2015年10月13日(火)
『World of Warships』リアルイベント“進水式”が開催。『蒼き鋼のアルペジオ』コラボ新情報も公開
ウォーゲーミングジャパンは、同社が運営しているオンラインゲーム『World of Warships』(WoWS)のリアルイベント“World of Warships 進水式”を10月12日に開催した。
World of Warships 進水式は、同社がチャーターしたクルーザー“OCEAN BLEU”上にプレイヤーを呼んで行うリアルイベント。昼、午後、夜と3部に分けて行われた。また、その後には関係者を呼んで行う“メディアの部”が開催。その様子をお届けする。
▲進水式が行われたクルーザー“OCEAN BLEU”号。 |
船内には戦艦の“大和”を模したケーキや軽食が用意されており、ゆったりとしたムードで横浜港クルーズを楽しむことができた。
▲大和を模したケーキ。後ほど参加者に振る舞われた。 |
▲『WoWS』のカップケーキ。 |
また、2階部分には10月19日に実装予定のドイツ巡洋艦やソ連駆逐艦を操作できる特別バージョンのPCが設置されており、実装前の艦を体験できた。ちなみにテストサーバーではなくて一般プレイヤーと同じサーバーでの試遊だったため、「何だこの艦は!?」とチャット欄が盛り上がる場面も。
▲実装前のドイツ艦やソ連艦が遊べる試遊台。 |
▲Tier10の巡洋艦“Hindenburg”。ドイツ巡洋艦の性能は全体的に日本とアメリカの中間にあるように感じた。 |
▲しばふさん作画によるイラストのPOPも展示されていた。 |
アジアサーバーでのプレイ人口は約30万人
船内では、アジアプロデューサーの柳沼さんによる『WoWS』の現状報告と今後の展開、『アルペジオ』コラボの新情報が公開された。
柳沼さんによると、アジアサーバーでプレイしているプレイヤーの数はだいたい30万人程度で、日本人プレイヤーの割合はそのうちの3~4割ほどだという。なお、ウォーゲーミングのタイトルと言えば『World of Tanks』も有名だが、2作品をプレイしている人はそのうちの3~4割ほどとのこと。
柳沼さんがおすすめする艦艇という話題では、Tier5~6であればアメリカ巡洋艦や日本の空母を挙げた。またTier7では日本の重巡洋艦“妙高”を推していた。
『WoT』ではiOS/Android版として『WoT BLITZ』がリリースされているが、『WoWs』のモバイル版については検討中とのこと。ただ、『WoWS BLITZ』というタイトルにはならないとか。
『アルペジオ』コラボは12月くらいまでには実装を予定?
劇場版も公開され、実装への期待が高まる『アルペジオ』コラボについては「12月あたりまでには実装できるようにがんばりたい」との発表があった。
艦艇としてはまず、霧の艦隊から“コンゴウ”、“ハルナ”、“キリシマ”、“ヒエイ”の実装を行うとのこと。タカオについても実装を予定している。これらの艦隊の武器である侵食魚雷も実装を予定。
また、作品に登場する横須賀港を再現した港が実装される他、メンタルモデルを艦長として用意。ボイスの実装も予定している。なお、これらの艦隊が使用できるモードと、通常の艦隊が使用できるモードは切り替えられるとのこと。
■『WoWs』『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』コラボトレーラー
日本語ボイスや重巡洋艦“利根”の実装など
今後、『WoWs』で実装を予定している要素としては、艦長の日本語ボイス化や港グラフィックの実装、新たな艦として重巡洋艦の利根の実装などの発表が行われた。
艦長の日本語ボイスは、基本的に渋めの声を採用している。これは艦長というイメージに沿ったものだとか。オリジナルの港としては広島・呉をイメージしたものなどを予定しているとのこと。
プレイヤーからの要望が多い“夜戦”については、10月3日に掲載した『WoWs』インタビューでも語っている通り、「遊べるようにするバランスが難しく、そのままだと敵が見えないまま戦いが終わることもある」とのこと。ただ、現在でも調整が行われているようで、今後の展開に期待したいところだ。
10月19日にはドイツ巡洋艦とソ連駆逐艦のツリーが実装予定だが、時期は明かされなかったものの、重巡洋艦“利根”の実装も予定しているとのこと。前方に4基の主砲を搭載しており、難しいけどおもしろい艦艇に仕上がっているとか。
▲前方の甲板に4基の主砲を搭載する利根。史実上では最上型の次型の巡洋艦ということでTier8~9あたりに位置するものと思われる。 |
声優の小松真奈さん、鍛代ふみかさんがドイツ&ソ連艦を体験!
2階に設置されていたドイツ&ソ連艦実装バージョンをTGS2015の同社イベントなどに参加していた声優の小松真奈さんと鍛代ふみかさんが体験。
メディアの部に同じく参加していた声優の白石稔さんからの指導のもと、ドイツ巡洋艦を操縦する小松さんは、なかなか定まらない射線や時に陸地に激突しながらも終戦まで生き残り、勝利していた。
続いて、駆逐艦好きという鍛代ふみかさんがソ連の駆逐艦を使用して参戦。普段からプレイしているという様子が非常にわかる戦いぶりで、白石さんからの「どんどん突っ込んでいくねえ」という声をよそに、中盤までほぼ無傷で敵艦を撹乱していた。
▲Tier5のソ連駆逐艦を使い、戦場へと赴いた鍛代さん |
▲敵艦を撹乱しつつ魚雷をまき、的確に攻撃をしていく。 |
魚雷を発射した海域に味方艦が入ってしまい沈めてしまうという「魚雷あるある」もありながら、こちらも終戦まで勝ち残り、さすがの腕を披露した。
9月17日の正式サービス開始以後、順調にプレイヤー数を増やしている『WoWs』。本作は、撃沈されても手軽に次の試合が開始できる、手軽なオンラインゲームである。昨今ではよく聞く日本の軍艦も数多く実装されているので、艦隊に興味を持った人は一度触ってみてはいかがだろうか。また、電撃オンラインでは『WoWs』の特集ページを開設中だ。こちらも合わせて見てみてほしい。
▲お昼からずっと船に揺られ続けたコンパニオンさんたちもお疲れ様でした。 |
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