2015年11月12日(木)
『ディズニーインフィニティ3.0』レビュー。『スター・ウォーズ』の追体験と奥深いトイ・ボックスが楽しい!
映画『スター・ウォーズ』の世界を追体験できる“プレイセット”と、オープンワールドを自由にクリエイトできる“トイ・ボックス”の2つが遊べるPS4/PS3/Wii U『ディズニーインフィニティ3.0』。今回は本作ならではの遊び方や、2つのモードの特徴を紹介していきます。
本作の基本セットである『スター・ウォーズ/共和国の終焉 スターター・パック』には、ゲームディスクのほかに、以下のキットが同梱されます。
『ディズニーインフィニティ3.0 スターター・パック』同梱内容
・『ディズニーインフィニティ3.0』ゲームソフト
・ディズニーインフィニティ・ベース
・アナキン・スカイウォーカー&アソーカ・タノ フィギュア
・“共和国の終焉”プレイセット・ピース
このプレイセット・ピースをディズニーインフィニティ・ベースにセットすると映画『スター・ウォーズ』のエピソード1~3をモチーフにしたストーリーが楽しめます。
プレイセットはスターター・パックに同梱されている“共和国の終焉“以外にも、エピソード4~6をモチーフにした“帝国への反撃”編プレイセット(11月12日発売)に加え、12月18日に全世界同時刻公開される映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のプレイセットが映画公開と同時の12月18日に発売される予定です。
またAmazon限定商品として『インサイド・ヘッド』のプレイセットも12月18日に発売されるので、こちらの展開にも注目です。
フィギュアをベースにセットするとゲーム中で実際に操作できます。スターター・パックには、主人公のアナキン・スカイウォーカーと、ジェダイの騎士アソーカ・タノが同梱されており、この2キャラを使ってゲームを進めていきます。
▲アンロックされているキャラクターはいつでも変更可能。フィギュアごとにレベルやスキルが記録されているので、ゲームの進行に応じて使い分けることができます。 |
その他、オビ=ワン・ケノービやヨーダ、ダース・モールといった『スター・ウォーズ』でおなじみのキャラクターは、別売りのキャラクターフィギュアを購入すると使用可能になります。
▲左からオビ=ワン・ケノービ、ヨーダ、ダース・モール。 |
また、ゲーム内で他の『スター・フォーズ』プレイセット用キャラクターの“チャンピオン・コイン”を手に入れると、各プレイセットをまたいでキャラクターを登場させて操作することが可能に!
例えば、登場作品の異なるダース・モール(共和国の終焉)、ダース・ベーダー(帝国への反撃)などの人気敵キャラクターと映画最新作のキャラクターを共演させるなど、自分だけの『スター・ウォーズ』体験が楽しめます。
『スター・ウォーズ』の世界を追体験できるプレイセット・モード
今回プレイしたのはスターター・パックに同梱されている“共和国の終焉”。最初は主人公のアナキンを選択したのですが、操作性は快適そのもの。複雑なコマンド操作もないので、直感的な操作でド派手なアクションが楽しめます。
▲フォースを使ったアクションももちろん搭載。 |
▲アナキンは前方のギミックを引きつける効果があり、敵のガードを崩したり、アイテムを集めたりといった、映画さながらのアクションが再現できます。 |
キャラクターによって攻撃アクションやフォースの効果が変化するのも見逃せません。アソーカはライトセーバー二刀流による華麗な連撃が持ち味。敵を吹きとばすフォースと組み合わせることで、軽快な立ち回りが可能です。
▲敵を倒してレベルを上げていくとスキルが習得できます。キャラクターによって覚えられるスキルも異なっているので、お気に入りのキャラクターを見つけるといった楽しみも! |
▲宇宙に出れば『スター・ウォーズ』ならではのドッグ・ファイトが展開。銀河を自由に冒険して、さまざまなミッションを攻略しよう。 |
