2015年10月13日(火)

『夢色キャスト』キャストインタビュー第3回:雨宮仁・新堂カイト・城ヶ崎昴編

文:まり蔵

 セガゲームスが配信中のスマートフォン用ミュージカルリズムゲーム『夢色キャスト』。本作に登場するキャストのインタビューを、全3回にわたってお届けします!

『夢色キャスト』

 『夢色キャスト』は、“ミュージカル”と“恋愛”をテーマにした女性向けのiOS/Android用ミュージカルリズムゲーム。プレイヤーは劇団“夢色カンパニー”に脚本家として入団し、7人のキャストとともに劇団を盛り上げていくことになります。電撃Appでは序盤の攻略記事を掲載していますので、ぜひチェックしてください。

 そんな夢色カンパニーに所属するキャストのインタビューを、全3回にわたってお届け! 1回目は朝日奈響也と桜木陽向、2回目は藤村伊織と橘蒼星にお話を伺いました。3回目となる今回は、ブロードウェイ出身のダンサー・雨宮仁、人気ロックバンドの元ボーカリスト・新堂カイト、そして元気なムードメーカー・城ヶ崎昴の3人にインタビュー! 彼らのプロフィールとあわせてご覧ください。

第1回 朝日奈響也・桜木陽向編はこちら

第2回 藤村伊織・橘蒼星編はこちら

雨宮仁(声優:小野友樹)

『夢色キャスト』
『夢色キャスト』

 ニューヨークのブロードウェイで活躍していたダンサー。駆け出しの頃、響也の父に師事しており、訃報を知り帰国。カンパニーに合流した。響也と蒼星の兄貴分で、一歩後ろから皆をサポートする。カンパニーでは振付を担当。

誕生日6月21日
星座ふたご座
血液型O型
出身地北海道
身長181cm
体重69kg
劇団内でのスタッフワーク振り付け、ダンス指導
好きなものブロードウェイミュージカル/旅行/帽子/料理/カエル/長風呂
嫌いなもの炭水化物/納豆/オクラ/蜘蛛/地図を読むこと

【雨宮仁’s Interview】

――まず、夢色カンパニーに入ったきっかけを教えてください。

 俺はもともと、ニューヨークでダンサーをやっていたんですよ。けど、日本でミュージカルを勉強していたころの恩師、朝日奈真先生……響也のおやじさんの訃報を聞いたのがきっかけで、帰国して夢色カンパニーに入団しました。「自分に何かあったら、響也を支えてほしい」って、昔、真先生と約束してたから。

――あなたの夢色カンパニーでの役割は?

 キャストとして舞台に立つ以外に、振付を担当しています。このカンパニーはみんな個性的だから、それぞれのよさが引き立つような振付を考えるんですよ。みんなのダンスが舞台上でビシッと決まった瞬間は、最高にクールで気持ちいいですね。

――演技をするうえで気を付けていることは?

 演技もダンスも一緒なんだけど、とにかく周りと呼吸を合わせることですね。相手役の目を見て、言葉のキャッチボールをして、気持ちを交わし合って……そういうのって何となく、恋愛と似てる気がしますね。

――本番前に緊張をとくためにやることってありますか?

 「あ、今日、緊張してるな」って思った時は、おへその下にある丹田に手を当てて、深呼吸するようにしています。……ああ、違う。もっと上……そう、ここです。

(仁さん、インタビュアーの手を取りおへその下に添える)

 ヨガの呼吸法の応用なんだけど、スーッと気持ちが静まるんですよね。……どうですか? 静まりません?

――わ、私はちょっと……静まらないみたいですね……。

(インタビュアー、耳まで赤面中)

――旅行がお好きとのことですが、その理由は?

 世界中には、いろいろな伝統舞踊がありますよね。フラダンスにベリーダンス、バリ舞踊にタヒチアンダンス。実際、その国に行って、現地の人に踊りを教えてもらうと、もう、目から鱗が落ちるような発見があって、それがおもしろいんです。だから、公演がないときにはいつも弾丸ツアーしています。0泊3日なんて当たり前(笑)

――劇団内で一番字がうまい人はだれですか?

