2015年8月26日(水)
プロトタイプは、PS Vita/PSP用恋愛ADV『ヴァルプルガの詩』を今冬発売します。価格は各5,940円(税込)。
本作は、乙女ゲーム『三国恋戦記~オトメの兵法!~』で原画を手がけたスズケンさんと、シナリオを手がけたトムさんがタッグを組んだ、PC用同名ゲームを移植したもの。中欧や北欧で行われる祭り“ヴァルプルギスの夜”をモチーフに、吸血鬼や人狼といった人ならざる者たちとの純愛が描かれるとのこと。
キャラクターのボイスは、柿原徹也さん、小野友樹さん、小野賢章さん、平川大輔さんら声優陣が担当します。
なお移植にあたって、PS Vita版ではPC版の色味に発色を近付ける“色合い調整機能”の実装やタッチ操作、PS Vita TVへの対応などが行われています。PSP版には、メモリーディスク機能やスクリーンショット機能が搭載されているとのこと。
ストーリー
塞ノ山を含む三山に囲まれた街・塞ノ市。4月の半ば、新学期に少し遅れて、主人公のクラスに転校生がやってきた。その時から、少女の平穏な暮らしは一変する。
迷い込んだ洋館で襲ってきた、美しい人外のモノ。
「最後のチャンスをやろう。俺の伴侶となるか、今この場で喰われるか、どちらか選べ」
彼女を救ったのは、人狼一族の双子の兄弟。
「アレに喰われるかオレたちに守られるか、どっちか選べ。それだけでいい」
「ちゃんと自覚しなよ。君はもう、境界線に踏み込んだんだ」
徐々に見えはじめる、優しい兄が抱えていた秘密。
「ヴァルプルギスナハト……。中欧や北欧で4月30日に行われてる春と冬の境の祭りだよ。死者と生者の境が弱まる夜と言われてる。……そう、今夜だ」
明かされる謎と、戦いの果て……。死者と生者の世界の境で、少女は命がけの恋を知る。
私立坂上学園高等学校に通う高校2年生で、前向きな性格の主人公。犬が苦手です。自宅の家事一切を引き受けるしっかり者。趣味と特技は、料理とおかし作りです。
非常に力の強い人外の者で、吸血鬼とも呼ばれる魔物の一体。何故か詩生に執着し、命を狙ってきます。学校では、転校生の志賀喬(しがたかし)と名乗っていますが……? 趣味と特技はピアノです。
17歳の高校2年生で、人狼一族の長の名代。リーダー気質で、戦闘能力に秀でています。双子の兄。考えるより先に手が出るタイプです。塞ノ山一帯を守るという一族の役目を誇りに思っています。趣味と特技は石集め。
17歳の高校2年生で、人狼一族の長の名代です。冷静でやや皮肉っぽい性格。治療能力に長けています。トラの双子の弟で、突っ走ろうとする彼を止めるストッパー役です。トラのおまけで長の名代になったことがコンプレックス。趣味と特技はなく、強いて言うなら食べることです。
26歳の医師で、詩生の兄。温和な性格で特に詩生に甘いですが、自覚はありません。地域病院に勤務している他、詩生の高校の校医で月に2日勤務しています。趣味と特技が植物を育てることです。
※画面は開発中のもの。
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