2015年8月29日(土)

【電撃PS】『マインクラフト』連載・第4回&第5回。夏のボーナスをかけて建築バトル!【電撃工務店連載】

文:電撃PlayStation

 電撃PSスタッフによる『Minecraft(マインクラフト)』攻略班“電撃工務店”。その活動記録を、電撃PS誌面上にて毎号連載中です。

『Minecraft(マインクラフト)』

 今回は“電撃工務店”のメンバーによる連載企画・第4回(『電撃PS Vol.594』掲載)&第5回(『電撃PS Vol.595』掲載)について、記事内容を全文掲載の形でお届けします。

前回のあらすじ
ボーナスは1人ぶん!?

 ポリタンランドにアトラクションを建築した電撃工務店に、電撃PS編集長がボーナスを出してくれることに。しかし、もらえるのは建築バトルの優勝者のみ!?

→前回(連載企画・第3回)の全文掲載はこちら


【電撃工務店 メンバー紹介】

Bros ハタハタ ophion こむろっく
『Minecraft(マインクラフト)』 『Minecraft(マインクラフト)』 『Minecraft(マインクラフト)』 『Minecraft(マインクラフト)』
▲社員No.01。常識人だが食に関してはうるさい、電撃工務店の親方的存在。『電撃PS Vol.590』表紙のポリタンを作った匠でもある。 ▲社員No.02。『マイクラ』をはじめたばかりの新人。失敗が多く、まわりの手をかりることもあるが、チャレンジ精神は旺盛だ。 ▲社員No.03。知識が豊富な電撃工務店の解説役。ときどき“理論上は可能だが、現実的でないこと”を言い出すのが難点。 ▲社員No.04。ラクなこととおもしろいことだけを追求する、電撃工務店の新入社員。最近、ゲスい行動を取ることが増えてきた。

ポリタンランド建設への道
“読者作品を見習うべし!!”

『Minecraft(マインクラフト)』

 ランドに来てくれたお客さん用の休憩所を作る建築バトルが開幕。どんなものを建てるかを考える前に、読者参加企画のお題“オシャレな住まい”に届いた作品を見てみることにした電撃工務店。これらを参考にステキな休憩所を建築せよ。

読者に負けないくらいのクオリティで家を作ろう

電撃PS編集長:休憩用の家の建設とは言ってみたものの、キミたちは人さまに提供できるほどの家を作れるの?

Bros:ポリタン像とかアトラクションの建設にかかりっきりだったからなあ……。

ophion:現状、ちゃんとしたものは誰も作ってないと思われます。

こむろっく:我が家は立派でゲスよ(ドヤ顔)。

Bros:誰が作ったかわからない、いわゆる“豆腐建築”のハウスならそこらに点在してるんだけどね。

こむろっく:うちは豆腐じゃないでゲスよ!

『Minecraft(マインクラフト)』
▲こむろっくが自慢したがっていた立派な家。作業台ばかりで構成されている。やる気があるのかと問いたい。

ハタハタ:ちなみに、家はどこに建築するんスか?

Bros:ルールはちゃんと決めておいたほうがいいよね。じつはもうophionに考えておいてもらってるよ。

ophion:すでに場所の選定は済んでいます。電撃PS表紙枠のあたりでどうでしょう。

こむろっく:大きさはどうするでゲス?

ophion:縦横15マスを想定し、その目安として砂ブロックの囲いを設置してあります。遠くから見たときに見栄えがいいかを検討した結果です。

Bros:よし、じゃあそれでいこう。編集長もそれでいいですよね?

電撃PS編集長:いいけど、クオリティが高いものでよろしく。一応、ポリタンランドのアトラクションの1つになるんだから。

ハタハタ:マジッスか!?

