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2015年10月19日(月)

『LoV3』Ver.3.309の情報をどこよりも早くお届け! 修正されたアビリティの数値なども掲載

文:電撃ARCADE編集部

 スクウェア・エニックスが贈るオンラインマルチ対戦型トレーディングカードゲーム『ロード オブ ヴァーミリオン III(以下、LoV3)』。

 電撃ARCADEゲーム編集部がお届けするコラム記事第75回では、明日10月20日にバージョンアップするVer.3.309 の情報をどこよりも早くお届けする。今回は、たつをが修正内容の数値なども可能な限り調べて、インプレッションとともに掲載! 明日以降の『LoV3』プレイのための参考になれば幸いだ。

アーツとアビリティで23カ所のバランス調整が行われる

 Ver.3.309へのバージョンアップでは、使い魔のアーツとアビリティで合計23カ所の調整が行われる。23カ所とはいえ、対象となる使い魔はかなり多いため、流行の変化は確実に起こるだろう。

【使い魔のアーツ関連】

調整方向 アビリティ名 修正内容 対象使い魔

エミールビーム

効果範囲を上方修正

実験兵器7号

ウォー・クライ

効果値を下方修正

水虎

【使い魔のアビリティ関連】

調整方向 アビリティ名 修正内容 対象使い魔

タイプアップA

効果値を枚数に応じて変更

※1に掲載

タイプアップD

効果値を枚数に応じて変更

※2に掲載

フレアスター

周囲へのダメージを上方修正

クジャ

レイブンクロー

固定ダメージを上方修正

レイブン

にげる

移動速度上昇値を上方修正

サボテンダー

タイプブースト

移動速度上昇値を上方修正

ラドン

フレンドアップA

効果値を上方修正

風神、ハイド

フレンドアップD

効果値を上方修正

雷神、ジキル

サクリスピードW

移動速度低下値を緩和

ミミララ・レイア

リジェネ(覚醒)

効果値を上方修正

イージス、ラグナロク、ミカエル

マナアップW

効果値を上方修正

アガズキン

タイプアップT

効果値を上方修正

リリス

魔蝶貴婦人

移動速度上昇値とカルマ減少時間を上方修正

グレモリー

殺菌殺菌ー!

固定ダメージを上方修正

竜胆しづね

サルーインソード

効果値を上方修正

サルーイン

マインスターの血統

防御力上昇値を上方修正

久遠寺有珠

キルブーストW

効果時間を上方修正

ツトゥーグァ

ジオダイン

固定ダメージを下方修正

鳴上悠

女王乱舞

攻撃力上昇値を下方修正

イセリア・クィーン

EXオルギアモード

移動速度上昇値を下方修正

アイギスEXO

奥義・大極輪

攻撃範囲と回復量を下方修正

エステル・ブライト

※1:グロウベック、武則天、ペルーダ、クラウソラス、アバドン、モルドレッド、ペルセウス、カンヘル、青龍、フィンガル、ミューフ、アクアキング、ヴィーナス、ゲーデ、黄泉神、ジルボルド、サロメ
※2:ペルーダ、モルドレッド、黒獅子、ペルセウス、ラケシス、クロートー、カンヘル、ガープ、青龍、オーベロン、フィンガル、ミューフ、アクアキング、ヴィーナス、ゲーデ、黄泉神、ジルボルド、サロメ、ゴモラ

各アーツ・アビリティの詳しい修正内容とインプレッションも掲載

●エミールビーム

『ロード オブ ヴァーミリオン III』
『ロード オブ ヴァーミリオン III』
▲広い……。Re:2を思い出してきた……。

●ウォー・クライ

『ロード オブ ヴァーミリオン III』

 射程はユニット1体分ほど延長、といった感じでした。ウィーク系などのアビリティをもったマジシャンの射程距離が延びるのは強力でしたから仕方ないですね。

●タイプアップA/D(戦場にいる自身と同じタイプの自ユニットの数が1/2/3/4/5/6のとき+15/25/30/40/50/70→+15/25/30/40/60/65)

 1体目~4体目は変更なし、最大値が-5されているものの、5枚目の数値が10上がっています。注目すべきは、5体目と6体目の数値が5しか違わないということです。5体でも十分な上昇値を見込めるようになったので、無理せず同一タイプでデッキを埋める必要はなくなり、タイプデッキの苦手な序盤をしのぐ使い魔や、デッキに足りていないジョブの使い魔を補うこともできるようになりました。

 今までのように固定された使い魔しか選べないのではなく、幅広いデッキ選択が可能になったのではないかなと!

●フレアスター(約ATK50相当のクリティカルダメージ)

『ロード オブ ヴァーミリオン III』

 攻撃した対象にもクリティカルダメージが入るため、数値以上に2回の攻撃で倒せる使い魔が増え、40コストアタッカーの選択肢に入るようになるかも? ただし、たとえタワーを攻めていようとも、周囲に与えるクリティカルダメージだけで使い魔を倒せるような火力は出ないので注意したいところです。

●レイブンクロー(追加ダメージ+10→+15)

