2015年9月2日(水)
11月19日にPS4で発売される『ソードアート・オンライン ゲームディレクターズ・エディション』。2015年時点での『SAO』ゲームシリーズ総決算といって過言ではない本作をより楽しむために、これまでのゲームシリーズの歴史を2回に分けて振り返ってみたいと思います。
▲ゲームシリーズを代表するキャラクターの1人、ストレア。『ゲームディレクターズ・エディション』では、彼女にまつわる新シナリオが追加されています。 |
その前に、まずは『ゲームディレクターズ・エディション』の紹介をしておきましょう。本作は、PS Vita用ソフト『SAO -ホロウ・フラグメント-』と、PS3/PS Vita用ソフト『SAO -ロスト・ソング-』をPS4向けにリファインしたものです。
特に『ホロウ・フラグメント』をリファインした『Re:ホロウ・フラグメント』は、新シナリオや新ボス、オンラインマルチプレイに対応、さらに女性アバターの作成も可能になったりと、さまざまな点がパワーアップしています。
そんな『ゲームディレクターズ・エディション』にいたるまで、どんな過程を経てきたのか? まずは記念すべきゲーム第1作『ソードアート・オンライン -インフィニティ・モーメント-(以下、IM)』から振り返っていこうと思います。
『IM』は、2013年3月にPSPで発売されたRPGで、記念すべきゲーム第1弾! 原作小説やアニメでは、浮遊城《アインクラッド》の第75層でヒースクリフを倒すことでゲームクリアとなりましたが、本作ではなぜかゲームはクリアできず、それ以降の階層に挑んでいくオリジナルストーリーが展開していきました。
▲ストーリーは『SAO』原作者の川原礫先生が総監修。舞台は《SAO》ですが、ふとしたことでこの世界に紛れ込んできたリーファとシノンもゲームに登場しました。 |
▲第76層以降の物語ということは、もちろんキリトはアスナと結婚しているわけで……。しかしゲームはマルチエンディングで、気になるキャラクターとエンディングを迎えることもできます。 |
ストレア(CV:三澤紗千香) |
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『IM』で初登場となるゲームオリジナルのキャラクター。第76層以降でキリトたちと出会い、一緒に行動することになるのですが、それに至るまでの経歴は不明です。
▲スタイル抜群のストレア。性格はかなり奔放で、時にはキリトを困惑させることも? |
アルベリヒ(CV:子安武人) |
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こちらも『IM』のオリジナルキャラクター。豪華な鎧に身を包む青年。多くの部下を引き連れて、第76層以降に《攻略組》に参戦する。性格はどこか尊大なところがあります。
本作ではプレイヤー=キリトとなって、76層以降を攻略していきます。キリトたちの拠点となるのは第76層にある街《アークソフィア》。ここでパートナーとタッグを組み、フィールドやダンジョンを探索。各階層のボスを倒しながら、第100層にある《紅玉宮》を突破することがゲームの目的です。
▲武器屋をはじめ、さまざまな商店が《アークソフィア》には軒を連ねています。 |
《アークソフィア》は第100層攻略までお世話になる街で、街中には《SAO》おなじみのキャラクターや多数のNPCが歩いており、彼らに話しかけたり、話しかけられたりといったことも。
▲メインストーリー以外にも、さまざまなクエストが用意されています。他の《攻略組》のキャラクターからメールが来て、彼らの手助けをすることもあります。 |
フィールドやダンジョンの移動中に敵にターゲットロックしたら、そのままバトルに発展。戦闘はオートアタックで行われますが、スキルやパートナーへの指示など、状況に合わせた行動を取るのが重要です。
また、パートナーとは“スイッチ”という連携行動も可能で、ソードスキルの連携攻撃をしたり、スイッチ中に体力を回復したりと、スイッチをいかに使うかが、バトルのカギになります。
▲各階層ごとにフィールドや出現するモンスターはさまざま。モンスターを発見した場合は、近づいてターゲットロックするだけで、シームレスに戦闘が発生します。 |
▲スイッチの指示には、ソードスキルの発動の他、敵の足止めをするなどのサポート系のものも。その時の状況に合わせて指示を出すのがポイントですね。 |
▲プレイヤーの分身となるキリトは、原作でお馴染みの片手剣や二刀流の他、両手剣や刀、両手斧など計10タイプの武器を装備できます。武器ごとに特徴も異なるので、自分の好みにあわせて選べます。 |
▲武器を使い続けることで、その武器タイプの熟練度やスキルポイントがアップ。スキルポイントを使うことで、スキルを習得できます。 |
▲スキルはスキルツリー形式で習得できます。同じ武器を使っていても、どのようにスキルを取るかはプレイヤー次第になります。 |
キリトともう1人のキャラクターをパートナーにして戦えるのが、本作の大きな特徴の1つ。パートナーとして選べるキャラクターはアスナやリズベット、シリカといった『SAO』おなじみのキャラクターから、《アークソフィア》の街中を歩いているNPCまで、さまざまなキャラクターから選択できます。
▲シリカとデートしたり、アスナと夜の街で散歩を楽しんだり。 |
コミュニケーションを取って仲よくなることで、デートに誘ったりすることも可能になります。コミュニケーションを繰り返していくと、だんだん彼女たちとの距離も近づいて……。
▲仲よくなるとこんなシーンも!? 裸エプロン姿で、アスナさんはいったいなにをしようとしていたのでしょうか? |
▲メイドさん姿をキリトに見られてひきつった笑顔を浮かべるシリカ。カワイイけれど、どうしてこんなことに!? |
コミュニケーションは街中だけでなく、バトル中にも取ることが可能。バトル中に取ったパートナーの行動に“Good”で評価をしてあげると、パートナーがその行動をよく使ってくれるように成長していきます。
それでは最後に、本作のプレイ動画や関連記事を掲載しますので、かつてプレイしていた人は当時を思い出しながら、遊んだことがない人は今のゲームと比べながらご覧になってください。
→『SAO -インフィニティ・モーメント-』のレビューを読む
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※画面は開発中のものです。
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