2015年8月31日(月)
加賀クリエイトは、PS Vita用ソフト『魔女こいにっきDragon×Caravan』を12月24日に発売します。価格は、初回限定版が8,980円+税、通常版が6,800円+税、ダウンロード版が6,000円+税です。
本作は、2014年5月に発売されたPC用同名タイトルソフトの移植版。移植にあたり、企画監督を原作版メインライター・新島夕さんが担当しています。新要素としてメインヒロイン5人のイベント、サブキャラとして人気が高かった氷室弥生のエピソード、さらに新エピソード“黒の章・灼熱の王子と小さな竜”などが追加されるとのこと。
ストーリー
バラ色町の商店街にある、古い理容室で1人暮らす少女・南乃ありす。学園2年目の春も、特別なことはなにもなくいつもの電車に揺られ、いつもの友達と過ごします。
そんなある日。友だちと一緒に、学園はずれの森にある時計塔で探検をしたありすは、塔から落ちてきた不思議な日記を拾います。
持ち帰りそっとその日記を開いてみるのですが、そこには、ある少年の日々がつづられていました。
小さな町を舞台に1冊の日記をめぐり、少女の初恋の……失恋の物語がはじまります。
(1)ライター・新島夕さんの企画・執筆による完全新規エピソード“黒の章・灼熱の王子と小さな竜”が追加されます。ヒロイン・アリスの謎など、多くの核心に迫る新章とのこと。
(2)新章追加にあたり、新規主要キャラクターが2名追加。狗神煌さん・朝倉はやてさんのお2人のデザインによる新たなるキャラクターです。
(3)南乃ありすの友人で人気のサブキャラクター・氷室弥生に、新規エピソードが追加されます。
(4)原作ヒロイン5名それぞれに、新規エピソードが追加。サブキャラクターとして登場していた加藤恋と梢あけみにもエピソードが追加とされます。
(5)新規エピソード追加に合わせて、新規CGやキャラクター衣装が多数追加されます。原画担当は、原作版も担当した狗神煌さん、朝倉はやてさん、小桜りょうさん、白もち桜さんらが担当します。
(6)原作版オープニング曲『花びらとりぼん』の他に、PS Vita版の新規オープニング楽曲が追加されます。
休業中の理容室で、愛犬のくーとともに1人暮らしをしている。優しい近所の人や友達に囲まれて、のんきな毎日を送っているようだ。
しゃべりや甘いもの、気心の知れた友だちと遊びまわるのに忙しくて、異性との恋はまだ自分には縁のないものだと思っている。
毎日はバラ色だと少女は言う。けれど、桜を見るたびに、なんだか無性に気持ちがさびしくなるような、なにかを忘れているような切ない思いになる。
それもあるいは、年ごろの少女なら誰もが抱きがちな、平凡な感情なのかもしれない。
学生ながら、碧方学園理事長をつとめる時計坂零。そしてその秘書をつとめる、妹・カノン。
行動的で激情がたの零と、常に冷静に立ち回るカノン。よくも悪くも目立つ存在であり、本人たちもまた、公私を混同しないように、同い年の友人たちも必要以上に近づけないようにしている。
結果、いつも双子2人でいることに。代々時計塔を管理してきた時計坂家の当主代理であり、時計塔を機縁に、街で起こる不思議な出来事を調べている。
▲時計坂零 |
▲時計坂カノン |
学園外れの森に建つ時計塔。その下には、教会が併設されている。
転校生である周防聖は、そこの管理をするためにやってきたのだという。過度に潔癖な彼女はつねにマスクを携帯し、世の汚れから自分を守ろうとする。
普段も1人、教会にこもり祈りを捧げていることが多いようだ。たくみのクラスの委員長であり、ありすが所属する、写真部の先輩。
たくみのクラスの委員長であり、ありすが所属する、写真部の先輩。人がよく、面倒見も良い。
そんな性格のせいで割をくうことも多いが、本人はあまり気にしていないようだ。
いやとは言えない性格がわざわい(?)して、密かにとあるバイトをしているのだが……。
ありすのクラスにいる謎の少女。ほとんど学園に顔を出すこともなく、まれに姿を見せたときでも、窓際の席でぼんやりと、誰とも話さずにたそがれている。
オカルト同好会を主催しており、夜な夜なあやしい儀式をとりおこなっているらしい。
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