『全力少年達のおうた&とりあい 1年生ユニット タイガ&トア』梅原裕一郎さん収録後インタビュー完全版
停滞する少女と、全力で生きる少年たちの恋とおうたの物語『全力少年達のおうた&とりあい』から、『1年生ユニット タイガ&トア』の『おうたCD』が8月26日、『とりあいCD』が9月30日に発売! 電撃Girl’sStyle9月号に掲載しきれなかった、トア役・梅原裕一郎さんの収録後インタビュー完全版をお届けする。
――収録後の感想をお願いします。
ダミーヘッドマイクの収録は2回目だったんですけれど、セリフの最中に動いたりすることが普通のマイクではないことなので、その感覚の違いに最初は苦戦しました。ですが、今回は実際に自分で聴きながら収録できたので、どの程度のささやきでマイクに寄るといいなど、わかってきたのでよかったです。
――実際にご自身でダミーヘッドマイクを体験してみて、どう思われましたか?
おどろくくらい臨場感がありますね。最初にブース内で僕が声をあてたあとに、それがヘッドフォンに流れてくるんですけれど、一瞬誰かいるのかと思ったくらいです。これは、完成したらきっとすばらしいものが仕上がっているのじゃないかなと思います。
――物語の感想をお願いします。
僕はまず台本をいただいたときに、話の内容よりもトアくんのキャラクター性に気を取られました。これはどう演じたらいいものかと(笑)。大きな流れとしては、2人とも好きな子が同じで、その子を取り合うという高校生によくあるようなお話でした。そこにトアのキャラクター性が入ると、ちょっと普通ではない感じになりました。同時に高校生のお話ということで、自分の高校時代を思い出しながら、収録しました。
――トアについて教えてください。
とらえどころがないキャラクターなんですけれど、本編を録り終えて思ったことは裏表がないというところです。本当にドラマ中のトアくんはそのまんまで、何かを隠そうとしてキャラを作っているわけではなく、あれが素なんだなと。ただ、彼女をくどくシーンになると、若干キャラは変わりますけれど。最初、トアくんのキャラ性だと腹黒さが出てしまうのではないかなと思ったんです。そこをあまり感じさせないように、素直な子を演じるように意識しました。
――トアくんの性格だから、こういう設定もドロドロにならなそうですね。
そうですね。むしろトアくんの性格で、女の子に夢中になるというのがスゴイなと思いました。ヒロインは相当魅力的なんでしょうね。
――梅原さん自身の学生時代の青春の思い出はありますか?
僕の青春はバンドですね。高校のときに部活動としてバンドをやっていました。それに必死でした。
――担当はなんでしたか?
ギター&ボーカルでした。いろいろありまして、2回くらいバンドを変えているんですけれど、だいたい僕が辞めるんです(笑)。高校3年生の文化祭のときには、自分と音楽性の合う人たちと組んだバンドで演奏しました。それが僕のバンド人生の最後でした。
――どういうジャンルの曲を演奏していたんですか?
一応ロックで、BUMP OF CHICKENさんのコピーバンドをやっていました。とても楽しかったです。
――最後に読者へメッセージをお願いします。
まずは聴いていただけたら、よろこんでいただけるような仕上がりになっていると思います。今回のトアくんの役は、あまり僕のなかで経験のないキャラクターでした。いつもとちがうような僕の声であったり、芝居を聴いていただきたいです。よろしくお願いします!!
(C)2015 Rejet
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