『ロード オブ ヴァーミリオン III』

 慎重だなーと思いつつ、レイブンは現状でも使われていないわけではないので、上方されただけ御の字ですね。

●にげる
●タイプブースト
●サクリスピードW

『ロード オブ ヴァーミリオン III』 『ロード オブ ヴァー  ミリオン III』 『ロード オブ ヴァーミリオン III』

 速度に関しては目測でしか測ることができなかったので、少しあいまいになってしまうのですが、1つの基準として、現状かなりの速度上昇値を誇るパーシヴァルの“聖杯の詩”とくらべ、“にげる”は“聖杯の詩”より速く、“タイプブースト”は“聖杯の詩”よりやや遅い、という結果になりました。少し前に修正された“タイプアップW”と合わせて、超魔デッキの復権などもあり得るかもしれませんね。

 ミミララ・レイアに関しては、やはりパーシヴァルとの併用といった感じになるのかなと思いつつ、“聖杯の詩”を使用すればしっかりアタッカーに追いつくことができるのでこちらの復権もあるのかなと。

●フレンドアップA/D(+80→+90)

 気づいたらやけくそな数値になってますね(笑)。これ、一時期60まで下がっていたことを考えるとなんか懐かしくなります。しかし、全盛期以上の上昇値になっているため、少し物足りない、と言われていた風雷デッキやジキルハイドデッキももしかしたら輝けるかもしれません。(ジキルとかDEF260ですからね!)

●リジェネ(覚醒時)(1秒につき+2→1秒につき+3)

 今は火力が高い使い魔が多いため、1変わったところでどうなんでしょうか? といったところが素直な感想です。

●マナアップW(それぞれマナ5/30/60/90/120のとき+20/40/60/90/110→+30/50/70/90/110)

 最高値が上昇したというわけではなく、マナがたまるまででも戦えるようにといった形の修正のようです。天敵であるインデックスが少し前に修正されたことや、人獣の中コストの充実もあり、また暴れられる時代が来るかもしれません。

●タイプアップT(ATK・DEFともに+10→+15)

『ロード オブ ヴァーミリオン III』

 チルルとルティア双方がいて、数値としては10上昇しています。リリスの数値は前からスゴイため、リリス自体はけっこう強力なのですが、どうしてもワントップという形になりがちです。しかし、魔紅星は依然として扱いの難しいデッキではあるのかもしれませんが、根強い人気があるので使い込んでいる人には嬉しい修正となりそうです。

●魔蝶貴婦人(カルマ減少時間15秒に1つ→20秒に1つ)

『ロード オブ ヴァーミリオン III』

 グレモリーのチェンジ後のアビリティである“魔蝶貴婦人”。速度がかなり上昇しており、現在のカルマ2で以前のカルマ4に匹敵するくらい速度が上がっていました。4つのときは、アタッカーより少し速いくらいの速度です。

 カルマをためるという行為に時間がどうしてもかかってしまいますが、魔種のもう1つの得意ジョブである、アタッカーの速度に合わせられる使い魔としては重宝される可能性も。

●殺菌殺菌ー!(固定ダメージ3×3→5×3)

『ロード オブ ヴァーミリオン III』

 ダメージは全盛期に戻った模様です。当時は「竜胆しづねさえいればタワーは安定」といった感じの鉄板使い魔でした。しかし、今はコストこそ違うものの、強力なライバルであるエステル・ブライトがいるのでどうなるのか? といったところに注目したいですね。

●サルーインソード(+60→+70)

『ロード オブ ヴァーミリオン III』

 ATK250は、マジシャンへのプレッシャーがスゴイですね(笑)。近しいコストの風神もATK240まで上昇するので、アメノウズメのように単体で強力なディフェンダーを採用したいときのおともに選択される感じになってくるのでしょう。

●マインスターの血統(通常時+20→+30、アーツ時+70→+80)

『ロード オブ ヴァーミリオン III』

 今まで、久遠寺有珠はどちらかというと荒らし系統のデッキより、完成系のデッキに入っているイメージでした。しかし、タワー戦でアーツ込みでDEF210までいけば、けっこう強力な荒らしの選択肢になれるのではないかなと。

●キルブーストW(効果時間30秒→50秒)

『ロード オブ ヴァーミリオン III』

 一昔前はレッドクィーンという強力すぎるライバルがいたのですが、下方されたうえにツトゥーグァ自身の上方もあったため、そろそろ時代が!? 同系統のライバルとしてアセルスがいますが、コストや召喚時のATK寄りの能力値などで超覚醒するまでの戦い方が異なってくるため、棲み分けはできると思います。

●ジオダイン(追加ダメージ+30→+20)
●女王乱舞(+50→+40)
●EXオルギアモード
●奥義・大極輪(回復量+10→+5)

『ロード オブ ヴァーミリオン III』 『ロード オブ ヴァー  ミリオン III』 『ロード オブ ヴァーミリオン III』 『ロード オブ   ヴァーミリオン III』

 猛威を奮った面々ですね。とはいっても使えない、というようなことはまったくないかなと。奥義・大極輪の攻撃範囲は、ほぼマジシャンの射程と同じでした。また、EXオルギアモードの速度は、参考までにアルカナストーンから一番近い自軍ゲートまで15秒、自タワー先端から向かいの敵タワー先端まで11秒、といった感じです。


 以上、Ver.3.309のバージョンアップ情報と、たつをによるインプレッションをお届けしました。

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データ

▼『ロード オブ ヴァーミリオン III』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■対応機種:AC
■ジャンル:オンライン/カード対戦
■稼働日:2013年8月22日
■料金:1プレイ300円(税込)/コンティニュー200円(税込)
■備考1:初回プレイ時にはスターターパック(500円・税込)が必要。
■備考2:1プレイ終了後カード1枚排出
■備考3:店舗によりプレイ料金は異なる場合があります。

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