こむろっく:誰が勝つかはやる前からわかりきってるでゲスが、茶番につき合ってやるでゲス。

Bros:そうだね、きみが優勝することはないね。

ハタハタ:(Brosのこむろっくの扱いが、だんだんひどくなってる気がするッス……)

ophion:さて、肝心なのは何を作るか、です。

電撃PS編集長:この機会に、読者さんからの作品を参考にしてみたらどうよ。

こむろっく:なるほど、パク……じゃなくて、リスペクトしてオマージュするってやつでゲスね。

ハタハタ:読者さんの投稿に勝てなくても、見劣りしないくらいのものは作るべきッス。

【読者参加企画に寄せられたなかから、2つの作品を紹介!】

 読者投稿企画のお題・第1回“オシャレな住まい”に届いた作品のなかから、ステキな2つの家を紹介。

 1つ目の家は、『マイクラ』歴が約1カ月のmotoさんが送ってくれた作品だ。外壁上部に凹凸をつけたり、塔を加えてみるなど、随所に工夫が見られる力作となっている。

『Minecraft(マインクラフト)』
▲motoさんの作品。木々が生い茂った山の上に建つお城風の住まい。白壁の作りが涼しげで、人里を離れてゆっくりするのに最適かも?

 2つ目の作品は、『マイクラ』歴が約3カ月のRYOさんのお住まい。2階のせり出たベランダや塔など、真似したい点が多い、ステキな外装になっている。

『Minecraft(マインクラフト)』
▲RYOさんの作品。カートゥーンテクスチャを使って、ひと味違う雰囲気を出している家。住んだら毎日がにぎやかになりそう!

Bros:意外と家作りって悩ましいよね。見た目と実用性を両立させるのは難しい。

ophion:それが悪いってわけではありませんが、どうしても四角くなりがちです。

こむろっく:共有スペースのチェストに入ってる素材は使ってもいいでゲス?

ophion:かまいませんが、共有でない個人のチェストはおさわり厳禁でお願いします。もしさわったら、その人は暗黒石英の鉱石を500個掘ってくる刑に処されますのでご注意ください。

ハタハタ:それって確か暗黒界にしかないヤツッス。

Bros:おもに自分が、ポリタン像を建設するために欲しいブロックなんだけどね。

こむろっく:(今回はゲスいことをやめるでゲス……)

電撃PS編集長:ボーナスあげる気が変わらないうちに、さっさと建築してね。

それぞれが考えるステキな家とは?

Bros:ところで、みんなどんなの作るの?

ophion:私は心が安らぐような家を目指します。

Bros:ophionは安定してるね。ハタハタは?

ハタハタ:それならこっちは心が熱くなる、エキサイティングな家にするッス。

こむろっく:どういう意味でゲスか……?

ハタハタ:できてからのお楽しみッス。

ophion:Brosはどうするんですか?

Bros:なんとなく和風にしてみようかな。ophion以外はまともな家を作ってくれそうにないから、親方的存在として、しっかりした家を作るよ。

こむろっく:信用ないでゲスなぁ。

ハタハタ:これまでの悪行を考えれば無理もないッス。

ophion:こむろっくはともかく、ハタハタはしっかり仕事してくれるのではありませんか?

Bros:最近「マジッスか!?」って相づち打っとけばOKと思ってるふしがある気がするんだ。

ハタハタ:マジッスか!?

Bros:で、こむろっくはどうするのさ?

こむろっく:『マイクラ』界で大人気の“匠”の力を借りるでゲス。

Bros:え、ちゃんと自分で作ってよ……?

【Brosの業務報告書】
4人が家作りを始めたのはこのあたりだよ!

 家作り対決の現場は、電撃PS表紙枠の両サイドで、ポリタン像を一望できる展望台からもよく見えるよ。

 どれくらいの大きさで作ればいいかわかるように、ophionが砂ブロックで囲ってくれているんだ。これからどんな家が建てられていくのか、今から楽しみ!

『Minecraft(マインクラフト)』
▲まだ建築が進んでいない状態。ハタハタはエキサイティングしているため、もう作りはじめている(一番右)。

ポリタンランド建設への道
“休憩所建築勝負、始め!”

