2015年8月31日(月)
『ソフィーのアトリエ』でソフィーはプラフタと出会い……何を成すのか。登場キャラたちが抱える意思と悩みとは
コーエーテクモゲームスは、11月19日に発売するPS4/PS3/PS Vita用ソフト『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』の新情報を公開した。
本作は、コーエーテクモゲームスのガスト長野開発部が手掛け、人気を博している『アトリエ』シリーズ最新作。『アトリエ』シリーズの新たなスタンダードを目指すべく、時間によって変わりゆく世界の表現や錬金術を中心として発展するシステムなどを実現しているという。また、NOCOさん、ゆーげんさんという2名のイラストレーターが起用されているのも特徴だ。
この記事では、ソフィーとプラフタの出会い、キャラクターたちが抱える悩みなど、バトルとはひと味違った一面を紹介する。
すべての始まりとなる出会い
キルヘン・ベルの街のはずれに錬金術士として1人で暮らすソフィー。持ち前の明るさと仲のよい幼なじみに恵まれていたが、肝心の錬金術はまったく上達しない。ある日、幼なじみのモニカの頼みで薬の作り方が書かれている本を手にしたのだが……。
▲アトリエで1人錬金術を続けるソフィー。しかし、独学では失敗続き。 |
▲アトリエにやってきたモニカに薬の調合を依頼されたソフィー。ソフィーのおばあちゃんが持っていた本を頼りになんとか薬を完成させる。 |
▲完成した薬を届けてアトリエに戻ると、薬を作るのに使っていた本が宙に浮き、言葉を話し始めたのだ。慌てふためくソフィーとは対照的に、その本は自分のことを“プラフタ”と名乗る。 |
▲名前以外の記憶を失っていたプラフタだが、錬金術の知識を活かし、ソフィーに錬金術を教えることに。こうして2人(?)の奇妙な生活がスタートする。 |
●戻り始めた記憶と結ぶ絆
記憶を失っていたプラフタだが、レシピを書きこむことで記憶が少しずつ戻ることが判明し、頑張るソフィー。徐々に戻る記憶と、次第に深まっていくプラフタとの絆。プラフタが元は人間だったことがわかると、ソフィーはプラフタを元の姿に戻そうとある発想をする。
▲プラフタにレシピを書きこむことで、記憶が戻ることが判明し、俄然やる気になったソフィー。次々とレシピを発想していく。 |
▲徐々に明らかになってゆくプラフタの記憶。その中でプラフタが元は人間であったことも判明する。 |
▲“なぜ錬金術を学んでいるのか?”というプラフタの問いに、自分の想いを素直に答えるソフィー。 |
▲プラフタが人間だったということを聞いてから、プラフタを基に戻したいといつも考えていたソフィー。ある日、人形にプラフタの魂を移そうという大胆な発想をする。 |
●人の姿を取り戻すために
プラフタの魂を人形に移す。この大胆な発想を実現するため、ソフィーは多くの人に協力を求め、奔走する。はじめは協力してくれなかった人たちもソフィーの姿を見て、手を貸してくれることに。はたしてうまくいくのだろうか……。
▲プラフタが着る服の製作を依頼するソフィー。ソフィーの想いを知ったレオンは最高の服を作ることを約束する。 |
▲人形を動かすためのパーツ作りを断っていたハロルだが、ソフィーの本気を知ると手を貸してくれることに。今まで真面目に取り組んでいなかった時計作りに取り組む。 |
▲プラフタのベースとなる人形を完成させたフリッツ。普段のイメージからはまるで想像できない興奮した彼の様子もわかる。 |
▲完成した人形に必要な最後のパーツの材料をジュリオから教えてもらうソフィー。プラフタを人の姿にするため、強力な魔物と戦う。 |
●新たな姿、新たな物語
多くの人々の協力を経て、ついにプラフタを人の姿に戻すことに成功するソフィー。人の姿を取り戻した時、2人の新たな物語がひも解かれる。
・想いと願いを形に
完成した人形にプラフタの魂を移すソフィー。そこには多くの人々とソフィーの想いが込められている。
失敗してしまうのではないかと不安だったソフィー。一方でプラフタは、ソフィーを信じていたから何も心配はなかったと、その想いを伝える。
人の姿を取り戻したプラフタ。しかし、ソフィーの最後の目的はプラフタの記憶を全部取り戻すこと。ソフィーは決意を新たにする。
・記憶が事実になる時
人の姿になったことでさらによみがえるプラフタの記憶。しかし、思い出したのは忘れてしまいたいほどの不安な記憶ばかりだった。そして、その記憶はやがて事実となり、ソフィーたちにさらなる試練を与える。
グループ依頼でがっぽし稼ぐ
街の人々からのお願いである依頼。なかでも同じ地域の依頼がまとまった“グループ依頼”は、その報酬の高さが魅力だ。依頼やグループ依頼のクリア時に入手することがある“引換券”は枚数に応じてさまざまなアイテムと交換できる。
・グループ依頼とは
同じ地域の依頼がまとまったグループ依頼。同じ地域内での採取や魔物の討伐などが依頼の内容なので、効率的に依頼を進められる。
・グループ依頼のメリット
グループ依頼の報酬は、普通の依頼に比べて高めだ。さらに引換券などのボーナスを獲得できることが魅力。
