2015年10月3日(土)
10月3日、TOHOシネマズ新宿にてTVアニメ『コメット・ルシファー』放送前夜祭が開催。第1話&第2話の先行上映とキャストトーク&ライブが行われた。
▲エイトビット初のオリジナル作品『コメット・ルシファー』。“どこか懐かしい感じがするボーイ・ミーツ・ガール”作品に仕上がっているという。 |
このイベントは、10月4日を皮切りにTOKYO MXなどで放送がスタートする『コメット・ルシファー』のイベントで、ゲストに小林裕介さん(ソウゴ・アマギ役)、大橋彩香さん(フェリア役)、諏訪彩花さん(オットー・モトー役)が登壇。
さらに、事前に告知がなかった高橋李依さん(カオン・ランチェスター役)、中山敦史シリーズディレクターもサプライズゲストとして登場。それぞれが演じるキャラクターの話や、アフレコの話などを繰り広げた。
▲本日のイベント登壇者。左から高橋李依さん、大橋彩香さん、小林裕介さん、諏訪彩花さん、中山敦史シリーズディレクター。 |
まずは、放送を翌日に控えた今の心境を聞いていくことに。小林さんをはじめ声優陣が、「早くたくさんの人に見てもらいたい」「毎週この時間がくるのが楽しみ」と語っていく中で、高橋さんがこの日の衣装は自身が演じるカオンをイメージしたものだとコメント。
▲こちらがカオンの設定画。 |
どうやら女性陣は3人とも自身の演じるキャラクターをイメージした衣装を選んできたようで、あまりキャラクターを意識して衣装を選ばなかった小林さんは女性陣からツッコまれるはめに。次回のイベントではソウゴを意識した格好をすると公約(?)をさせられ、笑いを誘っていた。
▲大橋さん演じるフェリア(上)と諏訪さん演じるオットー(下)。集合写真と見比べてもらいたい。 |
続いて、各キャラクターの印象について話していくことに。フェリアについて大橋さんが明るくて元気でピュアなキャラクターだと紹介すると、諏訪さんや高橋さんは、ついついかまってしまいたくなるような部分が大橋さんと似ているとコメント。大橋さんはちょっと恥ずかしそうにしながらも笑っていた。
▲こちらはソウゴの設定画。明るく前向きで、小林さんも「演じていて元気になる」と話していた。女性陣からは、ちょっぴり鈍感なので苦労するキャラもいるのでは……との声も。 |
またカオンについて高橋さんは、ソウゴに対して赤面するシーンなどで悲鳴を上げる際に、「乙女らしく演じてほしい」とディレクションされたと明かし、ぜひ注目してほしいと話していた。
シリーズディレクターである中山さんは、注目すべきキャラクターとしてハジメ・ド・モンとモウラ(モ・リティカ・ツェツェス・ウラ)の名前を挙げていた。この2人は物語におけるキーパーソンになってくると発言。
特にド・モンについては、「ある意味では、作中のキャラクターの多くが彼のことを“好き”だと言えます」と意味深な発言をし、観客やキャストを驚かせていた。
▲水瀬いおりさん演じるモウラ。語尾に「ジャモン」をつけて話す様子などから、ただのマスコットキャラのように思えるが、はたして……。 |
▲ソウゴの親代わりでもあるド・モン。人のよさそうな男性にしか見えないが、物語ではどんな役割をになっているのだろうか? |
▲第1話で、ソウゴを通じてド・モンにアピールしていたマルヴィナ(声優:三森すずこさん)。女性陣はド・モンと彼女の関係に興味津々の様子だった。 |
ここからアフレコの様子について話していくことに。アフレコの際に注目を集めているキャラクターは、浜田賢二さん演じるガス・スチュワート、田村睦心さん演じるパトリック・ヤン、間島淳司さん演じるアルフリード・マッカランの3人。
▲ギフト行政府の軍人ガス・スチュワート。高い戦闘能力を持つが、退屈な日々に辟易としている。冷静な顔の裏では、自分を熱くさせてくれる戦いを求めている。 |
▲元ギフト行政府の軍人パトリック・ヤン。ガスのことを心底崇拝している。口が悪く、すぐキレる。あだ名は“パック”。 |
▲アルフリード・マッカランはスゴ腕のハッカー。フェリアのことを“マドモアゼル“と呼び、しつこくつけ狙う。ガスたちからは“アル”と呼ばれる。 |