『Minecraft(マインクラフト)』

 ついに対決の火ぶたが切って落とされた。木を集める者や、溶岩を集める者など、それぞれが死力を尽くして家を建築する。

 泣いても笑っても、編集長からのボーナスを手にできるのは勝利者のみ。果たして勝負の行方はいかに!?

夏のボーナスをかけて建築対決が始まる

Bros:珍しくあの編集長がボーナスをくれるんだから、絶対に勝つよ!

こむろっく:望むところでゲス。電撃工務店最強が誰なのか、ハッキリさせてやるでゲス。

ハタハタ:最強はちょっと違う気がするッス……。

ophion:みなさん、素材は足りてますか? 私は木材を多く使うので植林場を作りました。みなさんも自由に利用してもらってかまいません。

『Minecraft(マインクラフト)』
▲ophionがすべて1人で作ったにもかかわらず、誰でも利用可能な植林場。ophionいわく「きわめて人工的な感じがする植林場」なのだそう。現在は樫の木のみ。

Bros:お、ありがたく利用させてもらうよ。この世界は木がなければ、何もできないからね。

ハタハタ:伐採したらちゃんとその場所に苗木を植えておくのが“マナー”ッス。

こむろっく:なんだかBrosも木造建築をしているように見えるでゲス。

Bros:自分のは和風がテーマだからね。この世界にないものも、工夫してそう見えるようにしているよ。

ophion:サトウキビが竹林のように見えてきます。置き方1つで見え方がだいぶ違ってくるんですね。

こむろっく:サトウキビが自然に生えるのは周囲3ブロックまででゲスが、自分でサトウキビを置けばもっと広く置けるでゲス。

Bros:唯一の気がかりは、お隣さんなんだよ……。

ハタハタ:おれッスか!?

Bros:お隣からとっても熱い空気が流れてくるんだよ。

ophion:ひと目見ればわかります。そりゃそうです。

こむろっく:なんか溶岩のかたまりがあるでゲス。まさか、これが休憩所でゲスか?

『Minecraft(マインクラフト)』
▲ハタハタハウス炎上中。夜でも明るいその家はとても熱く、近寄りがたい。どうしても入るなら、チェストにアイテムを収納してからにしよう。

ハタハタ:そうッス。まだ途中ッスけど。

Bros:たとえ完成したとして、この家で人は安らげるのかな? 休憩所として機能するのだろうか。

ハタハタ:ボーナスのことしか考えてないッス!

ophion:さっきから「ハタハタが燃えた」っていうメッセージがひんぱんに流れる理由がわかりました。

Bros:で、こむろっくはどんな家を作ってるの。

こむろっく:この計画には、大量に黄緑のウールが必要なのでゲス。

ophion:ウール生産のために、黄緑の羊を大量生産するのは別にいいんですが……。

ハタハタ:この世界に存在できる家畜の数が最大になってしまってるッス。ちょっと減らしてほしいッス。

Bros:他人に迷惑かけるのはよくないね。みんなで羊を退治しに行こう。

こむろっく:え、ちょっ待っ……やめて、全部は倒さないでほしいでゲス! アーッ!

ophion:(1人脱落しましたか……)。

Bros:遊びでやってるんじゃないんだよ!!

ハタハタ:マナーは守ってほしいッス。

こむろっく:全部倒すなんて鬼のようなやつらでゲス。

思い思いに作る4人勝負の行方は!?

Bros:ついにみんなの家ができたね。

こむろっく:どれも強烈に個性を発揮しているでゲス。

電撃PS編集長:よっ。やってる?

ハタハタ:ここは居酒屋じゃないッスよ。

ophion:まずは編集長に、完成したそれぞれの家を見てもらいましょう。

【Brosの業務報告書】
どうせみんなはまじめなものを作らないだろうから、
自分はきっちり作っていくよ!