 伊織、と思いきや、ヒナ。陽向ですね。彼はああ見えて、書道八段持っているんですよ。この前なんて、ヒナに俺の座右の銘“真人大観”って書いてもらいました。ロッカーの扉に貼っていつも見てます。ヒナの字は、見てると元気が湧いてくるので。

※真人大観=物事を深くきわめた人は広く全体を見ることができ、判断を間違えないということ。

――最後に、あなたにとってミュージカルとは?

 Fuse of passion、情熱の導火線ってところかな。ありったけの情熱を注ぎ込んで、心の底から本気になれるような作品を、いつか演じたいと思ってます。夢色カンパニーが作り出すミュージカルの中から、そんな作品に出会えそうな予感がするんです。

『夢色キャスト』
『夢色キャスト』

新堂カイト(声優:林勇)

『夢色キャスト』
『夢色キャスト』

 元・大人気ロックバンドのボーカル。幼い頃からピアノに秀で、演奏はもちろん作曲にも才能を発揮し神童扱いされていた。響也の父と因縁があり、突然バンドを解散してカンパニーに入団する。カンパニーでは作曲や歌の指導を行う。

誕生日10月30日
星座さそり座
血液型B型
出身地福岡
身長179cm
体重68kg
劇団内でのスタッフワーク作曲・編曲、歌唱指導
好きなものピアノ/スイーツ/ハンバーグ/スパゲッティ/カレーライス/小動物
嫌いなもの辛いもの/苦いもの/酸っぱいもの/暗いところ/

【新堂カイト’s Interview】

――まず、夢色カンパニーに入ったきっかけを教えてください。

 切っ掛けか……別に、大したことじゃねえよ。バンドじゃやりたいことはやったし、テレビも飽きてたからな。今度はこっちの世界で、見せつけてやろうと思ったんだよ。この俺の才能ってやつを。……それで、証明してやる。あいつらに……。

――……あ、あいつら?

 フン……別に何でもねえよ。 ほら、次の質問はなんだ?

――あなたの夢色カンパニーでの役割は?

 作詞、作曲、編曲。作詞はジュニアたちもやるけど……まあ、最終的には俺が手を入れてるな。

 ミュージカル曲ってのは、バンド時代に作ってたような曲とは、まるきり違う。曲に歌を乗せるんじゃない、言葉に曲を乗せるんだ。舞台を彩るためのすべての要素を、1曲1曲に込める。曲はミュージカルの命だからな。……まあ、俺はその命を預かってるってことだ。

――演技をするうえで気を付けていることは?

 気をつけてること? ……とくにねえな。俺は俺のやりたいようにやってるだけだ。

 まあ、強いてあげるとするなら……どこの誰にも真似できないような、俺にしかやれない演技を見せてやりてえとは思ってる。誰が演じても一緒なんて、おもしろくも何ともないだろ?

――本番前に緊張をとくためにやることってありますか?

 この俺が緊張なんてするわけねえだろ。でもな、劇場には必ず右足から入るようにしてるぜ。左足から入った日は、なーんか調子が上がらねえ。……ま、俺なりのジンクスってやつだな。

――動物の世話がお好きとのことですが、その理由は?

 な、なんで知ってるんだよ!?

――え、ええと……蒼星さんから伺ったんですけど……

 あっ、あのメガネッ……余計なこと言いやがってっ……!

 ……勘違いするなよ。別に好きなわけじゃねえ。ただ、仕方ねえから面倒を見てやってるだけだ。

――確かご自宅には、ヒナタという名前のハムスターがいらっしゃるとか。

 ……そ、蒼星の野郎……どこまでしゃべったんだよ……。確かにうちにいるけど、「ヒナタ」って名前になったのは偶然で……あのチビは関係ねえからな。

 それに、ハムスターが好きなわけでもねえし。たまたま、ペットショップで見かけて……魔が差して買っただけだっ。ほら、この話は終わり、次だ次ッ!

――劇団内で一番怖い人はだれですか?

 メガネしかいないだろ……。蒼星のことだよ。意外だと思うだろ? でもあいつ、公演を成功させるためなら、どんな手を使ってでも客をかき集めたり、スポンサーを懐柔したりしやがる。ニコニコしながらやるから、またそれがおっかねえって言うか。……本心が見えない男なんだよな。

(後ろから、蒼星さん「ちょっとひどいな、カイト……」と苦笑い)

 うるせえ! 人のプライベート暴露しといてよく言うぜ!

