2015年10月17日(土)
スマイルブームは、ニンテンドー3DSダウンロードソフト『プチコン3号 SmileBASIC』に関連する最新情報を公開しました。
2016年春にWii Uダウンロードソフトとして『プチコンBIG(仮)』を配信することや、『パックマン』『ギャラクシアン』『ゼビウス』など、バンダイナムコエンターテインメント作品とのコラボも発表されました。
2016年春の配信を目標に、Wii Uダウンロードソフトとして『プチコンBIG(仮)』の開発が発表されました。
USB外付けキーボードによるプログラム入力と合わせて、快適なプログラム開発が可能となるとのこと。TVが使えない状況では、Wii U GamePadのみでの操作にも対応するそうです。
基本的な言語構造は『プチコン3号』との上位互換のため、3DS版『プチコン3号』で作られたプログラムを公開キー経由でWii U版『プチコンBIG(仮)』にダウンロードして、TV画面とGamePadでゲームを楽しめます。
家ではTV画面とキーボードが使えるWii U版『プチコンBIG(仮)』で開発を行い、通勤通学中には3DS版『プチコン3号』を使った作品のデバッグや調整をすることなどが可能です。
また、Wii U版『プチコンBIG(仮)』専用の画面モードと命令についても、追加が予定されています。最大800×480ドットの高解像度表示に対応し、素材画像エリアも1024×1024に拡張され、WiiリモコンやGamePadを使ったWii U用の本格的な作品を開発することも可能となります。
本作の開発状況については、公式サイトで情報を更新していくとのこと。
バンダイ・ナムコ統合10周年記念企画として進められているバンダイナムコエンターテインメントの“カタログIPオープン化プロジェクト” と、『プチコン3号 SmileBASIC』のコラボが決まりました。
“カタログIP”とのコラボにより、『パックマン』『ギャラクシアン』『ゼビウス』などのカタログIPを使った二次創作ゲームを『プチコン3号』上で開発できるようになります。
コラボ対応に向けて、次回のアップデートで“追加コンテンツの購入”機能が追加されるとのこと。
初回は6種類のカタログIPのコンテンツ提供から始まり、ゆくゆくは“カタログIPオープン化プロジェクト”として公開されている17種類の対象タイトルを順次配信する予定とのこと。詳しくは、公式サイトでご確認ください。
現地時間年10月15日より、Nintendo of America Inc.(NOA)の運営する“Nintendo eShop”で『SmileBASIC』の配信が開始されました。配信の対象地域は米国、カナダ、メキシコで、販売価格は米国が$9.99、カナダがCA$12.99、メキシコがMEX$158。
国内版の『プチコン3号』の最新版と同内容で、日本のユーザーが公開した作品についても、公開キーを使ったダウンロードで入手可能。今後は海外のユーザーの作品についても公開キー経由でダウンロード可能になるとのこと。
『SmileBASIC』の配信を記念して、ニンテンドーeショップで配信中の『プチコンマガジン』(国内のみ配信)に掲載されている『SOLIDGUNNER』のソースコードが公開されました。
他のサンプルと同様、中に含まれる画像や音楽のリソースおよびプログラムは二次利用可能となるので、プロの開発者が書いたプログラムコードを参考にするチャンスです。
『SmileBASIC』配信を記念して、第4回プチコン大喜利コンテストが開催されます。今回からは海外のユーザーも含めた国際的なコンテストとなります。
応募要項などの詳細については、公式サイトをご確認ください。
『SmileBASIC』をさらに強化するために、専門的な機能についても有償コンテンツ扱いで対応する方針が発表されました。
第一弾は“高度サウンドユニット(仮)”で、。この機能を購入するとMIC端子からの音声について、フーリエ変換による周波数分析やBIQUADフィルタなど独自の処理で加工した後に、波形再生用のストリームへ流すことが可能となります。
BASIC上でソフトウェアシンセサイザーやエフェクターのような音に特化したプログラム作成が可能になるとのこと。詳しくは、公式サイトでご確認ください。
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