 『マインクラフト』はどうしても洋風なものが多くなりがちだから、自分は和風にチャレンジ。2階建ての屋敷を作ってみたよ。

 今回作った畳、囲炉裏、竹林はゲーム内に実物がないものだから、全部ほかの似たもので代用してみた。想像力で補えるところも『マインクラフト』の魅力だよね。

『Minecraft(マインクラフト)』
▲竹林はサトウキビで表現。水辺にしかサトウキビは生やすことができないから、土の1マス下に水を流すことでなんとかした。
『Minecraft(マインクラフト)』
▲日本建築といえば畳だ! ということで、干し草の俵を畳に代用。畳だけだと少し物足りないので囲炉裏も添えてみたよ。
『Minecraft(マインクラフト)』
▲洋風なポリタンランドのなかに存在する少し異質な空間。もう、日本でも珍しくなりつつある“日本家屋”をリスペクトした休憩スペースです。

電撃PS編集長:Brosは……和風か。サトウキビを竹林に見立てて、中は畳と囲炉裏を再現しているようだ。なかなかよくできてるじゃないの。

Bros:サトウキビを生やすには水が必要なんですが、水を見せてしまうと竹林らしくなくなってしまうため、地面に隠しています。

電撃PS編集長:ほう。ここだったら住んでもいいくらいだな。

こむろっく:次はハタハタの家へ行くでゲス。

【ハタハタの業務報告書】
夏にあわせた、燃えるような休憩所を作ったッス!

 自分が作ったのは溶岩ハウスッス! 休めるだけじゃなく、アトラクションも兼ねた一石二鳥の家ッスね。家の形や歩く場所を考えながら上から溶岩を流したッス。

 最終的に室内が15回も溶岩に飲み込まれてようやく完成ッス! 中は迷路のようになっていて、ベッドに辿り着いたらゴールッス!

『Minecraft(マインクラフト)』
▲型はガラスブロックで作ったッス。道になる場所をうまく避けて溶岩を流したッス。何度経路に流れて家が崩壊したことか……。
『Minecraft(マインクラフト)』
▲こうしてアトラクションハウスが完成ッス。中は溶岩の壁の間を歩いて休憩スペースまで向かってもらうイラ●ラ棒っす。
『Minecraft(マインクラフト)』
▲2階にある休憩スペースがゴールッス。ここにたどり着くまで何度も焼かれるかもしれないッスが、めげずにがんばって挑戦してほしいッス!

電撃PS編集長:まずさ、これって休憩所なの?

ophion:そうみたいですよ。

電撃PS編集長:ドアから入ればいいんだろうけど……溶岩以外に何も見えない!

ハタハタ:溶岩に触らないように細い道をゆっくり歩いて、2階へのはしごを目指してくださいッス。

電撃PS編集長:どこまで続いてんだこれ……んぎゃああ!!

Bros:「編集長は溶岩に焼かれて力尽きた」

こむろっく:あ、編集長おかえりでゲス。

電撃PS編集長:もうハタハタの家はいいよ! 次行くぞ!

ハタハタ:ちなみに2階は迷路になっているッス。そのなかのどこかにベッドが……。

電撃PS編集長:もうどうでもいいわ!

【ophionの業務報告書】
作りたい部分にこだわったら意外と家がコンパクトに!

 自分が家を建てるにあたってコンセプトに選んだのが雰囲気重視のログハウス。

 「ブロックをはみ出させてログハウスらしくしたい」「階段で登ってから中に入る構造にしたい」「2階には玄関にせりだしたベランダが欲しい」などと、理想の家のために多数のこだわりポイントを用意しました。

 これらをできるだけ盛り込んだ結果、室内はやや小ぶりなサイズに。とはいえ、どんなお客様が来ても満足いただける休憩ハウスになったかと思います。

『Minecraft(マインクラフト)』
▲外壁に木をそのまま使った作りの“ほぼ100%天然素材”のぜいたく空間。木1つから木の板を2つクラフトできることを考えると、これが『マイクラ』の世界でできる一番のぜいたくかもしれませんよ。
『Minecraft(マインクラフト)』
▲内部も、素材の味である木目を生かしたシックな作りに。木の柵とたいまつで作った明かりが、お客様をお迎えします。ちなみに2階にはベッドも完備!

