2015年9月17日(木)
死にゲー『仁王』で守護霊など新システム判明。死んだプレイヤーが襲ってくるオンライン要素も【TGS2015】
9月17~20日に幕張メッセで開催されている東京ゲームショウ2015(TGS2015)。そこでコーエーテクモゲームスが2016年に発売するPS4用ソフト『NIOH 仁王』の最新情報が発表されました。
※掲載している画像は生放送をキャプチャしたものです。
9月17日に行われた“『仁王』紹介ステージ”には、ゼネラルプロデューサーのシブサワ・コウ氏、プロデューサーの鯉沼久史氏、ディレクターの早矢仕洋介氏が出演。さまざまな最新情報が発表されました。
『NIOH 仁王』はTeam NINJAが開発する、和風戦国世界を舞台としたアクションRPG。金髪碧眼の侍・ウィリアムを主人公に、骨太なストーリーが展開します。侍の殺陣の激しさをゲームに落とし込み、“戦国死にゲー”と呼ぶにふさわしい、手ごたえあるサムライゲームになっているそうです。
発表から10年を経ていることでも話題となっている本作。シブサワ・コウ氏によると、最初はRPG、次はアクションとして制作を行ったところ、『NINJA GAIDEN』に似たゲームになってしまい、そこからさらに大きく調整をして、ようやく今の形になったそうです。
なお、金髪碧眼の侍が戦うという基本設定や世界観自体にはブレがなかったとのこと。大きく変わったのはアクションゲームになったことと、日本古来の妖怪が登場するようになったことだそうです。
PS4版の実機プレイ動画が公開
まだ開発中という前置きと合わせて、開発中の最新版の実機プレイ映像が公開されました。システムや画面構成はまだ変わっていくそうですが、さまざまな最新情報が判明しました。
●構えによって能力が変化
画面右下に表示されたアイコンは“構え”を示したもので、上段の構えだと攻撃力が上がり、下段の構えだと回避能力が上がるなど、能力が変化するとのこと。もちろん、プレイしながら随時切り替えが可能です。
●オンライン要素も判明。血刀塚では死んだプレイヤーが襲ってくる!
オンライン要素も用意されているとのことで、その一例として血刀塚(ちのかたなづか)という要素が紹介されました。これは他のプレイヤーが死んだ場所に登場する塚で、これがたくさんあるということは、たくさんのプレイヤーがそこでやられた難所であることが予想できます。
さらにそこでは、やられたプレイヤーが屍狂い(シグルイ)と呼ばれる亡霊的な存在となって襲い掛かってくるころもあるそうです。実機プレイ中にはシブサワ・コウ氏の亡霊が襲い掛かってきていました!
●槍などの武器を2種類まで装備可能。装備変更はリアルタイム!
装備の変更はメニュー画面を開いて行いますが、その際もゲームはリアルタイムで進行します。その際、武器については2種類までセットしておくことができ、それらについては戦いながら瞬時に切り替えることができるようです。
実機プレイでは刀だけでなく、槍での戦いも披露されました。槍は薙ぎ払うことができ、広範囲に攻撃できるとのこと。ただ、狭い場所では使いにくいそうです。
●攻撃や回復など、守護霊の力を借りることが可能!
本作では、守護霊の力を借りて特殊な効果を発揮することができるとのこと。実機プレイでは狼の守護霊を武器に宿して戦う場面の他、守護霊に体力を回復してもらう場面も公開されていました。
なお、守護霊は、道中に存在する社(やしろ)で付け替えができる模様。この社ではキャラのレベルアップなどもできるそうです。
●これぞ“死にゲー”! 油断をすると一瞬で落命!!
実機プレイの最後では巨大な鬼との戦いが繰り広げられました。血刀塚がたくさん並んでいて、その危険さが予想されましたが、その鬼の猛攻で主人公はあっさりと落命。
ちなみに道中でも複数のザコ敵に囲まれてあっさりとやられる場面もあり、“死にゲー”にふさわしい凶悪な難易度になっているようです。高難易度のゲームが好きな人にとっては、かなり歯ごたえがあるバランスで楽しめそうですよ!
■東京ゲームショウ2015 開催概要
【開催期間】
ビジネスデイ……2015年9月17日~18日 各日10:00~17:00
一般公開日……2015年9月19日~20日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込)
※小学生以下は無料
(C)コーエーテクモゲームス