2015年9月28日(月)
『LOVE★DON!!★QUIXOTE Vol.6 ロイ先輩』出演の平川大輔さん独占インタビュー完全版
St.ドンキホーテ学園の“マジ尊い”生徒会メンバーに迫られまくるシチュエーションCDシリーズもラスト! 今回は生徒会長のロイ先輩を演じる平川大輔さんインタビューを、電撃Girl’sStyle10月号に掲載しきれなかった部分も含めた完全版でお届けする。
――ロイについての印象を教えてください。
生徒会長にして、あのいろいろと問題のありそうな執行部の面々の手綱をしっかりと引いている、基本的には“できる”人ですよね。設定としてドSというところがあるので最初のうちは主人公ちゃんにもけっこうキツめに当たったりしますが、それは会長としての立場からそうしているだけで、素のロイ先輩はちょっと違う。なので2人の仲が深まってくると、ちょっと甘かったり、優しかったり……そういった部分が出てきます。わりとからかったりとか、イタズラ的ないじわるをしたりとか、お茶目な部分もある人です。
――ロイ先輩は匂いを嗅ぐシーンが多かったですよね。
誰かとの相性を考える時に、じつは匂いって結構重要な気がするんですよね。HPのロイ先輩の紹介でも、「彼女のどこが好き?」という問いに対して「におい」と書いてありますが、それも理にかなったものかなと。彼のような完璧な人は、自分と相性がいい人間を嗅ぎ分ける能力も持ち合わせているんですよ、きっと!(笑)。
――作品に対しての感想はいかがですか?
壁ドンって基本的に視覚的なものなので、それを音声だけのシチュエーションCDでやるとどうなるんだろう……? と、台本を読む前から興味がありました。普段ダミーヘッドマイクでの収録の際は、マイクとの距離感に気を付けているのですが、今回はそれだけでなく、しゃべりかける側とは反対側に手を付いているんだ、ということを常に意識しながら台本を読ませていただき、自分の頭の中で、その場面をよりハッキリ映像化できるよう心がけたつもりです。
ストーリー的なところで言うと、主人公ちゃんがとてもできた子なので、こんな子が側にいたら誰でも好きになっちゃうんだろうな、と思いましたね。今はロイ先輩が攻めているように見えますけれども、あと何年かしたらきっと彼女との立場が逆転して、手のひらの上でうまく転がされちゃっているんじゃないかな?(笑) そんな想像ができる、少し隙があるところもロイ先輩の魅力だと思います。
――壁ドンと聞いて真っ先に思い浮かべるシチュエーションはどのようなものですか?
以前やっていたアニメの現場で主役キャラの2人が壁ドンしていたのを見たのが初めての「僕 meets 壁ドン」なので(笑)、今でもそれが思い浮かびます。「これが壁ドンか……!」と、画面に映る絵コンテを見ていたのが思い出されますね(笑)。
――本作の登場人物は全員「強引な先輩」キャラですが、平川さんご自身は対人関係において「先輩に振り回されたい派」ですか? それとも「後輩を振り回したい派」ですか?
どちらも選べないですねぇ(笑)。現場ベースだけで考えると、普段は先輩とご一緒させていただく機会の方が多い気がします。外画の現場に入っている時などは、キャリアも年齢も上の先輩に囲まれていることが多くなるんですよね。でもいずれにしろ、振り回すのも振り回されるのもあんまりかなぁ…。みんな仲良く!が一番です(笑)。
――最後に、読者へメッセージをお願いします。
壁ドンという視覚的要素の強いものを音声化して、よりドラマチックに表現しようという意欲作です。ぜひみなさんには、耳から入ってくる情報だけで壁ドンされたり机ドンされたりするのを、さらに頭の中で想像を膨らませながら聴いていただきたいなと思います。よろしくお願いします!
(C)2015 Rejet
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