ophion:私の家は樫の原木をふんだんに利用し、ログハウスをイメージしたものになっています。

電撃PS編集長:お、こういうのを待ってたんだよ。脱サラして、田舎でこんな家に住んで毎日ゲームしてたいよ。

こむろっく:まだまだ馬車馬のように働くでゲス!

ophion:ちなみに、2階の窓からはポリタン像がのぞけます。宴会場などで活用してください。

電撃PS編集長:じゃ、あまり期待してないけど、こむろっく。

こむろっく:優勝最有力候補に何言ってるんでゲスか。ゆっくりしていってくださいでゲス。

【こむろっくの業務報告書】
『マイクラ』界の人気キャラクター
“匠”の力を借りれば楽勝でゲス

 いつの時代も、マスコットキャラというのは絶大な力を発揮するでゲス。家のデザインをクリ—パーにしてしまえば、芸術は爆発でゲスから、負ける要素がないんでゲスなぁ。黄緑のウールが約800個必要になったでゲスが、その代わり破壊力バツグンでゲス。

 内装にもこだわって、クリーパーファンも納得の絵を大量に配置。爆発しないよう細心の注意を払いながら、TNT火薬も置いたでゲス。これはちょっと本気出しすぎてしまったでゲスか?

『Minecraft(マインクラフト)』
▲いわゆるひとつのデザイナーズハウス。壁にはクリーパーの絵をかけることで、いつでもクリーパーと一緒にいる気分を味わえるでゲス。魔除けの効果もあるとかないとか。
『Minecraft(マインクラフト)』
▲黄緑のウールをぜいたくに使用。外壁の黄緑のウールや、インテリアのTNT火薬があるので、火は持ちこまないでほしいでゲス。本物のクリーパーもお断りでゲス。

電撃PS編集長:見るからに爆発しそうなんだけど?

こむろっく:勝者を決める編集長を罠にはめるわけないでゲス。いらっしゃいませでゲス。

電撃PS編集長:それもそうね。……うわ、おじゃましました。

こむろっく:ちょっと、ちゃんと見てほしいでゲス!

Bros:いかがでしたか、編集長?

電撃PS編集長:とりあえず、2週間考えさせてもらうわ……。

建築バトルは思わぬ展開に……!?

『Minecraft(マインクラフト)』


< そして、2週間後――(『電撃PS Vol.595』発売・連載第5回掲載 ) >

ポリタンランド建設への道
“夏のボーナスのゆくえは?”

『Minecraft(マインクラフト)』

 2週間、編集長がまじめに考えていたかはわからないが、ついに建築対決の優勝者が明らかになる。

 はたして誰が優勝するのか。そもそもボーナスの内容は何なのか。そして、アップデート実装により起こった急展開とは……!?

2週間悩んでいたらしい編集長が選ぶのは……

Bros:さぁ編集長、結果発表をお願いします。

電撃PS編集長:(やべ、考えてなかった……)。いやぁ、どれも優秀だったからすごく悩んだよ。

ophion:私がログハウス、Brosが和風家屋、ハタハタは溶岩ハウス、そしてこむろっくがゴミ屋敷です。

こむろっく:ゴミ!?

ハタハタ:だいたい合ってるッス。

電撃PS編集長:ゴミは言いすぎだけどさ、あんなクリーパーの形をした家には入りたくないね。常にクリーパーの「シューッ」って声が聞こえる気がして休まらないよ。

Bros:見た目のインパクトはあったけどね。

こむろっく:ハタハタが作った溶岩ハウスこそ、入る気が失せるでゲス!

ophion:現在ではハタハタ自身ですら、溶岩ハウスを利用していないという始末。

ハタハタ:譲り合いの精神ッス。お先にどうぞッス。

電撃PS編集長:わかってたけど、まともな家はBrosとophionの2つだけだったわけだよね。

Bros:ええ、僕はきっちり作らせてもらいました。日本人の心にピッタリなじむ和風建築です。

こむろっく:(Brosは国産ニワトリだったゲスか?)

ophion:私もログハウスで勝ちにいったんですが……。

ハタハタ:おもしろみに欠けるといえば欠けるッス。

電撃PS編集長:まぁ、おもしろいかどうかで決めるつもりはなかったけどね。ところで、この前アップデートがあったでしょ。新要素をうまく使ってたら、ポイント高かったんだけどなー。

こむろっく:フッフッフ……もちろん我が家にはすでに、最新の技術が投入されているでゲス!!

