2015年10月29日(木)
自分だけの傭兵団を育成して、戦略性の高いバトルやオンラインを通じて大規模な“戦争”を体験できる『グランキングダム』。
開発は『グランナイツヒストリー』や『朧村正』を手がけた出口智彦氏、キャラクターデザインはマンガ『探偵儀式』の執筆や、アニメ『BLOOD+』のキャラクターデザインなどで知られる箸井地図氏、サウンド制作は『グランナイツヒストリー』や『朧村正』を手がけたベイシスケイプと、知る人ぞ知るクリエイターが参加していることでも話題になっている。
PS4とPS Vitaでスパイク・チュンソフトから11月19日に発売される本作の魅力を紹介する小冊子が、11月4日より店頭で配布開始予定だ。小冊子はマンガと紹介記事の融合したものになっており、ゲームの内容がわかりやすく解説されている。
この小冊子の内容と見どころを紹介していくのがこの連載企画。今回は第1回に引き続き“傭兵団の編成編”と“クエスト編”“バトル編”をお届けしよう。
ゲームの流れや世界観を学んだら、続いて戦争に向かう準備を行う。そこで最初にするのが傭兵団の編成だ。マンガでは、さまざまなクラスの兵を雇うところから兵の見た目の変更、編成時のポイントを紹介している。
傭兵ギルドでは、新たに傭兵を雇ったり、侵攻時と防衛時で異なる“陣形”を設定したりと、やれることが多い。まずは初期部隊を編成し直すなどして、徐々にカスタマイズになれよう。
▲序盤は初期部隊に好きなクラスを入れ替えるだけでもOK。いろいろなクラスを試して自分好みの部隊にしよう。 |
▲各ユニットのパラメータは、個体差がある。同じクラスのユニットでも能力が異なるため、兵を雇う場合は、より強いユニットを選別する目も重要だ。 |
雇ったユニットは、髪型や色、胴パーツなどを組み合わせて外見のカスタマイズができる。名前も初期ネームが付けられてはいるが、自由に変更が可能。かなり印象が変わるので、個性の出しどころだ。
各ユニットは、4タイプに分類されている。近接タイプは射撃タイプに有利で、射撃タイプは魔法タイプに有利、魔法タイプは近接タイプに有利という関係があり、特殊タイプはこの相性関係には入らないクラスになる。編成やバトル時の参考にしよう。
近接:攻守に優れたバランス型。リーチは短いが、敵の攻撃をガード可能だ。
▲近接タイプのファイターは、片手剣と盾を扱う近接タイプ。攻守のバランスがよく、どんな場面でも活躍ができるのが強み。 |
射撃:圧倒的な射程で、敵を一方的に攻撃可能。しかし、近づかれるともろい。
▲射撃タイプのハンターは、遠距離からの狙撃のスペシャリスト。魔法タイプの詠唱妨害など、射程を生かして戦う。 |
魔法:威力と攻撃範囲に優れた魔法を扱う反面、詠唱には時間がかかる。
▲魔法タイプのウィッチは、範囲攻撃かつ大威力の魔法を扱う。高火力だが、味方に攻撃を巻き込みやすいなど、扱いが難しい面も。 |
特殊:上の3つのタイプに属さない一芸に秀でたクラス。体力の回復ができるメディックや、タルを扱うチャレンジャーがこのタイプになる。
▲チャレンジャーはガスや爆薬の入ったタルを投げたり、設置したりと独特な攻撃をする。ときには自爆攻撃も!? |
敵国に攻め込むときなどに“侵攻”、敵に攻められたときへの“防衛”の2種類の編成をあらかじめ行う。“防衛”時には専用ギミックの配置も可能に。
侵攻:敵陣へと斬り込め!
戦場において最も基本となる陣形。他国との戦争時には通常の4人パーティに加え、最大で2名の派遣ユニットを借り入れることもできる。
▲近接タイプを前に置くなど、斬り込みやすさを重視。 |
防衛:敵を寄せつけるな!
侵攻陣形よりも多様なギミックを配置できるのが特徴。これらのギミックで敵の行動を牽制しつつ、自陣を守っていくのが定石となる。
▲敵の射撃を防ぐ盾などを配置して、守りを堅めよう。 |
本作のプレイでメインの1つとなるのが、各国からの依頼(=クエスト)。マンガでは、傭兵部隊を編成した主人公が、その多彩な内容のクエストに挑戦する様子が描かれている。
本作はオンライン対応のゲームだが、オフライン時とオンライン時で遊べる内容が異なる。オフラインプレイでは、多彩なクエストをこなしながら1人プレイを楽しむことが可能。オンラインでは大陸の各所でリアルタイムに発生する“戦争”に参加する。
クエストをクリアすると報酬が得られるほか、依頼国との関係も深まっていく。また、一部の依頼には時間で更新され、期限付きのものも存在。
▲より報酬のよい国へと寝返ることも可能。効率か、それとも国からの信頼か!? |
キャンペーン:帝国崩壊の謎に迫るメインシナリオ
本作のストーリーが描かれていくモード。新米団長になったプレイヤーを中心に巻き起こる、さまざまな事件……。戦乱の裏でうごめく陰謀と、帝国崩壊に隠された謎とは!?
シングル:各国からの依頼をこなしていく
いわゆるフリークエスト。各国からの依頼をクリアして、金銭やアイテムなどの報酬、評価を得ていく。特定の敵の討伐、砦の防衛など、依頼内容のバリエーションはさまざま。
バーサス:ライバルを制して依頼を完遂せよ!
フリークエストの一種。サーバー上からダウンロードされた、別プレイヤーの部隊がライバルとして登場(COMが操作)。与えられた目標を、先に達成した部隊の勝利となる。
トラベル:自由気ままに各地をトラベル!
クエストとして受注するものの、決められた目標はない自由行動モード。フィールドを探索して、宝箱や資源の回収、モンスターを倒してレベルアップするなど、部隊の育成に最適だ。
傭兵団である以上、避けられないのが敵とのバトル。マンガでは、フィールドの移動とバトルの概要、戦略兵器などについても触れている。
・フィールド
クエストや戦争に参加すると、傭兵団はまず各フィールドのスタート地点へと配置される。フィールドはスゴロクのようになっており、オフラインでは、プレイヤーの部隊が1回行動すると敵も1回行動する。
▲オフラインでは、画面の左上に制限ターン数が表示。この間に目的をクリアしないと失敗となる。 |
・バトル
フィールド上で敵に接触すると、バトルへ移行する。バトルシーンは、3つのラインが存在する横スクロール型のターン制バトルで、画面右下には敵味方の行動順番がアイコンとして表示される。順番が回ってくると、画面下のゲージ分だけ移動を行い、ユニットに登録しておいたスキルを発動させることが可能。また、対応するボタンをタイミングよく押すことで、コンボ攻撃も行える。
▲画面右下の行動アイコンをチェックして、順番が回ってきたユニットを操作。タイミングよく攻撃ボタンを押してコンボを決めよう。 |
・2つの操作方法“テクニカル”&“シンプル”
バトル時の操作が難しいと感じたら、操作方法を“シンプル”に設定してみよう。○ボタン連打でコンボが出せるので、アクションが苦手な人も安心だ。
▲操作方法を“シンプル”にした場合でも、自分の好きな技を設定可能。 |
次回は全世界の傭兵団と大規模な戦闘を繰り広げる“戦争”をはじめとするオンライン要素を紹介。そして箸井地図さんのコミックももちろん、あわせて公開! 発売に向け、しっかり予習しておこう。
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