――最後に、あなたにとってミュージカルとは?

 そうだな、一言で言えば……「俺が俺であるためのツール」だ。

 ここで何ができるのか、何をしたいのか……答えを見つけたい。そしていつか……ミュージカルの世界でも、俺がNo.1だってことを認めさせてやる。

『夢色キャスト』
『夢色キャスト』

城ヶ崎昴(声優:畠中祐)

『夢色キャスト』
『夢色キャスト』

 元々はプロのサッカー選手を目指していたが、ケガによるトラウマで挫折した。ある日、夢色カンパニーの公演を見て、歌舞伎から転向した伊織の存在を知り、追いかける形で入団。カンパニーでは、身体能力を生かしてアクションの指導を行う。

誕生日11月23日
星座いて座
血液型O型
出身地静岡
身長183cm
体重70kg
劇団内でのスタッフワークアクション指導
好きなものサッカー/焼肉/動物/棒付アイス/お笑い番組
嫌いなもの味が繊細な料理/クジを引くこと

【城ヶ崎昴’s Interview】

――まず、夢色カンパニーに入ったきっかけを教えてください。

 オレ、子どもの頃からサッカー選手目指してたんですけど、ケガしてサッカー続けられなくなっちゃったんです。で、リハビリしながら読んだ雑誌に、たまたま夢色カンパニーの記事が載ってて。

 公演を見に行ったら、舞台で輝いていた伊織に触発されたんです。歌舞伎の御曹子が、ミュージカルなんてすっげーって思って! その日のうちに響也さんに、入団させてください! って頼み込んだんですよ。

 いつか、伊織みたいな役者になるのがオレの夢です!

――あなたの夢色カンパニーでの役割は?

 体力には自信があるんで、大道具さんと協力して、舞台セットをよく作ってます。

 それから、もともとバク転とかアクロバットっぽいことが得意なんで、アクションの先生の所にたまに通って、そこで教えてもらった技をみんなに教えたりしてます!

――演技をするうえで気を付けていることは?

 オレ、まだ芝居始めたばっかりだから、よくわかんないんですけど、とにかく大きな声で、元気にやるようにしてます! お客さんも元気になってくれたらいいなーって思って。

 いつか伊織みたいに上手くなれたらいいんだけどなぁ……。

――本番前に緊張をとくためにやることってありますか?

 楽屋でモモ上げ100回! とにかく動いて、頭を空っぽにするようにしてます。

 それでも緊張する時は、手のひらに人って3回書いて、飲み込んでます!

――昴さん、それ「入」って字ですよ……。

 えっ!? あっ、間違えてた!!(恥)

――肉がお好きとのことですが、その理由は?

 稽古がハードだから、とにかくハラが減っちゃうんです(笑)。そういう時はガッツリ、肉っすよ!

 焼肉、牛丼、ステーキ、とにかく肉ならなんでも好きです。あ~、そんなこと言ってたら、猛烈に肉食べたくなってきたぁ……!

――劇団内でちょっと乙女だな~、と思う人はだれですか?

 乙女? それならもちろん、脚本家の……

(通りかかった伊織さんが「役者の中でって意味だ」と、ポツリ)

 ……あっ、そういう意味か! サンキュ、伊織! あはは、すみません、誤解しちゃって……。

 ええと、それなら響也さんです。何ていうか、ロマンチストなんですよね。星が好きだったり、カフェでアイスティー飲むのが好きだったり。でも、それでいてやるときはガッとやるんですよ、響也さんは。そういうギャップも含めて、かっこいいですよね。

――最後に、あなたにとってミュージカルとは?

 新しいフィールド、新しいピッチです。今まではサッカーに命をかけていたけど、これからはミュージカルで、サッカーをやっていた時みたいに……いや、それ以上に輝いてみせます!

 オレはまだまだ未熟者だけど、これからもいっぱい練習して勉強して、お客さんの声援に応えていきたいですっ!

『夢色キャスト』
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