2015年9月20日(日)
一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)が主催する、日本ゲーム大賞2015“フューチャー部門”の発表授賞式が、TGS2015最終日のイベントステージにて開催された。
フューチャー部門はTGS2015で発表・出展された未発売作品の全タイトルを対象に選出する賞で、TGS2015の開催期間中(4日間ではなく、2015年9月17日から19日までの3日間)に会場を訪れた来場者の投票で選ばられた作品から、選考委員会の審査を経て選出されるものだ。
いわば、“TGS2015の来場者が楽しみにしている注目作”である。
来場者から選ばれた作品は199作品あり、選考委員の審査により圧倒的なユーザーの支持を受けた10作品がフューチャー部門の受賞作品として選ばれた。受賞した10作品は以下のとおりだ。
●『逆転裁判6』(3DS)
カプコン
●『スター・ウォーズ バトルフロント』(PS4/Xbox One/PC)
エレクトロニック・アーツ
●『スターオーシャン5 -Integrity and Faithlessness-』(PS4/PS3)
スクウェア・エニックス
●『東亰ザナドゥ』(PS Vita)
日本ファルコム
●『ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ』(PS4/PS3/PS Vita)
スクウェア・エニックス
●『人喰いの大鷲トリコ』(PS4)
ソニー・コンピュータエンタテインメント
●『ファイナルファンタジーXV』(PS4/Xbox One)
スクウェア・エニックス
●『Fallout 4』(PS4/Xbox One/PC)
ベセスダ・ソフトワークス
●『ペルソナ5』(PS4/PS3)
アトラス
●『モンスターハンタークロス』(3DS)
カプコン
未発売の作品ということでトロフィー授与時に作品のアピールタイムが用意されており、作品の注目ポイントや進化点を開発陣がわかりやすく説明してくれた。受賞作品はやはり人気シリーズの続編や関連作が多くなるが、どの作品でも新要素は必ず取り入れている。
フューチャー部門にノミネートされた作品はTGS会場でいち早く試遊できるし、試遊できなくても新要素の解説をブースで行なっている。
実際に会場で作品に触れたユーザーからしてみれば「遊んでみたら思っていたものと違った」ということもあるはずだ。開発陣も実際に会場でユーザーから声を聞き、賛否両論の意見を受けたという。
そうした状況の中で来場者投票を多く受けたフューチャー部門の10作品は、本当に期待のできるゲームタイトルだと言えそうだ。
■東京ゲームショウ2015 開催概要
【開催期間】
ビジネスデイ……2015年9月17日~18日 各日10:00~17:00
一般公開日……2015年9月19日~20日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込)
※小学生以下は無料