別売りのプレイセットとしてスターター・パックと同時に発売されるエピソード4~6を描いた“帝国への反撃“編は、ルーク・スカイウォーカーとレイア姫のフィギュアが同梱されています。価格は3,800円+税です。どちらのキャラクターもダッシュがなくなった代わりに、ブラスターによる射撃が可能になり、アナキン&アソーカと比べると立ち回りも変化しています。
▲別売りのプレイセット“帝国への反撃”には、プレイセット・ピースとルーク、レイア姫のフィギュアが同梱される。 |
▲帝国軍のダース・ベイダーたちに追われ、ある星へ流れ着いた面々。彼らは星を脱出するのに必要な宇宙船ファルコン号を取り戻すため、資金を稼ぐことに……。 |
▲ライトセーバーで切り上げたあとブラスターで追撃する、といったコンボも可能なルーク。 |
▲ゲームでもレイア姫のおてんばは健在。ブラスターを自在に使いこなし、回し蹴りやアッパーで敵兵士を倒します。 |
映画を追体験するモードということで、原作を再現したシチュエーションやバトルがたくさん用意されています。シチュエーションにあったキャラクターを選択して原作を忠実に再現するもよし、もしアナキンではなくオビ=ワンが戦っていたら……、といったようなifストーリーを実現するもよし。自由に『スター・ウォーズ』を体験できます。
▲映画でオビ=ワンが戦った4刀流のグリーヴァス将軍も登場。ライトセーバーをグルグル回して地面をえぐりながら近づいてくる、といった“芸コマ”な再現にも注目です! |
トイ・ボックスモードで自由自在にクリエイト
トイ・ボックスモードは、好きなキャラクターを使ってオープンワールドを自分好みに創造できるモード。街を作ったり、バトルステージを作って戦ったり、コースを作ってレースを楽しんだり。トイ・ボックス制作を自動で助けてくれるアイテム“クリエイティビ・トイ”なども豊富にあるので、文字通り自由自在に、自分だけの世界を作り上げることができます。
▲課題をこなしていくというミッションなども用意されており、遊びながら作り方を学んでいける。 |
なお、この“トイ・ボックス”モードでは、別売りのミッキーマウスやミニ―マウスといったディズニーおなじみのキャラクターを登場させることもできます。前作『ディズニーインフィニティ』のキャラクターもフィギュアさえあれば登場させられるのです。
▲フィギュアを読みこませれば、ミッキーマウスやミニ―マウスをはじめとするディズニーの有名キャラクターが自分のワールドに登場する。 |
▲レースゲームは乗り物によって性能が変化する。レース以外にもカースタントに挑戦するなど、遊び方は多彩。 |
▲バトルモードでは、通常の戦闘以外にもペイント弾で撃ちあうなど、ユニークな対戦が楽しめる。 |
また、作ったワールドにフレンドを招待して遊べるオンラインモードも搭載しています。その他、ワールドをアップロードすることも可能で、自分の作ったワールドを他の人にプレイしてもらうことや、別の人が作ったワールドをダウンロードして遊ぶこともできます。
『スター・ウォーズ』ファンや、クリエイト系のタイトルが好きならぜひ!
プレイセット・モードは、アクションと『スター・ウォーズ』が好きな人にはたまらない作品。ライトセーバーによるチャンバラやビームのはね返しなど、劇中のアクションが見事に再現されています。
追体験型のストーリーも再現度が高く、名場面や強敵とのバトルなど、ファンには見逃せないシーンが満載。また、ただの追体験には終わらず、敵や別世代のキャラクターを操作&成長させられるなど、自由度の高さも魅力です。
“トイ・ボックス”モードはとにかく自由度が高く、クリエイト系のタイトルが好きな人なら何時間でも遊べるデキ。クリエイトが苦手な人でも、別の人が作成したワールドで楽しむことができるので、ぜひこの機会に遊んでみてください。
どちらのモードも1つのタイトルとしてリリースされて不思議ではないほどボリュームのある内容。『スター・ウォーズ』、アクション、クリエイト、どれかが好きな人なら間違いなく楽しめる作品です。
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