撃速度を高め、手数でモンスターを圧倒する。
▲素早い連続攻撃が魅力の双剣。モンスターに密着した立ち回りで、着実にダメージを与えられる。 |
●狩技:血風独楽
地上で回転しながら鋭い剣さばきで連続攻撃を行い、対象のモンスターを攻撃する双剣専用の狩技。
高い攻撃力を持つ、一撃必殺の武器。強力な打撃攻撃でモンスターの頭部にダメージを蓄積させていくと、モンスターを気絶させることができる。ハンマーに力をためて繰り出す“溜め攻撃”の威力は絶大。
▲力を溜めることができ、ため時間によって攻撃の種類やパワーが段階的に変化する。 |
●狩技:スピニングメテオ
巨大なハンマーを振り回し、その回転力を使って強烈な一撃を振り下ろす。弱点へ叩き込み、一気に大ダメージを与えよう。
強力な打撃攻撃と演奏によるさまざまな旋律効果で、自分や仲間のステータスを変化させられる武器。
▲攻撃を行うと音色が発生し、譜面ゲージにたまる。特定の音色がそろった後に演奏すると、旋律効果が得られる。 |
▲攻撃をモンスターにヒットさせると、譜面ゲージに並ぶ音色が重音色(かさねいろ)に変化する。重音色をそろえて演奏を行うと、1つ前に発動させた旋律効果も同時に得ることができる。 |
●狩技:音撃震
狩猟笛を吹き込み、掻(か)き鳴らすことで周囲に圧縮した高威力の震動波を放つ。
大盾でガードしながら前進や盾攻撃、槍でピンポイントな突き攻撃ができる武器。
▲“カウンター突き”や“キャンセル突き”は、各種攻撃から即座にガード状態になることができ、ガードに成功すれば即座に反撃が行われる攻防一体の技だ。 |
▲ランスの突き攻撃の連携フィニッシュは、溜め突きからの多段攻撃を繰り出すようになる。ランスの基本立ち回りで効果を発揮することだろう。 |
●狩技:シールドアサルト
前方を盾でガードしながら、猛スピードで突進する。モンスターの攻撃を防ぎつつ、強力な盾攻撃と突き攻撃を放つ狩技だ。
ランスの堅固さに、砲撃機能を追加した武器。弾倉に込められた弾薬で砲撃や威力の高い竜撃砲を行えるのが特徴。“叩きつけ”攻撃後は、武器に装填されたすべての弾薬を一気に発射する“フルバースト”を繰り出せる。
▲ガンランスは、加熱されることで攻撃力が上昇する。ゲージ内のバーの位置で現在の熱量を表し、砲撃を行うことで加熱されてバーが右に動く。ただし、バーが振り切れるなどで、バーが一定時間うごかなくなるオーバーヒート状態となる。 |
●狩技:覇山竜撃砲
圧倒的な火力の竜撃砲。大型モンスターを焼き尽くせ!
剣と斧、2つの武器の破壊力を極限まで高めた武器。剣モード時は、内蔵されたビンの効果によりスラッシュゲージを消費しながら特殊な攻撃を繰り出せる。攻撃範囲の広い斧モードで立ち回り、チャンスを見極めて剣モードに変形しよう。
▲剣モード時の画面。 | ▲斧モード時の画面。 |
▲剣モードで属性効果のある強力な斬撃を放ち、モンスターへのダメージを狙う。さらに属性解放突き後に連打で属性解放フィニッシュまで持って行くことができれば、かなりの大ダメージを期待できる。 |
●狩技:トランスラッシュ
斧モードと剣モードを切り替えながら連続で斬りつけ、最後に属性を解放した一撃を見舞う狩技。
手数の多い剣と盾を使う剣モード、強力な斧モードを切り替えながら立ち回る変形武器。剣モードで剣撃エネルギーをビンにため、それを武器にチャージすることにより、斧モードで強力な攻撃が可能となる。また、剣撃エネルギーを一気に解放する斧モードの“高出力属性解放斬り”も魅力。
▲剣モードは手数が多く、盾によるガードもできる。 |
▲ビンにたまった剣撃エネルギーを消費して属性強化状態なれば、ガード性能の強化や斧モードの攻撃力アップなどが図れる。 |
●狩技:エネルギーブレイド
属性解放のエネルギーを、剣の鞘から外部へ放出。ビンのエネルギーを使って光輝く刃を生成し、斬りつける大技だ。
弦を引き絞って攻撃力を高め、発射する矢のタイプによって、多彩な攻撃を仕掛けられる遠距離武器。高い機動力とビンによる補助効果を付けられるのが特長だ。“溜め撃ち”は、ためた時間によって攻撃力が変化する。
▲2度目のバックステップで一気に間合いを離し、溜めLV3の矢を使えるバックダイブ。 |
●狩技:アクセルレイン
特殊な矢を上空に放つと、ハンター自身を強化させる薬剤が降り注ぐ。移動速度アップや、弦を引き絞るため速度アップなどの効果が得られる。
猟虫を放ち、モンスターから強化エキスを採取して回収することで、ハンター自身を強化しながら攻撃を行える近距離武器。棍を使った跳躍も可能で、積極的にジャンプ攻撃が狙える。
▲発動したエキス効果(赤、橙、緑、白)や猟虫のスタミナゲージが重要な操虫棍。スタミナがなくなると、猟虫は命令を受け付けなくなる。 |
●狩技:蟲纏い
蟲を集め、自身の周囲に浮遊させる技。体に纏(まと)った蟲が、モンスターに接触するとダメージを与えられる。
軽量でガンナーの動きを阻害しないボウガンで、移動速度に優れている。特定のライトボウガンに組み込まれた連続発射機能“速射”は、弾丸1発の消費で、複数発の射撃を行える。また、状態異常弾によるサポートもでき、幅広く活躍できる。
▲ライト&ヘヴィの各ボウガンには、特定の武器内蔵弾があらかじめセットされていて、クエスト中に撃つことができる。 |
●狩技:バレットゲイザー
後方に飛び退きつつ、立っていた場所に弾薬を撃ち込み、爆発させる。
重量があり各種動作が遅くなるが、それを補って余りある破壊力を備えたボウガン。移動が制限されるが、一時的に装填数が増大し、連続で射撃を行うことができる“しゃがみ撃ち”といった専用行動も備わっている。
▲ライトボウガン、ヘヴィボウガンともに、ジャンプ中でも発射が可能となった。 |
●狩技:スーパーノヴァ
破壊力に優れたヘビィボウガンの狩技。発射された特殊な弾が、大爆発を引き起こす。
狩猟スタイルは、ハンターの基本的な行動や連携をそれぞれの方向性に特化させたものだ。全部で4種類あり、クエストへ出発するまでの準備の間は、自由に変更できる。
●ストライカー
比較的シンプルな操作と3つまで狩技を装備できるスタイル。
●ギルド
過不足なく攻撃やアクションを行えるバランスに優れたスタイル。
●エリアル
空中からの攻撃を自在に繰り出すことを得意とするスタイル。
●ブシドー
モンスターなどの攻撃をかわし、鋭い反撃へと転じるスタイル。
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※画面は開発中のもの。
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