・さまざまなアイテムと交換できる“引換券”
依頼やグループ依頼をクリアすると手に入ることがある引換券は、集めた枚数に応じていろいろなアイテムと交換できる。なかには特別なアイテムも……。
▲冒険にはお金が必要。依頼をこなしてがっぽし稼ごう。依頼をこなせば、自然と街の人々からの信頼もあがるはず……? |
キャラクターを知る
ソフィーとプラフタ。錬金術を学び、記憶を取り戻し、そして人の姿を取り戻すためには多くの人々の協力が必要不可欠だ。そんな人々にもさまざまな意思や悩みがあり、彼らとの交流を通じて、その想いや夢を知ることになる。
▲プラフタの服を見に来たレオンといつも通りの表情のプラフタ。しかし、ソフィーがプラフタの意外な一面を話してしまう。心なしかプラフタも恥ずかしそうだ。 |
▲歌について勉強するために歌以外のことも知ろうと本屋にやってきたモニカ。何ごとにも真面目に全力で取り組むことが彼女の魅力。 |
▲植物と会話ができるオスカーは、植物のことを常に信じていた。しかし、植物も人間と同じように嘘をつくことがわかり、オスカーはすっかり元気をなくしてしまう。 |
▲偉大な父親と比較されることが嫌で、真面目に時計と向き合わなかったハロル。プラフタのパーツ作りを通して自分が必要とされていることを知り、時計と向き合いはじめる。 |
▲コルネリアが量販店を開いた理由。それは有名になって父親を見つけること、そして自分の故郷について知ることだった。 |
▲フリッツの夢とは、自分の娘とともに最高の人形劇を演じること。そのために各地を放浪し、自分の知識と技術を高め続けている。 |
▲出会った時から何かとソフィーを助けてくれたジュリオ。ソフィーがプラフタを人の姿に戻した時、彼は自分の目的をソフィーに話し、あるお願いをすることに……。 |
▲自身にあふれ、才能も技術もあるレオン。そんな彼女と交流を深めていくと、やがて彼女にもかつて“夢”があったことがわかる。 |
キャラクター紹介
ことあるごとにソフィーの前に現れる目クレット&アトミナ、カフェの看板娘であるテス・ハイツマンを紹介する。
●メクレット(声優:松本さち)
「まぁまぁ。できないことを調べるっていうのも、なかなか楽しいものだよ?」
年齢:??歳
身長:140cm
職業:旅人
ことあるごとにソフィーの前に現れる少年。常にアトミナと行動をともにしている。錬金術を調べているらしく、錬金術士であるソフィーのもとをたびたび訪れているが、目的は不明。
子どもらしい話し方をすると思いきや、時に物事の本質を鋭く指摘することもある。
●アトミナ(声優:木野日菜)
「何かおもしろそうなことをやっている予感がしたから、来たの」
年齢:??歳
身長:139cm
職業:旅人
ことあるごとにソフィーの前に現れる少女。常にメクレットと行動をともにしている。錬金術を調べているらしく、錬金術士であるソフィーのもとをたびたび訪れているが、目的は不明。
メクレットに比べて大人しい性格をしており、感情の起伏が乏しい。しかし、時折年齢相応の無邪気な笑顔を見せることも。
▲ソフィーのもとにたびたび現れるメクレット&アトミナ。常に2人で行動する彼らの目的とはいったいなんなのだろうか。 |
▲ソフィーに調合を依頼して、その出来栄えを確かめるメクレット。ソフィーよりも幼く見える彼らだが、言葉づかいはまるで年長者のようだ。 |
▲プラフタを人の姿に戻すためにいろいろと考え、悩んでいたソフィーにアドバイスをしてくれる2人。 |
●テス・ハイツマン(声優:仲谷明香)
「ふふーん。それは、あたしがいるからかなー。やっぱりお店には、花がないとね!」
年齢:18歳
身長:155cm
職業:カフェ店員
特定曜日のみ働いているカフェの看板娘。多兄弟の長女であり、家族を支えるために働いている。いつも明るく無邪気に振る舞うが、その実は大変な働き者。
性格は陽気そのもので、後先考えずいろいろな問題を起こすトラブルメーカーでもある。将来の夢はお金をためて家族みんなでお店を開くこと。
▲しばらく仕事をお休みしていたカフェの看板娘テス。働きはじめると同時に、お客さんの数が目に見えて増える。 |
▲ソフィーに何度か依頼を頼んでいたテスだが、今度の依頼はなんと毒薬の調合。慌てるソフィーとは対照的に、テスは不敵な笑みを浮かべる。 |
▲テスの夢は家族と一緒にお店を開くこと。ホルストに商売敵になると言われ、思わず対抗心を燃やす。 |
[CHECK]モニカ(声優:洲崎綾)も歌を披露!
本作では、オープニング曲やエンディング曲をはじめ、さまざまな歌楽曲を個性豊かなアーティストたちが担当する。ゲーム中にはモニカ・エレメンライヒ(声優:洲崎綾)も歌曲を披露。もちろん、ヴォーカルアルバムにも収録される。
▲観客の前で歌を歌うことになったモニカ。歌を披露するイベントで聴ける。 |
※画面はすべて開発中のもの。
(C)コーエーテクモゲームス All rights reserved.
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