2015年8月9日(日)

『ザ クルー ワイルドラン』にはKawasakiのオートバイも登場【gamescom2015】

文:喜一

 ユービアイソフトのPS4/Xbox One/PC用MMOレーシング『ザ クルー』の拡張パック『ザ クルー ワイルドラン』をひと足先に体験してきた。

『ザ クルー ワイルドラン』

 本作はなんとも自由なドライブがウリなレースゲームとなっている。再現されたアメリカを走ったり、ミッションに明け暮れたりとプレイヤーによってさまざまなプレイスタイルがとれる。

 その中で試遊できたのは4つのモードで、ドリフト、モンスタートラック、ドラッグレース、オートバイを使用したレースだ。どのモードも他のプレイヤーと対戦することができる。

乗り物好きにはたまらない? スポーツカーからオートバイまで登場

 一番最初にプレイしたのはドリフトをしてポイントを競うというモード。道路には油が塗ってあるかのようなすべり具合となっており、少しでも気を抜くとすぐにスピンしてしまうので注意が必要だ。

 スピードを上げながら、カーブでうまくブレーキをかけることでドリフトができるというお手軽な操作ながら、プレイしていて飽きることはない。これもひとえにグラフィックやフィールドの景観がそうさせているのだろう。

『ザ クルー ワイルドラン』

 続くモンスタートラックは、巨大な車を操り、ジャンプ台を利用して車体を浮かせてポイントを獲得していくモード。加速をつけてジャンプをすることも大切だが、対戦だと相手の車輌も視認できるので、もちろん邪魔することもできる。

 そして、3番目にプレイしたのがドラッグレース。ルールは非常に単純明快で、直線距離を早く走りぬけたほうが勝ち。スタートまでにエンジンを温めておき、スタートの合図と同時にアクセルボタンを押す。

『ザ クルー ワイルドラン』

 一定のスピードまえでいったらメーターを見つつ、ギアをあげていく、速度を一時的に上昇させるニトロというものもあり、これをどのタイミングで使うのかも重要だ。単純だからこそ、燃えるモードになっていた。

 最後にプレイしたのはオートバイを使用したバトル。ウイリーをして、ポイントを稼ぐこのモードは中々の難易度だった。何せ角度によってはバイクが後ろに倒れてしまうからだ。絶妙なスピードで加速し、ウイリーまで持っていくのには少しコツが必要だと感じた。

『ザ クルー ワイルドラン』

 また、チェックポイントを指定してオリジナルのレースコースを作成することもできた。作ったコースに他のプレイヤーを招いてプレイすることもできる。

 車という枠だけに収まらず、オートバイまでも参戦した本作。Kawasakiといった日本車もしっかり参加していたのも確認した。日本での発売はまだ未定だが、遊べるのを心待ちにしたいと思う。

『ザ クルー ワイルドラン』

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