一同:な、なんだってー!?

『Minecraft(マインクラフト)』
▲こむろっくハウスのドアが新アイテムに! よく見るとドアが“ジャングルの木のドア”に変わっている。確かに新要素ではあるが、がっかり感バツグンである。

Bros:ドアを変えただけじゃないか。

ハタハタ:がっかりッス。

ophion:こむろっくらしいですね。

電撃PS編集長:細かすぎて気づかなかった。でも、使い方が微妙だからダメー。

こむろっく:ゲスー!!

ophion:じつは、私の家ではすでにステンドグラスを使っております。

ハタハタ:マジッスか!?

【ophionの業務報告書】
透明感が魅力のステンドグラスで
建物にひと工夫を加えてみましょう

 アップデートv.1.1.7(2015年7月1日実装)で追加されたステンドグラスは、独特の透明感を持ち、これまでにない色合いを見せてくれます。

 作成に必要な材料は、ガラスと染料の組み合わせがほとんど。今回は7つの色をピックアップし、虹色を再現してみました。

 ステンドグラス越しのポリタンが、なんだか神々しく見えます。待てよ、黄色のステンドグラスをメインにポリタン像を作る手も……。

『Minecraft(マインクラフト)』
▲ステンドグラスは、作業台の“飾り”タブで作成。
『Minecraft(マインクラフト)』
▲黄色のステンドグラスに黄色のポリタンが重なり、最強に見え……ませんね。

Bros:さすが研究者気質のophion……恐ろしい子!!

ophion:もともと、ログハウスにはポリタン像を観覧できるように窓を付けていました。どうもイマイチだったのですが、ひとまず放置しておきました。

こむろっく:たしかにちょっと殺風景だったでゲス。

ophion:ステンドグラスといえば教会のような場所を思い浮かべますが、ログハウスの壁にはめこんでみたところ、意外とよかったんです。

Bros:ophionは新しいものに目がないからなぁ。

電撃PS編集長:色鮮やかなステンドグラスがログハウスの原木のテイストに合ってる……。んじゃ優勝ophionで。

一同:そんなあっさりー!?

電撃PS編集長:新アイテムを使いこなせてるからいいでしょ。それとも、Brosの家もパワーアップしてたりする?

Bros:残念ながら、自分の仕掛けは完成まで間に合わなかったので、後ほど業務報告書で紹介します。

ophion:ハタハタハウスはいかがでしょう?

こむろっく:あんな溶岩だらけの家、改造しようがないでゲス。火を見るよりも明らかでゲス。

ハタハタ:あの家は、どこか1つでも溶岩の流れが変わるだけで倒壊の恐れアリッス……。

【Brosの業務報告書】
夜に点灯し、昼には消灯する自動のレッドストーンランプ

 対決には間に合わなかったけど、僕は日光センサーに追加された反転モードの可能性を探ってたんだ。

 反転モードでは、日光が少ないほど動力を生むようになるんだけど、直接動力を受けるか、隣接の固体ブロックが動力を受けると点灯するレッドストーンランプと組み合わせれば、自動照明になるんだ。

『Minecraft(マインクラフト)』
▲ほのかな明かりを生み出す自動照明。日光センサーを屋根裏に仕込んでおけば、レバーやボタンが不要な、スッキリした空間照明になるよ。

電撃PS編集長:というわけで、おめでとうophionくん。

ophion:ありがとうございます。日頃の研究が役に立ってくれました。

電撃PS編集長:男に二言はないからね。ボーナスはちゃんとあげるよ。

Bros:頭上に掲げて「あーげたっ」とかは古臭いのでやめてくださいよ。

ハタハタ:あんまりしょぼいボーナスでも興冷めッス。

電撃PS編集長:わかってるって。ほら、これだ!