この3人は、ソウゴやフェリアたちと敵対しているかのように見えるが、簡単にそうとは言い切れない関係にあるらしい。こうしたキャラクターの関係も、本作を楽しむうえでのポイントとなりそうだ。また諏訪さんによると、パックが登場するシーンになると女性陣から歓声が上がったりもするそうだ。
現場の雰囲気については、活動的な人が多く、一緒にご飯を食べたりすることがよくあると大橋さんがコメント。また小林さんによると、男性陣は温泉の話をよくしているらしい。また中山さんによると、水瀬いのりさんが音響監督からチャレンジャブルなお願いをたびたびされているそうで、モウラの語尾に注意して聞いてもらいたいと話していた。
▲こちらは第2話のカット。大橋さんによると、アドリブがとても多いとのことなので、そうした点にも気を配りながら見ると、いろいろな発見があるかも? |
トークが一段落したところで、大橋さんがエンディングテーマ『おしえてブルースカイ』を披露することに。
大橋さんによると、この曲はフェリアのことを表現したものなのだとか。序盤の歌詞がひらがなばかりになっているのだが、これは登場したばかりのフェリアが話すことができない様子を表現しているそうだ。
映画館で歌うことに少し驚いていた大橋さんだったが、歌い終わると、大勢の観客がブルースカイをイメージした青いケミカルライトを振ってくれたことや、暖かい手拍子をしてくれたことに感謝を述べていた。
ライブに続いては、告知のコーナーへ。ここでは体験型イベントのレポートでも紹介した公式アプリについて、新たな機能が紹介されていた。
その機能とは、『コメット・ルシファー』の放送中にアプリを起動しておくと、ストーリーの進行にあわせてリアルタイムでさまざまな解説が読めるというもの。まだダウンロードしていない人は、公式サイトからダウンロードしておくといいだろう。
他にも、モウラの等身大ぬいぐるみが10月9日より発売されることや、『おしえてブルースカイ』のCDが11月11日に発売されることなども告知された。
▲体験型イベントでも展示されていたモウラの等身大ぬいぐるみ。前夜祭イベントでは、ステージに立つ小林さんの肩や頭の上に乗せられたりしていた。 |
ここでイベントも終了の時間に。最後は本日登壇したゲストがあいさつしていくことに、締めのコメントを任された小林さんは、見ているだけで楽しい、“どこか懐かしい感じがするボーイ・ミーツ・ガール”というキャッチコピー通りの作品であると改めて伝え、「ぜひ、冒険の切符を手に入れてください!」と力強くコメント。手にしたモウラと一緒に観客に一礼し、大きな拍手と歓声を浴びていた。
■TVアニメ『コメット・ルシファー』
【放送・配信情報】
TOKYO MX……10月4日より毎週日曜 22:30
KBS京都……10月4日より毎週日曜 23:00
サンテレビ……10月6日より毎週火曜 24:00
BS11……10月6日より毎週火曜 24::00
AT-X……10月11日より毎週日曜 17:00
バンダイチャンネル……10月4日より毎週日曜 22:30(※第1話は常時無料)
※PlayStation Video、ひかりTV、J:COMオンデマンド、ビデオパス、auひかり、milplus、U-NEXT、GYAO!ストア、アクトビラ、DMM.com、ビデオマーケット、HAPPY!動画、TSUTAYA TV、LEONET、ムービーフルPlus、楽天ショウタイム、Google Playでも配信予定
【スタッフ】(※敬称略)
原作:Project Felia
監督:菊地康仁
原案・シリーズ構成・脚本:野村祐一
シリーズディレクター:中山敦史
キャラクターデザイン・総作画監督:高橋裕一
メカニックデザイン:柳瀬敬之
音楽:加藤達也
アニメーション制作:エイトビット
イメージソングアーティスト:TRUE fhána
OP主題歌アーティスト:fhána
ED主題歌アーティスト:大橋彩香
【出演声優】(※敬称略)
ソウゴ・アマギ:小林裕介
フェリア:大橋彩香
カオン・ランチェスター:高橋李依
ロマン・ヴァロフ:寺島拓篤
オットー・モトー:諏訪彩花
モ・リティカ・ツェツェス・ウラ(モウラ):水瀬いのり
ハジメ・ド・モン:三宅健太
マルヴィナ・アニアンス:三森すずこ
ガス・スチュワート:浜田賢二
パトリック・ヤン:田村睦心
アルフリード・マッカラン:間島淳司
(C)Project Felia/「コメット・ルシファー」製作委員会