こむろっく:こ、これは!? でゲス。

ophion:『マインクラフト』のDLC全部ですって!?

電撃PS編集長:これらを使って、また仕事に励むんだぞ。

建築バトルの優勝者はophion!!

『Minecraft(マインクラフト)』

< 連載企画・第6回に続く! >

2つのテーマで“読者参加企画”も募集中!

 “電撃工務店”による連載企画は、8月27日(木)より発売中の最新号『電撃PS Vol.597』でも、引き続き掲載中です。現在の活動の様子を知りたい方は、そちらもぜひチェックを!

 また、現在“2つのテーマ”で読者参加企画を募集中です。しめ切りは、9月19日(土)となっています。電撃PS付属のハガキやメールで募集を受け付けているので、ぜひご応募を!

【募集その1】
ポリタンランドに建設してほしい建物やオブジェクト!

 ポリタンランドに作ってほしいものを読者のみなさんから募集します。内容は高難易度のものでも、一見無理そうなものでもOK。採用されたアイデアは、電撃工務店ががんばって実現します!

 下記の例を参考に、ポリタンランドにこんなものがあったら楽しいと思うアイデアを送ってください。アイデアは具体的なものでも、こんな感じのものというようなイメージでもかまいません。

【応募例】
・レッドストーンを使った自動●●装置
・ダンジョンの難易度を一気に上げるワナ
・現実にあるあの建物を再現
・PvPをより楽しむためのギミックたっぷりのフィールド

【募集その1への応募方法】
 電撃工務店に作ってほしいものを、本誌Vol.597付属のアンケートハガキに書いて送るか、応募用のメールアドレス(dps-minecraft@ml.asciimw.jp)に送ってください。メールの場合は、氏名、ペンネーム、年齢、性別、マイクラ歴、電話番号もあわせてお送りください。

【しめ切り】 2015年9月19日(土)

【募集その2】
電撃工務店からのお題にこたえた作品!

 電撃工務店からのお題をもとに制作した読者のみなさんの作品も募集中。作品は、PS4/PS3/PS Vitaで制作したもののみが対象となります。

 【第4回のお題】 “モンスター”

 お送りいただく画像(スクリーンショット)には、必ずペンネームを入力した“看板”を含めてください。ペンネームが英字以外の方は、英字に直して入力してください(例:ハタハタ→hatahata)。

『Minecraft(マインクラフト)』
▲ガリバー風にひと工夫入れて作った巨大なゾンビ


【募集その2への応募方法】
 応募用のメールアドレス(dps-minecraft@ml.asciimw.jp)に、自分で制作した作品の画像(スクリーンショット)を添付して送ってください。氏名、ペンネーム、 年齢、性別、マイクラ歴、電話番号もあわせてお送りください。

【しめ切り】 2015年9月19日(土)

 ※アイデアの採用は、誌面での掲載を発表に代えさせていただきます。
  『マインクラフト』記事掲載号の誌面にて順次、ペンネームとあわせて掲載させていただく予定です。
 ※お送りいただいた作品は電撃PSの企画でのみ使用させていただきます。
 ※お客様の個人情報は、本企画の運営にのみ使用いたします。
 ※お送りいただいた作品は返却いたしかねます。
 ※本企画への応募は、応募者自らの責任と判断で行ってください。
 万一応募作品について第三者との紛争が生じた場合は、応募者の責任で解決していただきます。

データ

▼『電撃PlayStation Vol.597』
■プロデュース:アスキー・メディアワークス
■発行:株式会社KADOKAWA
■発売日:2015年8月27日
■定価:657円+税
 
■『電撃PlayStation Vol.597』の購入はこちら
Amazon.co.jp
▼『マインクラフト: PlayStation4 エディション』
■メーカー:Mojang AB
■対応機種:PS4
■ジャンル:ADV
■配信日:2014年12月25日
■価格:2,057円(税込)

関連サイト